ひとり暮らし

2007-10-21 01:18:16 | 日記・エッセイ・コラム

女との生活は破局を迎えた。 50を過ぎて始めた女との同棲生活であるがやはり長続きはしなかった。 今は女の幸せを祈るだけだ。

 80歳を過ぎてから田舎のコミュニティーを離れ東国にやってきた母にとって新しい環境は思いのほか高いハードルだった。  昔の元気いっぱいの母をイメージしていたのがそもそもの間違いだった。 日に日に気力体力が衰えてゆく母を見るのが辛く、先週姉を呼び出し母を迎えに来てもらった。 そして今母は元いた場所に戻っている。 電話口の声も若返ったようだ。 買い物に行くのも容易ではないが、気心の知れた隣近所の人たちに世話になりながら、暮らすのが一番良い選択だということがわかった。  さて母がいなくなったら、私がこの横浜のマンションにいる理由がなくなってしまった。 しかしながら、しばらくの間このまま一人暮らしを満喫したい。 

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火の車の国家財政(3)

2007-10-18 00:54:25 | 社会・経済

お金(通貨)とは何か? 少し上等な紙に壱万円と印刷しただけなのに、それを持っていれば買い物ができる。 それは皆が1万円札に一万円の価値があると信じているからその紙切れと引き換えに財やサービスを提供するのである。それはもう信仰に近い。 皆がその円教の信者である限り問題は起きないが、私は近い将来、きっとその信仰に疑問を持つものが出てくるのではないかと思う。 すでに国民年金制度を信用しないものが多数になっている。 また手持ち資産を外貨に換える人が少しずつ増えている。 円通貨が信用されなくなると、急激な物価上昇(インフレ)、円安が起きて、ますますインフレ円安が加速する。 もしハイパーインフレがやってくれば、円の貯金は目減りする。 一方国の借金も目減りする。 おそらく支給される年金も完全な物価スライドとはならずに目減りすることだろう。  もしこんなことが起きれば世の中大変なことになるだろうが、あまり多くの人はそんなことが起きるとは考えていないように見える。 私にはそのことが不思議である。

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火の車の日本国家財政(2)

2007-10-12 00:35:22 | 社会・経済

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは11日、日本国債の格付けを「A2」から「A1」に引き上げたと発表した。福田康夫新政権が財政再建の方針を継続するとの期待や、政府債務の増加が横ばいに転じる見通しを評価した。今回の引き上げで21段階のうち5番目の水準となったが、米英の「トリプルA(Aaa)」などには及ばず、7カ国(G7)の中では最下位のままとなっている。 格付けなんていい加減なもんだと思う。  政府債務の増加が横ばいに転ずる・・・? 政府債務が増加することを前提に、格付けを引き上げると言っているのである。 私には理解できない。 財務省のホームページに「日本の財政を考える」というコーナーがある。http://www.mof.go.jp/zaisei/con_02.html 平成19年度の財政状況は税収57兆円に対して支出は83兆円。不足する25兆円は国債発行で穴埋め。累積国債残高は547兆円。 この状況を家計に例えてみれば・・・ 月収40万このうち15万は借金返済(国債費)に消えてゆく。実際に使える金は25万しかないのに、33万は家計費に。田舎への仕送り(地方交付金)が10万必要で不足の18万は新たに借金。借金は毎月増え続けその残高は4600万にもなっている。 これが日本の財政の状況である。 いまは金利が超低利だから借金返済が15万で済んでいるが、超低金利時代は近いうちに終わり月収のほとんどを借金返済に充てなければならなくなるかもしれない。 どう考えてもこのサラ金地獄か抜け出せそうに無い。 普通ならもうこれ以上借金することができなくなり、自己破産となるのであるが国家の場合はどうなるのだろう。  続きは次回

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火の車の日本国家財政

2007-10-11 01:16:14 | 社会・経済

今回は経済ネタです。昨日の日経朝刊の第一面に「年金実質納付20代前半26%」と載っていた。国民年金保険料の実質納付率は、全年齢層でも、49%にしかならない。(納付が免除されている人や納付を猶予されている人も分母に加えて算出) 若い層ほど納付率が低いということは、これからますます全体の未納率が上昇する。どう考えても 今の制度を維持してゆくのは難しいと思われる。  若い人にしてみれば、将来もらえるかどうか疑わしい年金制度に賭けるよりも、いま使える金は先に使ってしまえといういうことだろう。  もし私が20代のフリーターであり、貯蓄にまわす余裕資金があったとしたら、やはり年金には加入せず外貨預金をするなり金(きん)の延べ棒を買ったりしていたと思う。 続きはまた次回に 

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