アメリカのトランプ大統領が世界中の国からアメリカに輸入される物品に一律10%の関税さらに相互関税というデタラメな関税を課すといったが、相互関税は中国以外は90日保留になった。アメリカに反発した中国には100%の関税がかされることになった。これにより世界中の金融市場は大荒れの様相。戦後一貫してアメリカは自由貿易、関税を相互に引き下げる方向で進んできたのにその流れを反対方向に変えようとしているトランプ。さてその狙いは・・・
自由貿易によりアメリカ人は世界中から安くて良いものを買うことで、アメリカ国内の製造業が衰退してしまった。その製造業をアメリカに戻すのだ~ もっといえば、中国に移ってしまった製造業をアメリが取り戻すということだ。しかしそう簡単にはいかないだろう。アメリカで作るとなったら高くなる。世界中が不況になり株価が下落する。トランプを支持しているアメリカの選挙民は物価上昇と株価下落に耐えられないだろう。そして製造業がアメリカに復活するということもイメージできない。
中国もまた困っている。ただでさえ不動産バブルがはじけて経済が停滞しているところこれ以上失業者が増えれば社会不安も起きる。 世界は1930年代に逆もどりだろうか。。
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