おはようございます。
このオンラインネットワークコンピューティングの終りの章、第4章は、情報化社会を支える基礎技術、です。その先頭に書かれた一文をコピーします。
『ネットワーク社会は通信コストの低下で自動的にやってくると予想する人も多い。情報化社会は通信技術革新がもたらすと言う考え方だ。しかし、ロープですら、それで首を絞められるし、人を家事から助けられる。性能の良い機械ほど、正しい使い方が大切である。』
詰まらない先頭の文です。4章の項と節を転記します。
4.1.RDBや既存のデータベースと共存する技術は必須。
4.1.1.ミッションクリティカルの質の高い情報
4.1.2.大量のデータを基盤とする事業と共存
4.2.プライバシーとコピーライトの技術課題の解決に大きな市場
4.2.1.パソコンでも解読できるRSA
4.2.2.信頼性を向上する3システム構成のクライアントサーバー
4.2.3.コピーライトの課題に挑戦するネットワークソフトベンダー
4.3.ネットワークのモデルが存在しない新しい世界
4.3.1.生命力が強いTCP/IP
4.3.2.パソコンのOSの違いを吸収する新しいネットワークOS
4.3.4.パソコン対インターネット端末機の最終競争の勝者
シンクライアントかファットクライアントかの議論が当時盛んでした。最終的にパソコンはファットになり、クライアントの主流はスマホになりました。スマホはシンクライアントとも言えるでしょう。大画面表示が必要ならタブレットも選べます。
4章は技術論のような題名が付いていますが、ユーザーの基本課題は教育とモラルにあるとまとめられているように思えました。そうでしょうが、技術課題から逃げたように感じました。もし私が教育とモラルに課題ありと信じていたなら、題名は、COMDEXに見た教育とモラルの課題、とすべきかも。こちらならアプリの話です。面白そうですが、当時は気が付きませんでした。
まだCOMDEXは存在しています。仮想の展示会に生まれ変わり、今も存在しています。正にネットワーク社会の展示会と会議として。体調が許せば、ラスベガスを再訪したいと思いました。
いつか過去の記事をまとめ、ヨイヨイの教育とモラルの話を自費出版してみたいと思います。また新たな野望が生まれました。そのためにも、女子栄養大学で評判の良かった教科書本、新規商品・創造性の開発、に移ります。この本を書いて15年以上、今の私は無職、無責任。相棒のためだけに記録を残したく考えています。
今日はここまでにします。