toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「偉大なるしゅらぼん」 万城目学

2020年05月17日 | 読書日記
「ホルモー」と同じく、特殊な設定に最初のうちは付いていけないけれど、異常度が三崎亜紀ほどではないのでほどなく理解できるようになる。
いったん理解してしまうと、あとはサクサク読み進められる。

白馬に乗って城内をうろつく女性とか、謎の力を持つ校長先生とか、ユニークなキャラクターが登場するが、設定が特殊なためまるで違和感なく受け入れられる。
ストーリもドタバタ系だけど、安っぽくなりそうなところをギリギリで踏みとどまている感じでうまくまとまっている。






集英社文庫
コメント
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