おはようございます。
愛犬との散歩道の床屋さん。私の1歳上の女性が経営。夫は元役人の早期退職者、会ったことはありませんが、気ままな旅と昼寝が好きと一家を支える彼女が言いました。高齢男性と親戚の女性が店の手伝いをしていました。
愛犬はお店を覗き込むのが好きでした。彼女は愛犬に気が付き招き入れおやつをくれました。遠慮しても愛犬と彼女に勝てませんでした。店が始まる前や休憩中の彼女はコーヒーやオロナミンCなどを毎日飲んでいました。
席は3つ。一番奥の席に柴の老犬が寝ていました。愛犬が初めて店内に入った頃、老犬は近くの公園までゆっくり歩き小をしていました。1年ほどで歩けなくなり、抱っこして公園に行き、お腹をさすられ小をしていました。
彼女は若い時に都心のお店で腕を磨いた、お客に社長や俳優がいてお小遣いを貰った、開店から終わるまで働き、貯金した、でも身体を壊し退職し病気が治った時に北松戸駅前通りができ、お店を始めたと言っていました。
私は5歳の時、嵐寛の角兵衛獅子にエキストラ出演。小中高と俳優の子が多く、叔父が東宝撮影所勤務。円谷監督の子は近所の後輩。姉は北原三枝さんのお店の常連。俳優が身近でした。彼女の松戸市の歴史と映画の話に私は感心しました。
犬が死んだら彼女の話に合わせるのは大変と思い、散髪に行くのを止めました。1ヵ月ほどして彼女と道路でばったり会い、犬が死んだと彼女が涙ながらに言いました。私はついていました。
駅近の浄土真宗のお寺が愛犬の散歩道でもあり、住職がお店の常連、並んで散髪もありました。犬が死んでも住職は来て、彼女は涙ながらに髭剃り。住職が血だらけになり黙っていたと手伝いの高齢者から聞きました。
愛犬の死後2ヵ月でおかしくなり、他のお客でも髭剃りを2度したり、2度洗髪したりするようになり、お手伝いの女性、高齢男性、彼女の夫が相談し、お店を閉めようと決めたそうです。
愛犬の朝の散歩で駅に向かう高齢男性と会いました。老人ホームに入った彼女は介護士に言わず外出しようとするため、鍵の掛かる部屋に入れられたそうです。私が聞いたのはここまでです。
頑張る女性はバセドウ病やリウマチになる恐れがあります。彼女は昔頑張るためにカフェイン飲料を飲み過ぎ、ホルモン異常になり身体を壊したそうです。
愛犬の死から3カ月もせず彼女は酷い認知症になったのは、愛犬の死とカフェインの相乗効果と思いました。随時随所楽しまざる無し。南無大師金剛遍照。
カフェインを
のんで頑張り
鍵の部屋
今日はここまでにします。