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竹ドーム

2017-03-19 22:55:27 | 之波太:柴田

広報しばたお知らせ版2月15日号


上川名地区活性化推進組合で竹の工作教室「竹ドームづくり」のイベントがありました。
昨日、3月18日(土)9時から上川名字梅沢88 能化寺でありました。

昨年秋頃、海老穴の無可有の郷で竹ドームを使った灯り展がありました。
ここ数年、竹を活用した事業に取り組んでいる上川名地区活性化推進組合のKさんに
竹ドームの話をしました。

その成果が今回のイベントです。(竹ドームHPから)
スター★ドームは簡単に作れる竹のお家
スター★ドームとは、竹などの身近な素材を使って作る半球形のドームです。
開発には竹川大介(北九州市立大学文学部助教授)を中心に木下靖子・今田文など
九州フィールドワーク研究会(野研)のメンバーが4年がかりであたりました。
スター★ドームは、誰でもたやすく組み立てられるよう独自の工夫が重ねられています。

スター★ドームの構造と制作時間
スター★ドームの基本形は10本のフレームから構成され、このフレームを3等分した位置で
互いに星形に編むことによってできています。
さらにその星形を取り囲むように、5本のフレームを5等分した位置で編んだ5角形の構造を
付け加え、より強固で安定した美しい構造が可能となります。
制作にかかる作業時間は、竹を割るところから始めても3時間あれば十分です。
すでに用意されたものを組み立てるだけであれば、慣れた人で10分、初めての人に説明
しながらおこなっても30分以内に可能です。作業人数は3名~10名程度で、分業が
可能であるため人数に応じて作業時間は短くなります。
このように非常に短時間で大きな居住空間を作成できるというのが、スター★ドームの特徴なのです。


スタッフがここまで作っていました

参加した子どもがお手伝い

基本フレームにより強固にするため補強フレームを追加します

能化寺(のうけじ)の駐車場が会場です

ほぼ完成子どもが入りました、高さ1.5mほど


今後、組合では、下にブルーシートを、ドーム部にブルーシートを切り張りすることを考えて、
イベント時に使用したいとのことでした

管理人は竹ドームの内側に黒・シルバーのマルチシートを使い、プラネタリウム上映を考えています。
一緒に実行できたらと、思っています。

組合員から聞いた話では、上川名地区に多い孟宗竹はドーム加工に向いていないという。
曲げると折れることが多く、南の方に多い唐竹を使うという。
暖かいので節と節の間が長いのでよくしなるという。
今回は、丸森から唐竹を購入したという。