上海での年越し

今年は正月に日本に一時帰国しないことにした。　春節が1月末にあるので、そのとき帰国しようと思っている。　今年は東日本大震災や福島原発の事故があり日本は一体どうなってしまうのかと思いましたが、なんとか踏ん張っているのはさすがです。　　ドル、ユーロに対して円がこんなに強いのも世界が日本を評価しているからです。　ガンバレニッポン。　
ひとりさびしくお酒を飲みながら紅白で年越しとおもっていたら、テニス仲間で年越しの宴会やることになりました。
２０１２年はいい年でありますように。　よいお年をお迎えください。

家族の絆

先週のインドネシアへの出張は非常に有意義なものでした。うまく話を進めることができれば、この案件を実現にこぎつけることができると思います。会社がこの案件にGOサインを出す可能性が５０％、GOできたとして成功する可能性が８０％　掛け合わせると４０％の確率。まあ結構大きな可能性です。ときどきレポートします。みなさんお楽しみに。　
クリスマスの昼過ぎ小生のアパートでお好み焼きパーティーを開きますとテニス仲間に約束をしていた。インドネシアの出張が一日延びてインドネシアから上海に戻ったのが24日の夜おそくだったので、25日朝からお好み焼きの材料やビイルの買い出しで大変だった。　お好みを焼き始めて間もなく第一陣がやってきた。一度に来られるとお好み焼きの製造キャパを越えてしまうので、時間差で三々五々やって来るようにと小生の方からみんなに頼んだのだった。　第３陣にお持ち帰りのお好み焼きを持たせて見送ったのが午後8時ごろだったか・・・　昼間っからお好みを焼きながら、ビイルやワインや焼酎など飲み続けていたので、最後は何が何だかもう記憶がありません。　そんなわけで昨夜は家族に電話すらできませんでした。　今年の世相を漢字一文字で表すと「絆」だそうです。クリスマスにテニス仲間と飲んだくれて、家族のことを考えもしない。これでは家族との絆が切れてしまうのではないか？！　な～んてクリスマスも終了したつい先ほどふと考えてしまい、次男、長男、カミサン　の順に電話をかけました。　タイミング良く3人とも電話にでました。こんなことはまずありません。
次男に電話し、今何してる？と聞いたら英語の勉強してると。相変わらず偉いやっちゃ。次男は今秋CPAの試験に非常に優秀な成績で合格し、早くも就職の内定を取りました。長男に電話し、いま何してる？と聞いたら、これからスノボに行くので新宿で友達と待ち合わしてると。相変わらずだなあ。。長男は来春から地元埼玉の金融機関で働くことになっています。　カミサンに電話。上海で最高のアテンドしたのが効いているのか妙に機嫌がよろしい。いつになく話がはずみ長電話になりました。（長電話といっても１０分くらいですけどね。）あと愛犬のヒナタくんに電話しようと思ったけれど、多分電話を通した音声では犬は小生が電話をしているとは認識できないと思います。TV画面でもおそらくだめではないかな？？　誰か犬とテレコミュニケーションをとる方法を教えてください。


　　

カリマンタン

というわけで（？）今週は出張でカリマンタン（ボルネオ島）にきています。　


南の島に吹く風はとろけるほど気持ちがいいです。　小生の遠い祖先はきっと南の国に住んでいたのでしょう。　

菊川もこれを了知した。

名器「オリンパスペン」や「逆光強し君」などユニークなカメラを世に送り出し、近年は胃袋を覗く「内視鏡」を開発して世界中何百万人もの命を救っている会社、それがオリンパスである。もしノーベル賞に「人類に貢献した会社」賞があるとしたら、オリンパスは間違いなくノミネートされているでしょう。そんなすばらしい会社が、上場廃止の危機に瀕している。
バブル期の投機に失敗し、その１０００億円以上の損失を２０年以上も隠していたということで世の中を唖然とさせている。　１９８０年代から下山→岸本→菊川と社長交代するが、この損失隠しが受け継がれてきたという。この秘密を知っていたのは歴代社長と他の数人という。　数日前に発表された第三者委員会の調査報告書もそう言っている。　んーなことねーだろーが。そんな嘘がたった数人だけで隠しおおせるものですか！　みんな嘘をついている。調査報告書についての世間での評価は、元社長のウッドフォード氏も言っているように「まあ短期間によくまとめましたね」だ。この報告書も言葉の端端に注意して読まなければなりませんよ。　（嘘はいってませんけどね。）　　
たとえば、　１９９９年９月の時点で当時の監査を担当していたあずさ監査法人が「飛ばし」の事実を掴んでいながらインペイの全貌を明らかにしなかったことに対して　調査報告書は次のように言っている。　

　あずさ監査法人が「飛ばし」の取引ののちに行った監査において入手した時価情報が実態を歪めたものであったとすれば、あずさ監査法人がどの様に監査をしても「飛ばし」の全貌を把握することは困難であったことを否定できない。

否定できない？！　不正経理があったなら、すべてを疑って刑事のように疑問をもつのがあたりまえではないですか？　小生はあずさ監査法人は１９９９年の時点でオリンパスのインペイを知っていたと思います。オリンパスの監査役会も知っていたと思います。少なくとも大きな大きな疑問は持っていたはずです。

そもそも第三者委員会の調査目的は　関係者の個人的な法的責任や経営責任の有無を確定しこれを追求することを目的とするものではない。小生は、　ある程度真実を明らかにするためには、法廷の場で個人の法的責任を徹底的に追及しなければならないと考える。　　コンプライアンス、ソックスなんちゃらいってるけど、まだ甘っちょろいね。　会社の監査役なんてほとんど意味ないし。

　提言。　上場企業が共同で監査役バンクをつくり、監査役を必要とする会社に無作為に監査役を派遣すること。

今回のオリンパスの一件では、個人と会社の関係でも思うところがあります。　またそれは機会をあらためて。ばははい～　

毎日が鍋 part2

ひと雨ごとに秋が深まり先週から上海は初冬の空気に変わっている。気がつけば師走。今年も残り一カ月を切ってしまった。
去年買った電気鍋を出してきてさっそく鍋料理（？）を再開した。これから春まで毎日この電気鍋の世話になる。　週末に大量の野菜を買い込んで冷蔵庫に放り込んでおく。会社帰りに日本の食材店で豆腐とその日の動物性タンパク源（豚薄切り肉、ぎんだらor 鶏肉）を仕入れる。家に帰って部屋着に着かえ缶ビールを飲みながらネギ、春菊、白菜、大根、豆腐、ビーフンを電気鍋にぶち込めば3分後においしい鍋ができあがる。 焼酎のお湯割りを飲みながら一人鍋をつつく。　鍋の後に冷凍保存のご飯をいれて雑炊にするとこれもまたおいしい。　6時半にスタートしてここまで長くて２時間。　TVでニュースを見ながらソファーでつい寝てしまう。 上海の単身赴任の生活　満ち足りている。