朝ドラ 

2010-11-23 22:24:34 | 日記・エッセイ・コラム

上海に来てからNHKの朝ドラを見ている。中国は日本と1時間の時差があるので中国では午前7時からのスタートとなる。 朝ごはんを食べながら見ることが多いが、寝坊したときはベッドの中からということになる。前作 「ゲゲゲの女房」はよく見ていて、すっかりヒロイン松下奈緒のファンになってしまった。 首都圏に住むサラリーマンが朝ドラを見てから会社に出勤するという人はよほど都心近くに住んでいるか出社時刻が遅いかだろう。 あまり多くのお父さんは朝ドラを見てはいないはずだ。 朝ドラを見ているのはやはり主婦だろう。ならば朝ドラの主役はペヨンジュンのようなイケメンであってもいいはずだが、朝ドラの主役はヒロインと決まっている。 なぜだろう?   現在放送中の朝ドラ「てっぱん」のヒロインも若い女の子(瀧本美織)であるが、もう一人のヒロインは富司純子である。 かつて東映のやくざ映画のスーパーヒロインであった藤純子その方である。富司純子(字だけ変えて フジジュンコというのだとおもっていたら、フジスミコというらしい) 蛇足ながら、かつて小生が勤務していたことのある会社の社長さんのお名前が富司(とみじ)でありました。 
「てっぱん」のヒロインあかりを育てた尾道の家族はあかりとは血縁関係にはない。 あかりを産んだ母親の母が富司純子演じる田中初音である。 ちなみに小生が大学生のとき住んでいたのは初音荘というところでした。実は、産みの親と育ての親、adoption (養子縁組) について思うところを書こうと思ったのですが、夜も遅くなりましたのでまた次回にします。

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TPP

2010-11-07 08:42:03 | 国際・政治

TPP (Tran-pacific partnership 環太平洋経済協定)で要求されるのは例外なしの関税撤廃。 日本にとって工業製品の関税撤廃大賛成だが、国際競争力ほとんどなしの農業は関税がなくなることで壊滅的打撃を受ける。 日本にとって最も重要な農作物であるコメには700%の関税がかけられている。 もし関税が撤廃されると古来から続いてきた日本の稲作はなくなってしまう。 農村の風景から田んぼが消えてしまう。 こんなことでいいのだろうか? と私も思うが・・・・・   日本の稲作はすでに脳死状態、延命装置でなんとか生き残っているが、後継者もなく じじばばがやっているのが稲作農家の実態だ。日本から産業としての米作りが消えるのは時間の問題である。 延命装置を外すのか、それとも時間をかけて死を待つのかだけの違いだ。 どうせ死ぬなら工業を守るために稲作を見捨てるべきである。 グローバルな時代は厳しいものである。   しかしなあ・・・ なにか間違っているような気もする。米作りは日本の文化、田植えや稲刈りも田んぼも無くなってしまう。 生物多様性が豊かな地球をつくっているように地域に根ざした多様な文化は人を豊かにしてくれる。 グローバルエコノミーは人が長い間かけて築いてきた地域の文化を一瞬にして破壊する。 しかしグローバルエコノミーの流れは止めようがない。

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