昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

祇園の辺り4

2007-05-07 | 旅の風物
 花街宮川町は祇園甲部の南西にあるもう一つの花街である。


ここまで来るとさすがに、観光客は閑散としている。むしろ夜に賑わう街だろう。同じような街並みが続くが提灯の紋が異なる。三つ輪である。


提灯に袋がかかっている。ここのお茶屋の芸妓の源氏名は「春」がベースである。


左:赤い輪が鮮やかな三つ輪の紋は宮川町花街である。
右:だらりの帯姿の娘さんはここで生産される。貸衣装で変身して京都の街を彷徨う。顔の白粉で誰か判らなくなるのも人気の秘密らしい。


宮川町歌舞練場も大きなビルである。歩く女性は本物の芸妓さんの風情が漂う。


ここは東山女子学園であり、技芸学校である。そして宮川町お茶屋組合・歌舞会の事務所のあるところ。

さらにもうひとつの花街

さらにもう一つの花街は、鴨川の西の岸辺に川と平行している路地である。四条から三条まで南北に続いている。先斗町(ぽんとちょう)である。


先斗町の紋所は千鳥の紋である。北の端に近くなると、人並みも途切れることもある。


歌舞練場からぱらぱらっと外に出てきた物慣れた女性達。
 舞妓さんたちの舞台が始まって、ちょっと時間が出来たか、ほっとした雰囲気が漂っている。
 会場から出てきた時に、ジーンズの子に「待ってて呉れたん」と大声で呼びかけている。


狭い路地である。左に見える電柱が面白い。途中で曲がっている。


ここでお知らせです。五花街合同の公演があります。


なお、上七軒の花街は北野天満宮の西側にある。