蒟蒻

2007-12-31 00:29:35 | 仕事

「蒟蒻」という字を読めますか? 今年最後の週に蒟蒻を加工する工場に行ってきた。 生まれて初めて蒟蒻の玉を見た。 大きな玉は直径が30cmほどもあり打ち上げ花火の玉のようでありました。  蒟蒻玉の写真を撮ってきました。Photo_4

 煮物にしたり、すき焼きに入れるアレです。 最近は健康食品として人気があります。 もうお解かりですね。 蒟蒻の加工工場はついでに見学させてもらっただけで、本来の仕事は豆乳の製造設備の検収立会いだった。 次から次へと袋詰めにされた豆乳が出来上がってくる。 私は昔からモノを作る工場が好きで製造ラインを飽きもせずに何時までもみていた。 商社は種々雑多な商品を取り扱うので、様々な工場をみる機会がありそんなときは楽しい。 泊りがけで設備の検収を終えて、帰りがけに設備テストで作った豆乳パックを段ボール箱に詰め込んでもらって同僚に車で自宅まで送ってもらった。 ダンボール箱をもって家にかえると、妻が「あれっ! また会社辞めたの?」と聞いてきた。 会社を辞めて私物を段ボール箱に入れて持ち帰ってきたのだと思ったようだ。私は全く妻に信用されていない。 そういえば前の会社を首になったのはちょうど去年の今頃だった。 もらってきた豆乳は無菌包装なので、1年間は十分賞味できるとのこと。 しばらく豆乳鍋が続きそうだ。それとも豆乳風呂にしてみようか。 

 


御前崎デビュー

2007-12-16 23:55:53 | 海・ウィンド

今日初めて御前崎にいってきた。もちろんウィンドサーフィンをするためである。 ウィンドサーファーにとって冬の御前崎は、テニスプレーヤーにとってのウィンブルドン、高校球児にとっての甲子園みたいな場所で、ウィンドサーファーなら必ず一度はその海で風をつかまえ波に乗ってみたいと願う ”聖地”なのである。 しかしそこは風が強く、波高く、潮の流れが速いので中級以上のスキルを持たない者にとっては危険な場所でもある。先週 私が長年師事しているインストラクターから初めて”御前崎に一緒に行きませんか?”とお誘いがあり喜び勇んで数人のウィンド仲間と一緒に行ってきた。  実は今日行ったのは御前崎の中では比較的優しい場所だった。しかしそれにも関わらず寄せ来る波を乗り超えて行くのは容易なことではなかった。浜から見ている時はあまり大きな波に見えなくても波に襲われたときはまるで大きな山が崩れてくるようであった。しかし不思議と恐怖心は感じなかった。 スイスイと波に乗せて楽しむどころか、波と風に翻弄されてばかりで苦行のような御前崎デビューだったが、機会があれば是非また行ってみたい。


破戒

2007-12-08 22:56:34 | 仕事

ついに戒めを破ってしまった。 これから起きるであろう事は容易に想像できる。 この私はなんて馬鹿なことをしてしまったのだろう・・・・・ 

 私がいま勤務している会社では、トップから下々までゴルフをするのが盛んである。 トップは平日、休日、公私を問わずゴルフ三昧の日々をおくっている。社長は年間70日もゴルフをするそうだから守屋次官並である。 トップがこんな風だから、社員は皆それに倣ってゴルフに力を入れる。出世の条件がゴルフかいな? とさえ思えてしまう。 得意先にもゴルフ好きな人間が多く、ゴルフ接待は顧客確保の有効な手段であることは間違いない。 そんな業界なのである。 まあ夜の接待に比べればゴルフの方がまだ健康的ではあるが、そもそも会社の金で接待をしたりされたりというのは美しくないと思う。 が・そんな奇麗ごとを言ってみたところで、ゴルフ接待は業務遂行に必要でありゴルフは幹部社員のたしなみなのである。 そんな会社で一人ゴルフをしない”変な奴”で押し通すつもりであったが、ついにその戒めを破ってしまった。 今週地方支店の支店長と一緒に中国と台湾に出張に行った。 そこで待ち受けていたのは取引先によるゴルフ接待だった。 顧客の”厚意”を断りきれなかった。 ゴルフ地獄に落ちてゆく自分が見える。  ああ誰が助けてくれ~~~~~