カヨちゃんが来ました

おはよ。

先日のこと・・・

カヨちゃんから突然電話が・・・

「ぴかちゃ～ん、セントレアからまた西表島へ行くから、泊めて～」

そして昨日、野生児のカヨちゃんが一人でやってきました。

相変わらずのルンペンのようなバックパッカーそのままの姿でした。

今回は愛犬のジャックは西表に置いてきたままのようで、ももちゃんは楽しみにしていたジャックには会えないままでありました。
・・・残念！

さて、気の置けぬ間柄でありますので、我が物顔で泊まって下さいますのは結構なのですが、このカヨちゃん、あたしとまったくの正反対の生活リズムであります。
（宵っ張りの朝寝坊・・・本人曰く、低血圧なのだそうです）

その上、この人、とてもよくしゃべる。

普段物静かな我が家に、大音量の壊れたラジオがやってきたようでありました。

飲みながら食べながら、ニュージーランドで織物の学校に２年間通ったという話とか、カナダの人たちにお手製のフンドシを差し上げた所、大そう喜んでくれた話（デジカメの写真を見せてもらいながら）とか、坂本龍一は空気の読めぬアホだったという話とか、それはそれでおもしろいお話でしたが、実はあたしゃ相槌を打つのにも疲れましたよ。

一応お客人なのでそれなりのホスピタリティーを尽くすのでありますが、ついでに言うとこのカヨちゃん、ものすごく口が悪い・・・

「ぴかちゃんは、以前よりも覇気がなくなった。もう枯れたのか？」

とか

「そうやって、精神世界へ逃げ込むのか？」

とか、

あんたは何者なのでつか？

お世辞の一つも言えんのでつか？

と、ほとほとあたしはこの夜、疲れたのでありますた。
（９時に寝たいのに、１２時まで付き合わせるし・・・）

それでも、明けて本日。

午前中の飛行機に間に合うようにセントレアまで送っていきますと、

「日本人の中では、ぴかちゃん、あんたが一番好きよ。」
（ちなみに、今のところ世界中で一番好きなのは、ショーンコネリーだそうです。・・・勝手にしてください）

と言って、別れ際、キスまでされるあたしでありました。

・・・

・・・

・・・すみませんがカヨちゃん

・・・あたしはあなたに好かれたくありません。

むしろ、嫌われたらいいと思っています。

いや、嫌ってください・・・お願いします。

・・・

こうして、我が家には、再び平和が訪れたのでした。
（今日は早く寝よう・・・）