石川屋(蕎麦だいにんぐ) 銀座3丁目

今日は朝から有楽町マリオン9Fの丸の内ピカデリーで映画を観てきました。今話題のディカプリオと渡辺謙さん主演の「インセプション」です。夢の話ですから何でもありで、さすがに映像は素晴らしく、大きい映画館なので音響にも圧倒されました。ストーリーもなかなか緻密です。噂にたがわず面白い映画でした。ただし、正味2時間半、座っている時間3時間近くは長過ぎて腰とお尻が痛くなりました。
　
初回を観ましたが終わって外へ出たら、もう1時過ぎ。お腹もペコペコなので晴海通りをブラブラと銀座方面へ。三越の手前を左へ曲がってホコテンの中央通りへ。銀座ということで表通りのお店は値段も高めですが、1本入った裏通りにはリーズナブルなお店がたくさんあります。と言うことで松屋の手前を右に入ってしばらく行って見つけたのがこのお店。蕎麦が中心のお店のようですがランチにはリーズナブルな丼とのセットがあります。

私が注文したのはこちら、「海鮮丼とそばのセット」\1,000-です。蕎麦は色は濃い目で黒い斑点も浮いていて挽きぐるみでしょうか。かなり固めに茹でてあり、つゆは濃い目でどっぷりつけると濃すぎるでしょう。江戸前に半分ほどつけてツルツルっといきたいですね。喉越しもよく悪くありません。山葵は本山葵です。海鮮丼はネギトロ、イクラ、甘海老、サーモン、白身、玉子焼が彩りよく乗っています。甘海老は頭と尻尾が取られた情けない形で乗っていますが、量はたっぷりです。丼の上に食べられないものは全くないので、私はこの方がうれしいです。海鮮丼も普通においしいです。

こちらは女房がたのんだ「海老天丼とそばのセット」\880-です。この天丼、何と海老が4本も乗っています。小さめですが4本も乗っていれば十分ですね。その上、茄子と獅子唐もついてこの値段ですから非常にリーズナブルです。女房には海老が多すぎたようで1本は私が御相伴しました。こちらの天丼も普通においしかったそうです。今日もお腹一杯で満足です。

店舗情報：
蕎麦だいにんぐ　石川屋
東京都中央区銀座3-7-12 王子不動産銀座ビルB1
03-3538-2010
有楽町から晴海通りを銀座方面へ。三越の手前を左へ入り中央通りへ。松屋の手前を右へ入りしばらく行った左側の地下。
2010年7月31日(土)

カトマンズダイニング（残念ながら閉店） 池上線長原駅

梅雨も明けて連日の猛暑が続きます。こんなときに食べたくなるのがキリッと辛いカレー。と言うわけで近所のネパール料理のお店でカレーのランチです。
　
お店の場所は、写真にあるように銀座メガネとヘアーサロン(中華のロンの跡)の間の狭い階段を上った2階です。以前あった蕎麦ダイニングちしまの跡です。看板にあるようにランチはカレーがメインのようですが、300円居酒屋というのが併設されていて夜はそちらがメインかもしれません。ただし、夜もカレーはやっているそうです。要するにカレーのメニューと居酒屋のメニューがあって、好きなものを注文してくれと言うスタンスでしょうか。
　
店内の内装はネパール風。カウンターの上の照明や曼荼羅の飾りにネパール風が見て取れます。曼荼羅は逆光で写真に撮れませんでした。内装とはそぐわない清酒大関や角ハイボールの貼紙もあります。ランチメニューは写真の通りリーズナブルなものから少し高めのものまで色々あります。店員はネパールの方でしょうか？男性が2名いて厨房では現地語が飛び交っていました。少し話をしましたが、1名の方はかなり日本語が達者でした。
　
私がたのんだのはCランチのタンドリーセット。野菜、チキン、ダル豆、マトン、日替カレーから2種が選べ、タンドリーチキン、サラダ、ナンまたはライスが付いて\980-。カレーはチキンと野菜でナンをチョイスしました。タンドリーチキンは小さいのが別皿で供されます。カレーは本格的なインド(ネパール？)カレーで2種類ともおいしいですが、ベースの味は同じ感じです。チキンカレーのチキンはよく煮込まれていてスプーンで簡単に切れます。野菜カレーは具が豊富で、じゃが芋、人参、ブロッコリー、オクラにシメジが入っていました。オクラもカレーによくあっています。辛さはそれほど辛くありませんが、野菜カレーの方が辛めで、食べ終わる頃には汗が噴出していました。以前、野菜カレーや豆のカレーを食べた時には味が少しぼやけていていまいちでしたが、今日の野菜カレーは引き締まっていてGood!でした。大きなナンは焼立ての熱々でバターのいい香りが漂ってきます。当然ながらカレーとよく合います。タンドリーチキンは何だか唐揚のような見かけですがタンドリーチキンです。味はまあよくあるタンドリーチキンの味です。ジューシー感はありませんがパサパサと言うほどでもありません。

