安楽(蕎麦) 横浜市営地下鉄ブルーライン阪東橋駅

今日は先週に引き続いて横浜橋商店街のお蕎麦屋さんでランチ。このお店、故桂歌丸師匠のお馴染みだったそうです。命日の7月2日には商店街にお花が供えてあったと女房が言っていました。老舗の街のお蕎麦屋さんです。

場所は横浜橋商店街の中で、阪東橋側の入口を入ってしばらく行った左側。入り口から歩いて1分ほどでしょうか。この商店街の中には3軒のお蕎麦屋さんがあって、こちらは阪東橋に一番近いお蕎麦屋さんですね。先週の太志さんは商店街からは少し外れていて4軒目。

今日は開店の11時を15分ほど過ぎた頃に入店。入り口を入ると左手に相席用の10人掛けのテーブル席、その更に左手には2人掛けのテーブル席が5卓で一番奥が厨房。2階にも席があるようです。店内には桂歌丸さんをはじめとする笑点メンバーの写真とサインも飾られています。先客は2組で後客も2組。新型コロナ過の外食の鉄則は空いてる時に入って、空いている内に出る．．．ですね。

こちらのメニューの特徴は温・冷のそば、うどんに加えてきしめんがある所でしょうか。達筆な手造りのメニューの先頭には変りそば・うどんとして8種類が載っていてそのうち2種がきしめん。よこはまばしと言うかきあげとろみのそば・うどんもあって￥700-(税別、以下同様)から￥1,000-。もり、かけ、たぬき、きつね、天ざる、鍋焼等と言う普通のメニューも豊富で25種、￥550-から￥1,600-。このうち半数は￥800-以下でリーズナブル。ご飯ものは親子丼、天丼、カツ丼等7種で￥650-から￥1,600-。丼とそば・うどんのセットものに定食もあって￥900-から￥1,700-。バラエティー豊富です。

天ちら、ざる、煮物、付ダシ、お新香、ライスと言う大名そば定食￥1,350-にも惹かれましたが、私がお願いしたのは三味そば￥900-。3種類のぶっかけそばのセット。こういうのってよくありそうで以外と無いんですよね。かき揚は小海老に玉葱、人参、南瓜。小さいですが具は豊富。玉葱がいい味を出しています。とろろはなめこも乗ってネバネバが心地よく喉へ滑り落ちていきます。山菜はあっさりとしてそばの味が良くわかります。そばは細めの長めで二八でしょうか。蕎麦つゆは甘味が少なめでどちらかと言うと醤油が勝った味かな。薬味は葱、大根おろし、わさびです。全部ツルツルっと完食してご馳走様でした。
　
こちらは女房がお願いした天丼並￥1,200-。ご飯は少な目でお願いしています。大きな海老天が2尾ドーンと乗って余計なものは何もない天丼に味噌汁とお新香が付いてきます。エビはプリッとして丼つゆは少なからず多からずちょうどいい塩梅。味噌汁はそば屋さん特有の出汁が勝ったものではなく普通においしいですね。お新香もおいしくて女房も満足気。
故桂歌丸さんお馴染みの老舗そば屋の味を楽しんだ横浜橋の土曜のランチでした。

店舗情報：
安楽(あんらく)
神奈川県横浜市南区真金町2-18
045-231-2140
阪東橋側の入口から商店街に入りしばらくまっすぐ行った左側の一軒家。商店街の入口から歩いて1分ほど。
2020年7月4日(土)