マネージャー

2011-10-23 22:30:31 | 仕事
マネージャーというと、高校野球のベンチでスコアをつけたり選手の世話をやいたりする真っくろくろに日焼けした女の子を想像しませんか?  
英語のmanageには「やや困難が伴うような問題を、知恵や努力や調子の良さでなんとか解決する、もしくは解決しないまでも問題が顕在化しないようになんとかその場をしのぐ」という意味がある。(!?) 「なんとか」というのがkeyである。。 それでは「なんとか」とはどういう意味かというと「なりふり構わず必死になって」ということである。 manage する人がマネージャー(課長、部長、支配人、管理職一般ときには社長)なのである。 管理職は解決する問題を持たねばならず、かつその問題をなりふり構わず必死になって解決せねばならないのである。 解決すべき問題がなければマネージャーたりえない。 問題形成能力とかいうのはこれのことかい? と妙に納得。 
小生がマネージする会社の売上が急に伸びて運転資金急増、資金ショートになり非常に厳しい状態になっている。小生は成長のタイミング、勢いというのを大事にしているので、資金繰りではかなり無理をしている。会社を大きくするときは借金してでもと思う。。先週 ようやく親会社から融資をうけることが決まったが、資金を手にするまでの約1カ月のあいだ、なんとか凌がなければならない。Manageすることmanagement(経営)とはまさにこういうことなんですね。 真っくろくろのマネージャーが助けにきてくれないかなあ。。。   



岸和田だんじり祭り

2011-10-14 05:37:20 | 日記・エッセイ・コラム
先週の土曜日は天気予報によると風は全く期待出来そうになかったので、次男を海に誘ってウィンドサーフィンを教えた。 初心者が練習するにも物足りないほど弱い風だったが、辛うじて練習はできた。初心者用のでかいボードに小さなセールをつけているので艇は安定している。しかし初心者の次男はまだセールでうまく風を受けとめることができない 。見ていてもどかしい。 早く一人前のウィンドサーファーになって一緒に海原を駆け抜けてみたい。 その日ウィンドサーフィンをした後そのまま次男と一緒に羽田から大阪関西空港に飛んだ。 次男はもう長い間祖母(私にとっては母)に会っていなかったのでだんじり見物を理由に大阪までつきあわせた。久しぶりに孫に会えて母もうれしそうだった。次男もお小遣いをもらえて非常に効率のいいアルバイトができたようだ。
翌日次男と2人でだんじり祭りを見に行こうとしたら、母も一緒に行きたいというので3人で東岸和田駅前で勇壮なだんじり祭りを見物した。だんじり祭りはひとつのまつりではなくそれぞれの町内がだんじりとよばれる山車を引きずりまわす祭りだ。岸和田のだんじり祭りが有名であるが大阪南部一帯のみならず西日本の各所に広がる祭りであることを最近知った。 女、子供、若者、年寄りが一緒になって力任せに山車を引っ張りすごいスピードでコーナリングするところが醍醐味である。非常に危険な祭りと言われている。  山車を引きずりまわして一体何の意味があるのだと思うが、そもそも祭りなんてそのようなもんである。 泉南のガラの悪さがだんじり祭りとマッチして独特の雰囲気を醸し出している。 どーりゃ、どーりゃの掛け声が耳について離れない。来年もまた行ってみたくなる祭りである。



波待ち話

2011-10-06 10:22:52 | 海・ウィンド
波待ち話
水曜日冷たい雨が降っていたが、北寄りの風が吹きそうだったので海にいった。 海に着いてみると思ったほど風は吹いておらず一艇のヨットも海に出ていない。その代わり形のいい波が入っていて20人ほどのサーファーがサーフィンをしていた。その日はサーフィンをすることにした。ショップで初心者用のロングボードを借りて海に出るとショップマスターであり小生のウィンドサーフィンの師匠でもあるYさんがボードをもってやってきた。Yさんによるとサーフィンで一番大事なことはいい場所でいい波に乗ることだという。無闇にパドリングしても逆効果。タイミングよくボードを揺らさないように効率的にスイスイとふた掻きみ掻きするだけでテイクオフできると。マンツーマンで指導を受けるといつになくテイクオフが楽にできるようになった。 サーファーは海で波を待ちながら立ち話をする。 Y師匠によるとウィンドサーフィンもサーフィンも同じだという。あえて垣根をもうけることもない。原動力が風と波の違いはあっても自然のエネルギーと一体になって動きをつくりだすという意味においてはウィンドもサーフィンも同じなのだから。 まだ小生はサーフィンは上手くできないけれど、上手くなるときっと波と一体になるのだろう。ウィンドサーフィンで高速プレーニングしているときは風になった気分がするように。
Y師匠やショップの他のスタッフはみんなウィンドやサーフィンが大好きだ。
好きなことを仕事にしている。 人生の達人である。 


秋の海を疾走 

2011-10-03 16:24:55 | 海・ウィンド
先週の火曜日から日本に一時帰国している。木曜日まで会議に出たり会社関係の人と打ち合わせをしたりした。そして金曜日は久しぶりに湘南の海に行ってウィンドサーフィンを楽しんだ。運よく西寄りの風が吹いてウェイブコンディションに恵まれた。こんな日は平日にもかかわらずどこからともなくウィンドサーファーが三々五々やってくる。そしてみんな幸せな気分になる。土曜日は打ってかわって東よりの風が入ってきて沖まで一直線に疾走。一人で走るのもいいが、仲間と一緒にかっ飛ばすのもまた楽しい。さすがに3日目は穏やかな風でしたが、それでも秋風をうけて静かな海をゆったり走るのも悪くない。やはりこのスポーツは体力の続く限りやっていたい。 今週中国は国慶節の休み。中国に戻るまでの間あと3日は海に出たい。