こちらは女房がたのんだAランチ\780-で野菜カレーとライスのチョイスです。ライスのボリュームは結構あります。女房の感想もなかなかおいしかったそうです。野菜カレーは季節によって具も変わると思いますが、何だか夏を感じさせてくれるカレーでした。サラダはキャベツとトマトだけでおまけのようなものです。
今日は11時半少し前に入店して12時過ぎまでいましたが、その間お客は我々1組のみでした。ここにはこれで数回来ていますが、以前入った時も我々だけか、いてももう1組だけとか余り客が入っていません。カレーはおいしいし、サービスも悪いとは思えません。2Fということで、この場所は飲食店には鬼門なんでしょうか？何はともあれ、今日もお腹一杯で満足です。

店舗情報：
Kathmandu Dining(カトマンズダイニング)
東京都大田区上池台1-32-2 佐々木ビル2F
03-3720-4500
池上線長原駅改札口(1つのみ)出て商店街を左へ。突き当たりの銀座メガネの2F。駅から歩いて1,２分。
2010年7月24日(土)

ラ・モトピケ(パン) 池上線長原駅

今日のランチは外食ではなく家飯です。午前中に用事があって近所まで出かけてました。その帰りに「スティバーレの惣菜屋もあるし、若菜の弁当でもいいな。そうそう、MOTO'S KITCHENの激辛グリーンカレーも久しぶりに食べたいな。」なんてことを思いながら商店街をブラブラしています。そこでピンとひらめいたのがラ・モトピケ、「そうだ、路地裏の小さなパン屋さんにしよう」。

このお店は2007年の開店以来何度も通っています。客が二人も入ると満員の小さなお店ですが、その割にはパンの種類は多い方です。バゲットもおいしいし、食パンのおいしさは耳がカリカリで中はもっちりと特筆ものです。アップル・パイを食べた時は久しぶりに本物のパイを食べた気がしました。今日はランチにするのでまずは総菜パンを2種類ほど。
　
左はナン生地のカレーパンです。初めて買いましたが、ナンの生地はもっちりとしていて、中のカレーも少し酸味があっておいしく、なかなかのものです。1個\130-。右はソーセージの入ったパン、まあホットドッグですね。\160-。ホットドッグによくあるへなへなしたパンではなく、しっかりしたパンにソーセージがはさまれています。野菜系は入っていなくて、調味料にマヨネーズ、ケチャップ、マスタードが入っています。普通においしいですが、私の好みとしてはもう少しソーセージの存在感が欲しい所です。この2つにコーヒーでお腹も満足です。
　
上の2つはお勧めのパンです。まず左はノア・カレンズというクルミとレーズンがどっさり入った全粒粉のパンです。有名な『スピカ麦の穂』の「私のお気に入り」を思わせますが、あれほど重くなく、値段もリーズナブルで\400-です。今回は薄くカット済みのものを購入。一口食べて「アッ、おいしい」と言うのではなく、じんわりとくるおいしさです。私はこれを食べ始めると止まらなくなってしまいます。レーズン嫌いの女房もこれだけは食べます。
右はクリームパン。1個\130-。普通です。生地だけ食べても普通です。カスタードクリームだけを食べても普通です。でも一緒に食べると普通じゃないんです。柔らかめの薄い生地とトロトロのクリームの配合の妙でしょうか？女房のお勧めです。今日もお腹一杯で満足です。

店舗情報：
LA MOTTE-PICQUET(ラ・モトピケ)
東京都大田区上池台1-17-3
03-3720-8393
池上線長原駅改札口(1つのみ)出て商店街を右へ。セイジョーと花屋の間の路地を左へ入った突き当り。駅から歩いて1分ほど。
2010年7月17日(土)

上記の路地を駅に向かうと正面にマックがあったんですが閉店してしまいました。跡は何の店になるんでしょうね？私と女房の希望はモスです。

東海飯店(中華) 池上線長原駅

今日は梅雨の合間でいい天気。そのかわりにくそ暑い。来週ぐらいには梅雨も明けて本格的に夏の到来でしょうか？

今日のランチは近所の中華屋さんです。ホールも調理も全部中国の方がやっているお店です。間口は狭いですが奥行きがあり、2階にも席があるので結構人数は入れそうです。東海飯店という店は池上線沿線だけでも何店かあるようですが、箸袋にはここと旗の台のお店が印刷されています。なお、写真の左隣に写っているのは長原商店街の無料休憩所です。
　
私のオーダーは五目チャーハンと揚げ茄子の山椒味付けです。チャーハンは程よく米がバラけていてボリュームもたっぷりです。今日はちょっと薄味に感じましたが普通においしいです。ちょっと嬉しいのはレンゲではなくスプーンがついてくること。チャーハンとか中華丼とかレンゲじゃ食べにくくないですか？私のお勧めは揚げ茄子の山椒味付け。熱々の茄子の空揚げにかかった山椒のピリピリ感がたまりません。他には唐辛子、ニンニク、葱に味付けは塩だけというシンプルな一品ですが私の好物です。
　
女房のオーダーはラーメンとエビマヨ。ラーメンの具は縁が赤いチャーシューにメンマ、茹で玉子、ほうれん草に葱です。醤油ベースで薄味のやさしい味のスープです。最近流行りの行列のできる店のラーメンもいいけれど、こういう昔ながらのラーメンも捨てがたいものです。ほっとします。こういうラーメンに細かく挽かれた白胡椒をかけたときの香りが私はたまらなく好きです。エビマヨは女房の好物。プリプリした海老に甘めのマヨネーズのタレがあいます。4皿でしめて\2,680-、近所のランチにしてはちょっと高めになりました。今日はたまたま一品物ばかりになりましたが、ランチではタンチャーセットという汁そばとチャーハンのセットが4,5種類あります。これ以外にも週替わりの定食が数種類あり、いずれも\1,000-以内で食べられます。

