東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

教え子が再び戦場にかり出されようとしている

2013年06月26日 | インポート
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 昨日のブログ子は、「慰安婦」をなかったことにする歴史の修正、抹殺をはかることで世界から孤立する政府の動きを伝えた。
 教育の場でも、この問題は深刻だ。
 昨年、都教委は、「慰安婦」について詳細に記述がされている実教出版の新教育課程『高校日本史A』を、「都教委の考え方とは相容れない」として、学校長に採択させないよう圧力をかけたことが明らかになった。その結果、前年に6校が使用していた実教出版の『高校日本史A』は現場からの「希望がなく」、採択ゼロという結果になった。
 昨年、都知事になった猪瀬氏は歴史認識についての発言は控えているが、副知事時代に「兵役」などはインフラが足りないが、「学校の先生と体育館があれば(できる)」「クーラーの効かない体育館に泊まらせればいい」と発言。それを受けて都教委は「宿泊防災訓練」を計画し、内容の例示として「自衛隊との連携」や戦前の「教練」並の「集団訓練」を示した。
 生徒たちの日常に、自衛隊や集団訓練が入り込んできているのはなぜか?まるで、将来の戦争国家への準備が動き出しているかのようだ。
 安倍首相の教育再生は戦争国家体制に突き進んでいるが、「慰安婦」強制否定論と戦争国家への準備は、軌を一にしている。
ミヤコワスレ



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