また同じかよ

2009-03-11 01:13:14 | 受験・学校

息子達が通った高校では、卒業式で卒業生がクラス単位でコントをしたり仮装したりするのが伝統になっている。 オフィシャルには文武両道が校風の男子校ということになっているが、女学生の気を引くために文化祭で男子水泳部員がシンクロナイズスイミングをしたりするチャラチャラした校風も合わせもっている。 しかし校長はそんなオチャラケは余り好きではないようで、今年の卒業式でのパフォーマンスも節度をわきまえることを条件にしぶしぶ認めたそうだ。 そんな状況の中、昨日の卒業式でうちの次男はピンクのかつらで女装しておまけに胸までふくらませて白雪姫のコントをぶちかました。090311_0012_01  卒業生や在校生にはバカうけ。 卒業式に出た妻によればわが息子が一番目立っていたそうだ。

←そりゃそうだろな。(これがそのいつも愛用しているヅラだ)

 次男のクラスはいつもこんなオチャラケばかりやっていたそうで、ついに昨日は体育教官の怒りが爆発して、白雪姫と王子様が卒業式の最中、裏部屋に呼び出されて説教されたそうだ。卒業証書は辛うじてゲットした。

今日はその次男が受験した大学の合格発表日だった。残念ながら不合格だった。 会社から帰る電車の中で、次男にどう慰めの言葉をかけようか考えていたが、まったくその必要はなかった。 最後までやれる限りのことはやり、本番でも十分実力は出し切ったので落ちても全く悔いはないと言っていたが、そのとおりになった。 サバサバしたものである。 明日から自動車教習所に行くそうだ。 次男は第一志望以外には受験しないといっていたが、長男のアドバイスもあり、直前になって気が変り、他の大学も受験していたのがここに来て役に立った。 次男は第一志望をあきらめその大学に行くそうである。  長男と次男また同じ学校の同じ学部になってしまった。 幼稚園から小学中学高校、そしてまさかの大学まで同じとは。

チャラ男と受験生

2009-02-26 00:41:52 | 受験・学校

チャラ男とは、茶髪にピアスの長男。大学が春休みになったのか 4,5日前にふらっと家に帰ってきた。スキーのかえりだという。 家で2泊した後また別のスキーツアーに行くといって出て行った。 そのスキーから戻ればその次はグアム旅行だと!  まあそんな遊びの金は一銭も出してやらないので、よほどバイトをがんばったのだろう。 落第しなければいいが・・・ そんな馬鹿長男であるが、受験生の弟の勉強の邪魔をしないようにと少しは気遣うようになった。 
 一方わき目もふらずこの半年間受験勉強一筋に頑張ってきた次男は、今日と明日が入試である。 受験勉強も一応明日の朝までで終了する。  合否はともかく、よくここまで緊張感を絶やさず頑張ったものだとわが子ながら感心する。  今日はスウェットの上下といういでたちで試験を受けてきたそうであるが、そして明日はまた色違いのスウェットで行くそうだが・・・
スウェットといってもパジャマのようなもので非常にリラックスして試験が受けられるそうである。 学生服やセーラー服の受験生もいる中で、パジャマとはねー。 なかなかいいセンスしてるよ。 おまえの他にもパジャマの受験生いたかい? と問うたら、全く同じスウェットで色まで同じのを身にまとった受験生が一人だけいて、お互いに見つめ合ったそうである。
 さてもうすぐ長男は2回目のスキーから帰ってくる。次男はあすの受験に備えてもう眠りについている。 そしてわたしは妻と話をしている。 妻はいう 「明日で子供のお弁当作りが最後になるかな~」と


2ppm

2009-01-17 15:52:35 | 受験・学校

今日と明日は大学入試センター試験があり全国で54万人の受験生が挑戦する。 私の次男も54万人の中のひとりである。 全受験生のなかに占める私の息子は約2ppmということになる。 一人の受験生はわずか2ppmだとしても一人ひとりにとって受験は大きなイベントであり、それぞれのドラマがある。 いまこのとき54万通りのドラマが同時進行していると思うとなかなかすごいことである。 受験生のうち現役生の占める割合は79%と過去最高だ。 少子化により大学全入時代に突入したので、浪人は減ってきたということか。

うちの次男は入学試験を受けずに学校推薦で大学に入ろうとしていたが、(そして私は強く反対していたが)あるとき方針を転換して入試を受けることにした。 秋以降憑かれたように勉強するようになり、ご飯を食べながら参考書を読むようになった。 今どの程度の受験準備ができているのか全く知る由もないが、滑り止めを受けずに志望校一本勝負で行くようだ。  私は、次男が受験に失敗して浪人することになったとしても構わないが、息子にはいまどき流行らない浪人をする覚悟ができているのか少し気になる。 まあそんなことくらい自分で考えられる歳になっているが。 さて息子の2ppmのドラマはどうなることやら楽しみである。成功も失敗もa part of the life ただ親として彼のイベントをそっと見守りたい。 

 


大学入試2

2008-02-16 11:56:57 | 受験・学校

今日は息子の自慢話をします。 昨日長男が志望していた大学の合格発表があり見事に合格した。 四谷にあるミッション系の大学で、社会派の(元?)アイドル歌手で現ユニセフ協会大使のアグネスチャンも行っていたことのあるJ大です。 昨年もそこを受験したが実力が伴わず不合格。1年間の受験浪人生活の後に栄冠を掴み取ったのである。 失敗 → 努力 →成功というプロセスを経験できたことは、これからの彼の人生にとって非常に良いことだったと思う。 合格発表は、ネットで受験番号と生年月日を入力すれば、みられる。 昨日長男は予備校の友達と一緒に合格発表をネットで見たそうである。 その友達は不合格で、明暗が分かれた。 「すげー気まずかった」と息子はいっていたが、飛び上がって喜びたいところを、よく他人のことを思いやることができたもんだと少しうれしくなった。 普通19歳にもなれば、そんなこと当然であるが、まあ息子も人並みに成長したなと感じたのである。子育てとは子供の成長を見守ること。 しかし恐怖の入学金・授業料の支払いが待っている。一難去ってまた一難。


大学入試

2008-01-20 15:27:17 | 受験・学校

また今年も入学試験のシーズンがやって来た。昨日と今日の2日間にわたり大学センター試験がある。我が家の長男も今頃は問題と格闘していることだろう。 長男が本命にしている大学は、自前の入学試験を行うので、センター試験はウォーミングアップのようなものに見えるが、その成績が良ければそれだけで入学できる大学もあるのでとりあえず行く先を確保しておくと言う意味においてセンター試験は重要である。 「2浪は許さない!」 と言ってあるので、長男にとっては背水の陣である。もしも滑り止めを確保できれば、余裕をもって本番に臨めるのだ。  昨年までは、ほとんど親子の会話すらできず、(口を開けば必ず親子ケンカになった)息子が何を考えているのかよく判らなかったが、やっと普通に話ができるようになった。 この一年間で学力がついかどうかは、疑問であるが人間的に少しは成長したように思う。 最近は試験を受けずに、推薦で入学したり高校からエスカレーター方式で入学したりする人が多くなっているようだが、入学試験に合格して大学に入ることは、就職、結婚、出産などと同じように人生のイベントであるから、避けないほうがいいと思う。 なぜなら人生にイベントが多いほうがメリハリがあって楽しいからね。 しかし妻からの報告によれば、現在高校2年生の次男は、入試を受けずに大学への推薦入学を狙っている様子である。 親の思い通りにはいかないものである。