おはようございます。
ソフト研の初顔合わせの会で、所長が、貴方を望んだのは私ではない、上から押し付けられた、と若手のいる前で言いました。彼は何でそんな言わずもがなのことを言ったのか分かりません。私は彼の言葉でますますやる気が失せ、静かにしていようと考え方が固くなっただけでした。
人は煽てて使えば、木に登る。私はアホ。でも、お前に騙されて木に登るほどお人よしではないよ。私は自分では馬鹿を使うのは上手くなったと思っていました。前事業部長のお蔭で。巧言令色鮮し仁、馬鹿こそ実践のみだからです。
それなら私を彼に推薦したのは、後の任天堂会長、当時のシャープ副社長かな。副社長も祭り上げられ、当時は仕事なし。社長がアホだから、私など仕方なし。所長と妥協、ひたすらゴマすりしよう。後数年だ。せっかく副社長の許可を頂き、編集長が徹夜で編集中の本に集中しよう。出版できないと大変だから。社長と所長の好みにして、シャープの新しい研究開発計画に迎合し、マルチメディア技術用語をたくさん採用しました。所長に下問された質問の答えを校正して使ったから簡単に書けました。
なお、ザウルスで、その後3度ほどお呼びがかかりそうな時がありました。一度目が惜しかった。直属の上司が長かった、私にワープロやファクシミリを企画させた事業部長、後の常務の依頼。シャープの携帯電話成功の最大の功労者だった人の下、他社と協業する話でした。上手く行きそうなときに、突然、その常務がある事件の責任を取らされ、退職金をたくさんもらい、会社を辞めました。私とは無関係の話でしたが、終戦業務が大変でした。当然、携帯端末協業計画は胡散霧消。これ以上記事にできません。
当時のシャープの窓際で本を書くのは、出版ならなおさら、女子大の非常勤講師はさらに、大変でした。今は知りませんが。良くできたと友人は褒めてくれました。私の能力ゆえでなく、中村師匠と後の任天堂の名会長になった元シャープの副社長のお陰でした。南無大師金剛遍照。やっと次から本の紹介に戻れます。
今日はここまでにします。