昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

当麻寺の花たち3

2007-05-25 | 歴史・文化遺産
 次に、すぐ西隣りの塔頭「千仏院」を覗く。ここでもお庭を拝見する。

山門の扉に案内と写真が張ってある。華曼草(けまんそう)とは、初めて聞く名前である。5/1にNHKで紹介されたという。その最盛期の写真である。


ケシの仲間で、一見高山植物のコマクサに似ている。別名タイツリソウ。


盛りは過ぎているが、まだ結構咲いている。白の花もある。


扁平な花である。葉はボタンに似ている。


八重のテッセン(クレマチスとも言うが)も盛りを過ぎているようである。


ムラサキツユクサが一本だけ咲いていた。
 この花の雄蕊の細い毛のようなところを、顕微鏡で見ると、一列に並んでいる細胞で出来ている。しかもその細胞の中身の細胞質が動いているのが見える。


名残りのたった一つのボタンが咲いていた。地面に触れんばかりに俯いていた。手で頭を支えて上を向いてもらった。


ここの境内の築山から、国宝当麻寺の東塔が見える。いいアングルである。