創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

個人情報の壁

2017-08-05 04:26:11 | Weblog

 おはようございます。

 この章ではサイバーモール成功のカギは顧客情報の蓄積とまとめています。大データベース解析と同じ。昔からです。顧客情報登録はパソコン通信でも必須でした。顧客のニーズは趣味と封書、消費とは無関係。顧客が買ったサービスを蓄積する必要があると本は言っています。今の通信業者やプロバイダーにも通じるかも。

 要求も課題も分かっていても、ECは広告依存から脱却できません。サイバーモールはインターネットの百貨店です。結局、ECの切り札ではなく、印刷物のカタログ販売とあまり違いはなく、流行った事もないし、流行ってもいません。一部の好き者の範囲です。例えお金でもお金が趣味なのです。ある顧客が好むサービスデータを蓄えるのは容易ではないとしています。要するに解が見えなかったのです。

 結局この本は、ECはオンラインマーケティングになると予想し、ある顧客に何度もサービスを購入してもらうのが必要と言っているようです。即ち、ベンダーに対し忠誠心のある顧客を如何に育てるかが勝負。ある顧客の情報を如何に蓄えるかが勝負と。それが可能になる手段をいろいろ提案しています。しかし、色々な可能性を言うのは、何が切り札か分からないと言うこと。結局そのまま20年、今でも、切り札の解法は見つかっていないのかも。以上、この本の説明から読めることです。

 今の私の考えを以下に付言します。最初にお断りしますが、検討してはいません。たまたま本を再読し、感じたことです。

 私はノビスのユーザーです。個人的に個人情報の登録は最小にしています。クレジットカード利用もしますが、嫌いです。ネットの商品購入は着払いか、窓口受け取り支払いまたは受け取り後のコンビニ支払いを選択します。値段は無視、してくれる業者を選びます。ネットはそもそも真の個人情報保護などありません。インチキやウイルスが潜む世界。マルチ商法もどき。限定期間価格ダウンの甘い言葉に注意です。

 私が好きなのは個人情報のないカード。例えばスイカやWONのような先払いのカード。これが基本と考えています。ECとしては、ID番号と購入履歴の管理。ターンアラウンド処理を簡単に、安価で信頼性あるサービスで実現する、です。そしてカード利用の割引をこまめに伝えます。ここが勝負。AIが必須。システム要求定義は各社ごと。難問ですが、できるはず。

 小型自動車周回販売とオンラインカタログ販売と窓口受け取りサービスを統合したようなサービスかも。生協に近い販売方法かも。でも口座支払いは嫌い。先払いカードで実現して欲しい。生協やコンビニや宅配業者や小型スーパーも実現可能かも。システム開発能力次第かも。ここでやっと笑えました。ギャップは大でした。

 今日はここまでにします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする