2013年大晦日

2013-12-31 17:24:57 | 日記・エッセイ・コラム
2013年もあと残すところ数時間。 今頃日本で大掃除の手伝いをしているはずが、上海に残る羽目になってしまった。 
 今年は仕事で大きなトラブルがいくつかあり、解決されたものもあるが、来年に持ち越される問題もある。 けっこう苦しい年だった。 
高校時代の同級生が二人亡くなった。 一人はくも膜下出血。そしてもう一人はスキルス性胃がんで。  彼らは60になる前に人生のゲームオーバーをむかえることになるなんて思いもしなかっただろう。 でも時として死は突然やってくる。 その時が来る前にやりたいことはぐずぐずせずにサッと実行に移すのがいい。 来年は午年。小生は人生の節目の還暦を迎える。もうここら辺までくると少し早いがリタイヤしても後ろ指を指されることもないだろう。 仕事の後片付けをちゃんとして来年は上海を離れたいと思う2013年の大晦日。 



富士山は活火山

2013-12-16 03:18:30 | 日記・エッセイ・コラム
ユネスコの世界文化遺産に登録されたことで富士山が話題にされることが多くなっているようです。 
富士山は活火山ということを知ってますか?
 気象庁によると・・
昔は、今現在活動している、つまり噴火している火山は「活火山」、現在噴火していない火山は「休火山」あるいは「死火山」と呼ばれていました。例えば、富士山のように歴史時代(文献による検証可能な時代)に噴火記録はあるものの、現在休んでいる火山のことを指して「休火山」、歴史時代の噴火記録がない火山のことを指して「死火山」という表現が使われていました。 しかし、火山の活動の寿命は長く、数百年程度の休止期間はほんのつかの間の眠りでしかないということから、噴火記録のある火山や今後噴火する可能性がある火山を全て「活火山」と分類する考え方が1950年代から国際的に広まり、1960年代からは気象庁も噴火の記録のある火山をすべて活火山と呼ぶことにしました。    ということです。

富士山というと遠くから眺めることが多く富士山を上から見下ろすことはまずありません。 富士山の山頂は(火山でない)普通の山のようにちゃんと中味がつまっていると思っているのではないですか? 先日日本からの出張者が上空から富士山頂を写真で捕えましたので添付します。 ぽっかり開いた噴火口、まぎれもなく富士山は火山であることを証明しています。 近くは江戸時代に噴火した記録があり、いつまた活動を再開するかも知れません。 もし富士山が噴火すると社会・経済に大変な悪影響を及ぼすことになるでしょうが、本音をいうと、小生の生きている間に一度でいいから富士山の噴火を見てみたい。 
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防空識別圏

2013-12-01 18:27:59 | インポート
今日上海マラソンがあり何人かの知人が参加している。しかし今日の上海のAQI(大気質指数)は 212で中度汚染。Very unhealthy のレベルである。 午前中屋外でテニスをしていたが、なんだか喉がいがらっぽくなり咳が出た。 ひどくなる一方の上海の大気汚染。 今日の北京のAQIは122で上海よりましである。ちなみに日本のAQIの値は 50程度である。 上海の生活ももうすぐ4年になる。上海に長居は無用かもしれない。⇒(今日の上海:晴れているのに霞んでいる)Pict0948

最近中国は尖閣諸島上空を含む地域に防空識別圏を設定した。 中国当局はこの地域を通過する民間航空機に事前に飛行計画を提出するように要求しているが、日本のJALやANAは日本政府からの要請により飛行計画は提出していない。 中国の防空識別圏設定にアメリカ政府も怒っていたのに米国の航空会社Delta,American,United の3社は中国に飛行計画を提出sするという。またアメリカ政府もその提出を容認するという。 けしからんことです。
成田から上海に向かう飛行機はすべてこの防空識別圏を通過しなければならない。たとえば、成田からJALを使って上海に飛ぶと九州を過ぎたころにスクランブル発進した中国空軍の戦闘機の出迎えを受けることになるのでしょうか?  何かの間違いで撃ち落とされでもしたら・・・ああおそろしい。 こんなこと考える人はJALやANAを避けて中国やアメリカの民間航空会社をつかい結果としてJALとANAは困ることになるかもしれない。  小生は日本の航空会社をサポートします。 正月、春節のチケットはすでにANAで手配しました。
ことの善し悪は別にして、中国がその経済力、軍事力に応じて自国の勢力圏を拡大しようとしているのは、自然の成り行きであると思う。