上の写真はチャーハンについてくるスープとサービスの杏仁豆腐です。チャーハンスープは塩味ですが、ここの塩味系のスープは私の好みではありません。汁そばを注文するときも醤油系しかたのみません。最後に接客ですが、ホールの女性はいつもニコニコして言葉も問題ありません。1つだけ言わせてもらうと、他の皿を食べている最中でも終わった皿はドンドン下げられていきます。ちょっと落ち着きません。とは言え、今日もお腹一杯で満足です。

店舗情報：
東海飯店
東京都大田区上池台1-43-3
03-3748-2582
池上線長原駅改札を出て左へ。突当りを左へ、商店街をしばらく行った右側。コンビニサンクスの斜向い。駅から歩いて2分ほど。
2010年7月10日

宗平西口店(和食) 池上線蒲田駅

今日は蒲田に用事があったので池上線でまったりと終点の蒲田へ。まずは腹ごしらえです。蒲田といえば羽付き餃子です。渋る女房を説得して西口のサンライズ蒲田商店街へ。目指したのは有名な你好(ニーハオ)の西口店。ところが何と店舗改修のためお休みです。何のこれぐらいではひるまないぞ。商店街をもう少し奥へ歩き、左へ曲がってサンロード商店街へ出て駅の方へ戻ります。歓迎(ホアンヨン)の赤い看板が見えてきました。でも準備中の札があぁ~。開店時間にはもう少しあるようです。少し待ってれば開きそうでしたが、女房の冷たい視線が気になります。こうなれば金春(コンパル)へ誘導しようと商店街を来た方向へ戻ります。そこで目をひかれたのがこのお店。

チャンポンの赤い幟が目立っています。魚系のランチに女房が涎を垂らしています。「ここでいいんじゃないの」と女房が軽く、しかし有無を言わせぬ口調でのたまいます。かくして今日のランチは通りすがりのこの店に決定。実は私も久しぶりのチャンポンに惹かれていました。入店し1階のカウンターに座ります。2階には座敷もあって居酒屋系のお店のようです。私がたのんだのはコレ。皿うどん\800-です。先ほどチャンポンに惹かれたと書きましたが、正しくはチャンポンと必ず一緒にある皿うどんに惹かれたのです。
　
具は豚肉、イカ、ゲソ、蒲鉾、薩摩揚に野菜と定番は全て入っています。定番の少し甘めの餡でやさしい味です。普通においしい。そして皿うどんに欠かせないのがウスターソースです。カウンターを見まわすとありました、ウスターソースが2種類も。1つはよく見るイカリソース、もう1つは見慣れない金蝶ソースという長崎のウスターソースです。迷わず金蝶ソースを選び皿うどんにかけておいしくいただきました。
チャンポンを出すお店にはたいてい皿うどんもあります。私が食べるのはいつも皿うどん。チャンポンはほとんど食べません。何故かというと原因はあの麺です。具とスープはいいのですが、太めで柔らかめのストレート麺があまり好きではないのでほとんど食べません。と、ここまで書いて以前よく食べたチャンポンを思い出しました。場所は九州は鹿児島県の鹿児島中央駅近くのバスセンター。鹿児島空港からの高速バスの終点です。この地下にラーメン専門店があり、ここのチャンポンを鹿児島出張のたびにランチで食べていました。ここではチャンポンを注文すると一緒に黒酢を持ってきてくれます。この黒酢をかけるとそのままでもおいしいスープが一層まろやかになり夢中で食べてしまいます。今まで私が食べた中では一番おいしかったチャンポンです。でも残念ながら本場の長崎ではまだチャンポンを食べたことがありません。長崎県民に怒られそうですね。

こちらは女房がたのんだ鯖味噌定食\800-です。後から聞くと、この鯖味噌が非常においしかったそうです。特に味噌が美味しかったそうです。甘めの味噌ですが、普通の味噌ではなく、御飯をお代わりしてこの味噌でもう一杯食べたかったぐらいだと言います。女房のツボにはまったようです。女房は私の皿そばに箸を伸ばしていましたが、私は鯖味噌には手をつけず。うーん、残念。今日もお腹一杯で満足です。

店舗情報：
宗平(そうべい)西口店
東京都大田区西蒲田7-67-4
03-3736-2501
JR蒲田駅西口ロータリーへ出て、向かって左側のサンロード商店街へ。歓迎(ホアンヨン)の数軒先、商店街の左側。駅から歩いて2,3分。
2010年7月3日(土)