田代の農家から馬鈴薯を45c/sほど分けて貰った。例年だと10月中旬にはキャベツの収穫は終っていたようだが、今年は未だ切っている。セル苗を使っているらしいが、気候の加減もあったのか、圃場での生育が1週間ほど遅れ、ジャガイモの収穫が先になった、と言っていた。
この農家とも長い付き合いで、20年以上お世話になっている。この馬鈴薯も、殆どが嬬恋から外に出ていくのだが、昔から言われるように、田代産の馬鈴薯は評判が良い。最初の頃は男爵、今はワセシロだが、何といってもコクが違う。
家内など、都会の友達に頼まれ、北海道まで送ったことがある。私も同様に九州まで宅配したことがあるが、やはり、旨いという返事だった。多分、作付けする種類も違うのだろう。嬬恋の馬鈴薯と言えば、田代の男爵が通り相場だったが、ワセシロにも馴染んできた。
今年からJAが馬鈴薯の取り扱いを止めたようだ。キャベツの輪作として馬鈴薯という時代もあったが、キャベツ栽培が大規模になるにつれ、作付け面積は減少してきた。将来が心配になるが、取り敢えず、来年の分も予約した。
今日午前中で畑の後始末を終える予定だ。
今日はノブドウと呼ばれる色鮮やかな実です。子供の頃はウマブドウと呼び、食べると腹を壊すと教えられたが、知人によれば薬草らしい。傷やかゆみに効果があると聞いた。