心とほんとの会話屋さん

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財布を落とした際のリスク管理から感じた、好奇心の育て方

2013-12-10 21:26:07 | 本のネタ
 企業活動で耳にすることがある”リスク管理”
 セキュリティや震災などが起きた場合に、どういう対応をするのか事前に決めておく。

 自分自身を企業と捉えた場合、”リスク管理”に相当することがいくつかあります。
 少ない経験ですが、リスク管理をしていてよかったのは、財布を無くした場合の連絡先一覧を書き出していたこと。
 5年前、酔っ払ってカバンを落としたときでも、即座にカード会社・銀行に電話し、利用停止対応をすることができました。

 この事象を振り返ると、リアルなお金だけでなく、電子的な方法でお金に変化できる方法を控えておくことが重要だと学びました。ですので、携帯の電子マネーも該当するでしょうね。


 リスクの観点を”お金”に絞って、財布という限定的視点で考えると上記の通りです。
 ここで一考したいのは、財布以外にも失うことで”お金”のリスク管理が必要になる重要なことがあります。
 それは、自分が死んだあと、自分が管理していたお金がどこにあるのか。ということです。

 この観点では、お金の所在(預金先銀行口座、株式投資状況等)を、家族など信頼できる人に伝えておくことが重要になります。
 これは、昨年亡くなった、おばさんの預金先銀行口座が不明で、てんやわんやしたことから学び、すぐさま妻に情報共有した次第です(これでいつ死んでも大丈夫?!)。

 妻に金融機関の情報共有をしたときに、残した(大した金額ではない)お金をどのように分配するのかも気になりだしたのです。
 お金の分配方法を考え始めると、それ以外に伝えるべきことはないのか?!と、遺言作成に視点が広がっていくから不思議です。

 これは、ある関心事にアンテナを立てると、そのアンテナ周辺のことに興味が出てくるという特性に則ったものです。
 この感覚を持って、いろんなことに関心を持ちアンテナを立てることで、さらにいろんなことに関心を持てる”好奇心”を身に付けることができるわけです。
 冷めたことを言わずに、いろんなことに関心を持ちアンテナを立てられる人間でい続けたいですね。


 あなたのアンテナは、どこに立っていますか?