創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

使いまわし

2017-07-12 04:25:29 | 小論文

 おはようございます。

 情報システム開発の一番大事なことは使いまわしだと、中村洋四郎師匠は言っていました。サブモジュールの使いまわしは誰でもするでしょう。使いまわせるように、最初に作った時に分かりやすいコメント文や説明文を書き足すことが大事になります。

 システム全体を使いまわせたら一番効果的です。そのために要求分析を十分に行い、サブモジュールやサブサブモジュールに分解します。分解は小さいモジュールになるまでします。1つのプログラムがA4の1ページで記述し説明できるまで行うのがシステム開発の基本です。

 プログラム開発言語の歴史はできるだけ言語処理プログラムや基本OSがモジュール化をするようになった経緯と言えるかもしれません。その理想の姿がSmallTalkでした。私が好きな言語でした。SmalTalkは言語処理とOSを含んだシステムです。根幹はオブジェクト指向の思想です。使いまわしができる理想の言語と言えるかもしれません。でも、それほど流行りませんでした。IBMもマイクロソフトもそれまで主流だった言語のオブジェクト化に走ったからでしょう。今は大分進化しましたが、最初は妥協の産物のようでした。大大企業の彼らだから改善を続けられたのでしょう。

 オブジェクト指向は目的志向とも日本語に訳せると思いますが、私はオブジェクトの言葉には目的語も含んだ意味もあると思っています。処理すべき目的語を明確に定義し、それに施す他動詞を記述する言語といえるでしょう。

 プログラム開発は要求仕様の記述を、目的語を明確にして書くべきだ、できるだけ要求仕様書を再利用すべきと私は考えていました。その考えは一般化し適用する考え方は強まりこそすれ、よいよいのロートルになっても変わってはいません。

 今日は、昨日書いた会社への志望資料の文章を大学の志望の文に変換してみます。できるだけ少ない文字の修正でします。できるだけ短時間に10分も掛けずしました。誤字脱字、至らない表現はご容赦ください。再利用の実践例をお見せしたかっただけですので。

『歴史ある貴学の学部は素晴らしいブランドイメージがあります。周辺課題を良く調査し、新しい付加価値をもたらすテーマや研究を追求したいと思い、私は貴学を志望しました。 

 今は変化の激しい時代です。研究開発も時間との勝負だと私は考えています。しかし、先人の研究や仕事の経験も大事でしょう。まず既存の学内の研究を学ばなければなりません。大学の研究でも、今は論文だけでなく特許を出し、世界に向けて発表することが将来社会に出て役立つと考えています。

 今日、大学の研究だけで世界的な実績や名声を得ることは困難であり、仲間作りが大事だと考えています。世界をリードする成果を生むには、自分に確固たる思想があるのも条件と考えています。そして、世界の研究者と友好関係を築くつもりです。

 学内と研究室内の先行研究を調査し、それらを生かし、その先に潜んでいる画期的な研究を発掘することがまずすべきことと私は考えています。よろしくお願いいたします。』

 いい加減にやりました。文字数はカウントしていません。悪しからず。今日はここまでにします。

コメント
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