創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

イメージ例を発見

2017-07-01 11:36:33 | 小論文

 おはようございます。本の紹介を2節まで終えました。0章の主張が分かってきました。

 当時、編集方針では文章の体裁を決め、論旨構成は決めませんでした。筆者の私はまだkoderaの4項目箇条書きの法則を知りませんでした。主題の言葉から文をずるずる書きました。キーワードを1、2見つけるために書きました。それが0章の目的でした。

 当時、女子大の講義は面白いプレゼン資料を作ろうと心がけていました。女子大生を眠させないためでしたが、数名を除いて、眠っているか、就活が忙しく、休み勝ち。私の教科書に沿い、忠実に説明するのが良いと思っていました。ですから大学のプレゼンも、この本も面白い絵を心がけていました。4項目箇条書きのイメージ化など思ってもいませんでした。

 でも不思議、昨日、イメージ図表が4枚もこの本にも書かれていると気が付きました。講義と募集活動と電子化辞書の仕事で忙殺されていた時期にです。裏に潜む理論など考える余裕はありませんでした。今回初めてイメージ化の手法の初期段階に気が付きました。ブログを書くのは、読者以上に私に利益があります。

 今日の転載は第二段落目からです。なおこの節のキーワードはデファクト標準。『本書はパソコンの最新動向と市場の最新動向を簡明に解説しています。パソコンに関しては新しい業界の標準が次々生まれており、それらの新しい言葉に対する正確な知識が求められます。パソコン市場では、JIS規格の用語集では古すぎます。国際的な標準よりも、デファクト標準が重要になっているといっても過言ではありません。しかし、実際のところは、『ひと時代前のコンピュータの使い方から用語の規格は定義されている』ことが多く、その定義ではパソコンのユーザには若干古すぎ、不適当でしょう。より現代の実務に即して説明された用語集が必要になっています。』この文の問題に絞り込み、課題を説明すれば、良いはじめになりそうです。

 この本の節の第一段落は表題を採用した理由と、背景の説明が多いと感じています。第二段落は筆者が信じている要求条件、すなわち、この節の結論があります。その思いに至った諸条件やその条件と結論との結びつき、すなわち論理展開もあります。盛り込みすぎです。

 一方、第三段落は、容易に導き出されれそうな結論と、結論を知識として利用する場合の留意点が書いてあるようです。ここまで来て初めて気が付きました。この本の文章は私が勧めている小論文や提案書の書き方と違っています。まさに、女子大の教科書ではないこの本が売れたのは中村さんのお蔭だったと改めて思いました。

 なお、お勧めの小論や提案書の書き方は、文頭に結論を書き、起を書き、承を書く、そして結論を短く再度ダメ押しする、です。4段落が基本です。でもこの文章の場合、第二段落だけでこの節の論旨を説明できそうです。箇条書きで検証すべきですが、先を急ぎます。節全部の、3段落転記せず、第三段落目だけにします。4項目箇条書きとイメージ化の主旨は切り捨て、です。すみません。

 今日はここまでにします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする