河北新報10月19日に次の記事がのっていた。
早速、国土地理院HPの10月18日の新着情報をみたところ、
一部の電子基準点の測量成果の公開を停止しました
電子基準点9点の測量成果のうち標高に誤りの可能性があるため、測量成果の公開を停止しました。
電子基準点の測量成果のうち、一部に標高のデータに誤りの可能性があることが判明しました。
該当する電子基準点は下表に示す青森や山形など8県にある9点で、高さ方向に最大約5cmの誤りの
可能性があります。
なお、水平方向についての影響は確認されておりません。
該当する電子基準点では、電子基準点の標高を、誤った位置で測定した可能性があります(下図)。
これらの電子基準点の測量成果は、国土地理院のホームページ上における公開を10月14日に停止しています。
今後、測量成果の誤りを修正し、11月中旬を目途に公開を再開いたします。
電子基準点は、国土地理院が約20km間隔で全国約1300カ所に設置。衛星が発した電波をアンテナで
受信し、電子基準点の位置を緯度、経度、標高の3次元で測定する。位置を解析し、地震の影響調査などに
約立てている。
なお、公共測量等において、下表の期間に当該電子基準点を用いてGNSS水準等により標高等の決定を
行うなど、本測量成果を使用している場合、必要に応じて下記までお問い合わせ下さい。
今後、検査体制の見直し等、再発防止に万全を期して参ります。
電子基準点 宮城・川崎
電子基準点付属標