6月5日、阿武隈水系研究会の初夏の巡検に参加した。午後、名取市歴史民俗資料館を見学した。
平成30年12月末まで、名取市図書館として利用されてきた当館の土地や建物には、
東日本大震災の後に、カナダ連邦政府、ブリティッシュコロンビア州やアルバータ州、
カナダウッド、(公財)日本ユニセフ協会や(公財)図書館振興財団をはじめとする
支援で建てられた施設が多くあります。
当資料館の整備においては、これらの施設を出来るだけ活かしながら、市の歴史文化の
保存・活用の拠点となる施設として整備しました。当館の敷地(3,871㎡)内には、
1)~4)の4つの建物のほか駐車場・駐輪場、古墳ふれあいひろば、親子ひろばがあります。
1)考古の展示室
2)歴史・民俗の展示室
3)体験学習室
4)ボランティア室
資料館の全景、手前は、古墳ふれあいひろば
雷神山古墳のおよそ1/10サイズの前方後円墳をモチーフとした盛土や遊具がある芝生の広場です。
名取市歴史民俗資料館の入口、右:考古の展示室、左:歴史・民俗の展示室
右:「藤原実方」伝承の地のパネル
近くの市町の主な貝塚、柴田町では上川名・金谷・中居・松崎の貝塚が紹介されています。
熊野三社の紹介コーナー
展示解説者の方に、名取植松道祖神路塔に几号水準点があることを話したら知っていていたので、
増田神社にもあったことを話したら、これについては知らなかった。
東日本大震災時、狛犬の礎石部に几号があったものが倒壊したので撤去された。
管理人から撤去前の写真をお送りした。
また、名取市の三角点を訪ねようと思っていると、点の記をファイルしたものを持ってきたが、
管理人は全て訪ねた旨話した。少し拍子抜けの様子。