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ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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台風一過

2011-09-22 13:02:00 | ノンジャンル
こんぬつは。

昨日台風は通り抜けました。

お陰さまでこの地方は、雨も風も強かったですが、被害はなかったようです。

ありがたい。

そして、家を揺らし悲鳴のような音を響かせる風雨の中で、あの人は大丈夫だろうか?この人は何事も無かろうか?と思いつつおりました。

どうぞ、穏やかでありますように。



今朝、台風一過の田んぼを見に行きました。

ひどいことになっていませんように・・・との願いは、はかなかったです。

田んぼのおよそ9割の稲は、見事に倒れておりました。

あぁぁ・・・

一瞬愕然といたしましたよ。

そして、昨年もそうでしたが、間もなくおこなう稲刈りの大変さを予想するのでありました。

(倒れた稲は、稲刈り機でうまく刈れないのだよ)

どれだけ思いをこめようが、丹精しようが、ひとたび台風が来ればこんなもんです。

台風には、あたしたちの思いなんぞ知ったことではない。

それは承知をしているつもりですが、それでも、どうにもならぬやるせない気持ちが込み上げてくるのでありました。

・・・

その時、ふと思った・・・

はて、この気持ちは、どこから来るのだろう?

・・・

ドドーッとなぎ倒されている稲を見て、しばらく考えておりました。

台風は仕方がないです。

その仕方がない台風の出来事に、あたしは何をうらんで、何を思い煩っているのか?

これは、どうにもならぬ。そして、どうにも出来なかった。
(倒れぬような育て方はあったかもしれませんが)

あたしは、せっかく育てたあたしのお米が無事に収穫出来ぬことを嘆き、せっかく育てたあたしのお米が、台風さえなければ手間をかけずに刈り入れられたであろうことを残念がっておりました。

・・・そうなのだ!

どうにもならぬことだと知りながら、それでも愚痴をこぼすあたしでした。

そしてその時、もう一人のあたしが言いました・・・アホ!


田んぼからの帰り道、あたしは意気昂揚しておりましたよ。

それでも稲は実ったぞ!

機械で刈れぬなら、手で刈ったるわい!

今年の新米は、汗の分、また格別うまいぜ!


オタンチンのあたしは、いつもこんな思考をいたします。


来年は、倒れぬような育て方を勉強します。

倒れぬようにと(そして、台風が来ないようにと)、心をこめて祈ります。

来年は、もっとうまく作るぞ~!


あたしという人間は、どうやら幸せであります。