やめられない止まらない

2008-07-27 23:23:12 | インポート

世間から7年遅れで、嵐のようなマイ・ブームがやって来た。 とにかく見始めると面白くてやめられない。次々とDVDを借りてきては続きを見てしまう。 私は先週から延べ20時間以上もDVDを見ていることになる。 そのDVDは”TWENTY FOUR” です。 多くの人はもうかなり前にDVDを借りたりTVで見たりしてよくご存知でしょうから、なにをいまさらと思うでしょう。 私の妻もシーズンⅥまで見終わり、シーズンⅦがリリースされるのを待っている。 ”TWENTY FOUR"はアメリカのTV番組で 対テロの政府組織(CTU)の捜査官ジャック・バウアーがテロ集団と戦う話で、ストーリー展開がハラハラドキドキさせる。誰が殺されるか、スパイか意外な展開が待っている。しかしジャック・バウアーだけは不死身である。なぜなら主人公だからね。 この番組がアメリカで始まったのは、2001年11月だそうで、ということは、あの同時多発テロが起きた2ヵ月後である。 物語のなかの大統領は黒人である。 2001年当時はまだ黒人大統領は今ほどリアリティがなかったと思うが、いまや黒人オバマが大統領になるのはかなり可能性が高い。 この”TWENTY FOUR" の放映があったから、オバマが浮上してきたのだろうか?  このマイブームはしばらく続きそうだ。 


教員採用をめぐる汚職

2008-07-20 03:37:01 | 社会・経済

大分県の教員採用試験で、不正に合格した者がいてそのせいで本来合格すべき者が蹴落とされ、金品を贈ったもの、受け取ったものがいるということが発覚した。 発覚したのがタイミング良く今年の採用試験の直前だったので、今回は公正に採用が決められるだろう。 採用にからむ汚職はいかにも有りそうな話である。 おそらく長年の慣習となっていたのだろう。 教員になるためには、賄賂を使わなければならないならば、悪いことだと知りつつ、つい賄賂を贈ることもあろう。 でも先生がカンニングしたんじゃ、子供達に示しがつかない。 採用取り消しになる不正合格者は、運が悪かったと思ってスケープゴートになってもらう他ない。  むしろ日本全国から、同じような不正が次々と暴露されないことが私には驚きである。 果たして大分汚職は例外なのだろうか? 万一そうだとすれば、教員採用試験は、比較的クリーンで公正であるといえる。しかしてそうだろうか? 


エマルジョン燃料

2008-07-11 01:22:27 | 地球環境

洞爺湖サミットも無事終わり2050年までに地球温暖化ガスの排出を今の半分に減らすという方向性が示された。 中国やインドといった人口の多い国が豊かになってゆく過程でエネルギーの消費は急激に伸びる。 エネルギー消費は伸びても地球温暖化ガス(主にはCO2だが)を減らすにはどうすればいいか。 CO2を排出しない風力発電やバイオマスも太陽電池などクリーンエネルギーの利用がブームになっているが、 手っ取り早いのが原子力である。 環境保護グループは原子力が嫌いであるが、地球環境を守る観点からの原子力推進活動があってもいい。 日本だけのことを考えるならば、官民こぞって必死になって原子力発電を安全に稼動させる技術とリサイクルの技術を開発するのが一番効率的である。しかし世界中で原発を稼動させるのはやはり気持ちが悪い。管理がずさんな国や北朝鮮のようにプルトニウムを悪用する輩が出てくるだろうから。 

2,3日前に朝の経済ニュースでエマルジョン燃料の話題を取り上げていた。 これはCO2削減に効果ありそうだなと感じた。 水と油は普通混ざりあわないものであるが、界面活性剤(石鹸のようなもんです)を加えてよくかき混ぜると混ざりあう。 TVで見たのは界面活性剤を使わずにエネルギー転換機能水という活性の水を使う。いかにもインチキ臭く、開発者がこれまた胡散臭い感じであったが、エネルギー効率は飛躍的に上がる。 エマルジョン燃料はなぜエネルギー効率がよくなるかと言うと、油に水を混ぜることで油を完全燃焼させ燃焼温度も低く抑えることができるからだ。 排気ガスにススが混じらず(完全燃焼したということ)排気温度も低い。要は無駄が少なくなるということである。 これはなかなか理にかなっている。なぜエマルジョン燃料が早く普及しないのか不思議である。石油がこれだけ上がったら間違いなく近いうちにエマルジョン燃料が広く使われるようになると思う。