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古在由秀さん逝去

2018-02-12 23:06:30 | 
今日の朝日新聞、著名人のおくやみ欄に名前を見つけました。

古在由秀さん89歳(こざい・よしひで=国立天文台初代台長)5日、肝不全のため死去。
葬儀は親族で営んだ。喪主は妻美音(みね)さん。

人工衛星の軌道を計算する「コザイの式」を編み出し、人工衛星の軌道の乱れから地球の
形を調べる「衛星測地学」を創始するなど、天体力学の世界的な業績で知られる。
88年に設立された国立天文台の初代台長。
同年から3年間、国際天文学連合会長を日本人として初めて務めた。
ハワイのすばる望遠鏡の建設にも尽力。
97年から群馬県立ぐんま天文台長を務めた。
79年に恩賜賞・日本学士院賞、02年に勲二等瑞宝章。
09年に文化功労者。

その他の業績として天文雑誌『星の手帖』の編集委員及び「星のチロ賞」の選考委員を
務めたことが挙げられる。

季刊天文誌「星の手帖」1978年夏号(創刊号)河出書房新社・刊

1993年2月「第10回星の手帖チロ賞記念授賞式・パーティー」に申し込んだところ、
応募者多数で抽選の結果、招待状が送られてきました。

古在さんの開会のあいさつ

閉会のあいさつ、右から村山定男さん(故人)、大野裕明・星の村天文台長、小尾信弥さん(故人)、
阿部昭編集長、古在由秀さん(故人)、不明
管理人手持ちの古在さんの本

古在由秀 30年間の著作から 還暦記念祝賀出版 1988年4月

月 岩波新書

十番目の惑星 ブルーバックス B262

天文台へ行こう 岩波ジュニア新書

天文台からみた世界 読売新聞社

ほうき星の話 NHKブックスジュニア

天文学者のノート 文藝春秋社

現代天文学講座2 月と小惑星 恒星社

ここ数年、天文界の重鎮たちが次々と鬼籍に入る
ご冥福をお祈りします
合掌

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