徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

午後

2020-05-06 17:48:11 | Weblog

 「お湿り」という言葉を改めて調べてみた。「時期・降雨量の適当な雨。乾燥した地面を湿らす程度に降る雨」と解説があった。今日の雨はぴったりではないか。夕方戸外に出ると、くすんでいた風景が一変、例年の五月に戻っていた。

 数時間の雨で、庭のタラの芽が急に伸びた。午後は休養でブログもサボろうと思っていたが、この季節感を発信したいと思いデジカメを持った。ビールケースを足場にして撮った一枚をプロフィールに使います。

 我が家の庭には、新築時に知人がくれた沙羅の木がある。そこにタラの根があったのか、翌年、若木が伸びだした。今では数十本近くまで増え、家では食べきれない。夏は北側の窓を覆い、家内は邪魔にするのだが、私の方は採った直後に鶏糞をまいて、大事に管理している。

 今では、沙羅の木よりタラの木だ。以前はタラの芽など山に入れば簡単に採れたが、今は貴重だ。先日、長女からタラの芽は未だ、と催促されたが、早速送ってやろう。家では土曜日がタラの芽の天ぷらだそうだ。

 ゆったり過ごした午後。