イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

夏の川で雨の釣り

2009年08月10日 | 釣り師の独り言
日曜日は朝5時半起きで、田圃の草刈作業。
前日の気温30℃オーバーを踏まえて、涼しい早朝にはじめた。
これが大正解!朝の気温17℃の中、草刈機のご機嫌も良く作業は
サクサクとはかどり、7時には作業を終えた。
天気は曇りだったが、午後から雨の予報も出された。
この気温なら、川も大丈夫だろうと読んで、午後8時出発で気仙
川の支流矢作川を目指した。

種山高原から大股を経由し山越えで矢作川に入ったが、峠には霧
がかかり「やませ」模様の小雨が降っていた。
しかし、矢作川の水はまさに透明で深みでも底を泳ぐ魚が見える。
気温も低く長袖のレインウエアを着ても暑くない。
コンディションは抜群だったが・・・魚の出はかなり渋かった。
場所を変えても出る魚はチビ山女魚ばかり・・・・。

その上、絶好のポイントには地元の餌釣りのオジサンが陣取って
いて当分あがりそうもない気配だ。
それならば・・・と川を替ええようと坂本川に移った。

坂本川は、一週間前に息子と二人で入ったが、増水で釣りになら
なかったが、その日は理想的な水量で僕もかなり期待した。
魚の匂いも濃くて大漁の気配があったのだが・・・
フライを追っては来るが・・・食わない。
なんとかそこそこサイズの岩魚2尾と山女魚を1尾をキープした
ところで竿を納めた。
時間は午後2時を過ぎたあたりだったが、それ以上粘っても
イマイチのような気がした。

その夜は、遅く帰ってきた次男を待って「岩魚の骨酒」を作り
長男を交えた三人で美味しく頂いた。
毎年の事ではあるが、やはり八月の渓流釣りは色々と無理がある。
様子を見ながらではあるが、九月のラストスパートに期待しよう。
岩手の渓流が禁漁になるまで、後50日・・・・。