母の決断

上海も暑いが日本の猛暑は毎日死人が出るほどだからよほどひどいのでしょうね。皆様熱射病に十分気をつけて生き抜いてください。まだ７月ですから峠越えはこれからですぞ。　　

和歌山の田舎に一人で暮らしている母に時々電話をする。長期の出張で中国に来ているということにしている。　先日しばらくぶりに母に電話したら、来月新しくできる高齢者住宅に転居するということを知った。　必要に応じて食事、医療、介護が受けられるので、私としては安心できる。また転居先は姉の家のすぐ近くでこれもまた安心なことである。そしてまた関西空港の近くでもあるので、出張の行き帰りにちょいと関空に立ち寄れば母の様子を確認できる。　いいことづくめのようであるが、心配なこともある。　母が新しい環境に耐えられるかどうかだ。うまく環境に慣れてくれることを祈るばかりである。

少し情けないのは今回の転居について私には何も相談がなかったことである。いかに頼りにされていないそして実際に頼りにならない息子であるか十分に証明されてしまった。　沈黙を守る妻。　いつも最後には姉に負担をかけ申し訳なく思う。

コメントに対する返事を書きたいのですが、上海からはそれができません。たぶん通信のスピードの問題だとおもいます。　いつもコメントいただいてる方に感謝しています。コメントに返事できなくてゴメンナサイ。　

　

猛暑の夏

上海と日本の天気はよく似ている。　日本が猛暑に見舞われているときは上海も同様だ。　福原愛ちゃんがダウンするほど上海も猛烈に暑い。　でも夏は夏らしくこのくらい暑いほうがいい。　最近オクラをたくさん買ってきて軽くゆでたあとそのまま冷凍にしておきます。ビールのおつまみに凍ったオクラスティックを口の中で溶かしながら食べます。白いプチプチしたオクラの種をグシャとやるときの歯ざわりがなかなかのものです。　ご飯もプラスチック容器に小分けして冷凍にしている。牛肉や豚肉、鶏肉なども冷凍庫に入っている。　ところが、一昨日会社から帰宅し冷蔵庫を開けると様子が違った。　ひんやりはしているが、氷は解けて水になり肉も汁が出ている。　ビールはまだ少し冷えていて飲めなくはなかったがあまりおいしくない。　冷蔵庫が故障したのである。翌日修理にきてもらい今は動いているが冷蔵庫のなかにあったものはビール以外ほとんど廃棄処分となりました。　お陰で冷蔵庫のなかがすっきりしました。　

孫のいなくなる社会

７月９日の日経新聞の片隅におもしろい記事が載っていたので紹介します。　人口変動といえば、少子高齢化や労働力人口の減少といったマクロの変化ばかりが思い浮かぶ。しかし今後見込まれる未曾有の人口変動には日本人のライフコースの劇的な変容がある。世代別の女性のライフコースでみてみると、まず長寿化により現在２０歳の世代では平均寿命が９０歳になり６０歳の世代に比べて９年も長生きになる。　また非婚化や少子化の進展により家族形成が大きく変わる。現在２０歳の世代では４人に一人が生涯に一度も結婚をせず、４割弱はまったく子供を持たず、ちょうど半数が孫をもたなくなると推定される。長寿化と非婚化・少子化が同時に進行することで家族を持たない高齢者が大幅に増える。これまで高齢者の介護や経済的、精神的支援の役割を果たしてきた家族がいなくなる。と。

なんだか奇妙な社会になりそうだ。

近い将来を考えたときでも、増加する要介護老人を介護できるだけのヘルパーさんを確保できるのか？と思う。おそらく介護されずに結果的に見捨てられる老人がでてくるのだろう。そうならないためにも死ぬ直前まで健康でありたいと願う今日この頃。　

畳のある生活

日本では参議院の選挙が近づいているが上海に住んでいるのであまり興味がわかない。おそらく日曜の深夜は選挙速報よりもワールドカップの決勝戦を観ているだろう。海外に住んでいても登録をしておけば日本領事館で投票することができる。そんな面倒なことをしてまで投票する人が果たしているのだろうかと思っていたら、 「投票に行った帰りですよ～」と言って知り合いの方がひょっこり私のいる事務所にやってきた。　Googleの選挙情報サイト「未来を選ぼう 参院選2010」を開いてみると候補者の検索ランキングが出ていた。　トップは必殺仕訳人の蓮舫。　やわらちゃんとか鳩山太郎とかあって第９位に岡崎友紀の名前発見。　まさか・・・と思ったらやっぱりあの　「奥さまは１８歳」だった。　民主党も票集めに必死とはいえいまや５６歳になった「元アイドル」で票は稼げるのだろうか？非常に疑問である。　

私のアパートには前任者が置いて行った畳が２枚ある。「不要なら捨ててくださいよ」といって日本に帰ってしまった。捨てるのも面倒だと思ってそのままにしていたが、最近はその畳の上に布団を敷いて寝ている。　というのもマットレスが安物で寝心地が悪い。妙に柔らかいうえにスプリングがへたって中央部がへこんでいる。こんなベッドに寝られるか！！　（怒）というわけで畳が役に立っている。敷布団一枚では少し硬いが安物ベッドよりはましである。

ワールドカップ

ドイツとアルゼンチンの試合やブラジルとオランダの試合を観ているとやっぱりすごい。こりゃ日本は歯がたたないだろうと思う。岡田監督の目標であったベスト４はなかなかいい線だった。　しかしサッカーの強い国はあまり国力とは関係ないところが面白い。アフリカのガーナが超大国アメリカを撃破したし、パラグアイが日本を破ったり。　だいたいウルグアイとパラグアイが地理的にどんな位置関係にあるのかいったいどれだけの人が知っているのだろうか？　私は両国とも南米にあることは知っていますがそれ以上は知りません。　いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの中国はワールドカップに出場すらできない。中国ではサッカーは人気スポーツで人々の関心も高い。それでもチームは弱い。　これっていったい何なのでしょうかね？　結局今回のワールドカップもベスト４は欧州と南米だけだ。　

しかし４年なんてあっという間だねえ。前回のドイツ大会で日本チームは初戦でオーストラリアに逆転負け。　２００２年の日韓大会では決勝トーナメントに駒をすすめるもトルコに惜敗。１９９８年のフランス大会ではジャマイカにも勝てず予選全敗。　うーむ。歴史を紐解くと今回の成績はかなり高得点かもしれない。デンマークに勝ったのだから。