イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

サボテンの花が咲く頃

2009年05月26日 | 釣り師の独り言
78歳になる母親が育てているサボテンが花を咲かせた。
なかなか綺麗に咲いたので、庭のテーブルに置いて写真を一枚。
気がつけば庭の雑木もかなり茂ってきた。
6月になったら少し剪定してあげないといけないようだ。

そんな日曜日、午前中は家の裏の畑に枝豆を植えるために、
トラクターで土を起こした。畑まで久々にトラクターで一般道を
走ったが、車とはかってが違いやはりちょいと怖い。
畑とはいえそんなに広くも無いので、ものの1時間で作業を終了。
毎年、近所に我が家の枝豆をおすそ分けするのだが、これがかなり
評判が良く、昨年あたりからは売ってほしいという声も出てきた。
確かに僕も我が家の枝豆は粒も大きくて美味しいと思う。
夏の枝豆が楽しみだ。

お昼もそこそこに、夕方まで釣りをしようと近場の川を目指した。
我が家から車で35分。五輪峠を越えて、奥州市と隣接する遠野
の小友川。相変わらず釣り人は多いが、竿抜けの場所も結構ある
ので、釣れないことはまず無い。

陽の高いうちは大場所で散発のライズを狙ってみたが、田圃に水
を取られ水位も低く、魚の警戒心も高いようでなかなか渋い釣り
になった。先行者が入った後のようにも思えた。
3時に一旦川から上がり、珈琲を炒れて一服。カゲロウのハッチ
を待つ事にした。

空は曇天で午後4時になる頃にはあたりが薄暗くなり、ちらほら
と羽虫が飛び始めた。そこでちょっとした穴場の瀬に入り、#14
のソラックスダンを流すと一発で中型のヤマメが飛び出した。
それから5時半までチャラ瀬のライズを釣り上った。
まだ釣りが出来る時間だったが、晩飯にジンギスカンを予定して
いたので、潔くそこで竿を納め帰路に着いた。
午後6時頃に家に着くと、もうジンギスカンの準備は整っていた。

僕が家に帰って間もなく、最近渓流釣りを始めた次男(23歳)
が釣りから帰ってきた。今日も友達と餌釣りだったのだろうと
思っていたが、・・・なんとその日初めて昔買い与えたフライロッド
でフライフィッシングを試みてきたという。
内心、万歳をするほど嬉しかった。

晩飯の後、キッチンテーブルで次男の初のフライ体験を聞き、
様々な質問攻めにいちいち道具を持ち出して解説した。
基本的な道具立てから糸の結び方やらフライの選び方まで、
二人で酒を飲みながらあれこれとフライの話をしていたら、
いつも間にか大河ドラマの時間になっていた。
今週末は、ようやく東京の旦那が今年初の岩手にくる事になって
いるので次男とは一緒に行けないが、6月になったら次男を運転
手にしてどこか初心者でも釣れそうな川に行こうかと考えている。

あんまり良い事のない昨今だが、僕としては新しい楽しみが出来
たような・・・そんな、ちょっと嬉しい日曜日の夜だった。