教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

ライブ、楽しかったぁ!

2018-05-16 | 音楽的アドバイス

・・・・と演者が言った。

 

いや、いいですけどね。

 

演者も色々いて、なるべくステージを自分のためだけに

演りたいアーティスト、逆に自分のことは置いておいて

観客を第一に考えるアーティスト・・・。

 

まあ例えばKISSなんかは・・・しょっちゅ引き合いに

KISSが出てくるブログだけど(笑)、観客第一、

お仕事でステージをこなせるプロフェッショナルな

バンドだと思う。

もちろんその中で自分たちなりの楽しみを見つけて

演奏をしているんだろうけど。

 

どういう気持ちでステージをこなすかは自由なんだけど、

それは自分なりにしっかり考えてステージに立った方が

いいのでは?と思う。

 

”気分次第のライブを行う”

そうと自分で決めてそれが正解と思うなら、そういう

ライブをしても良いと思う。

気に入ってくれるお客さんもいるだろうし、ダメな

場合もあるだろう。

 

ひとつ、間違いなく言えることは、

”ステージには責任が伴う”

と言うこと。

遊びではない。

 

それを自分できちんと考えてこなすことが大事。

 

考えないでステージをただの自分の遊び場だと

思っているとちょっとお客さんを置いてけぼりに

するようなステージになってしまうかもね。

 

お客さんは演者が楽しいかったかどうかなんて興味ない。

自分が楽しませてもらったかどうかが重要。

 

自分は自分のライブの後に自分の感想なんて

お客さんに言わないなあ。

 

楽しくて夢中で終わったライブもあれば、

何かあせって居心地がイマイチだったライブも

あったし、パフォーマンスに力を入れ過ぎて

ミスが多かった夜もある。

 

でもお客さんには関係ないんでそれを言ったりは

しない。

お客さんが良かったって思ってくれればそれが

ベストで、そうでもないって思うならいくら自分の

出来が良くてもダメなんだ。

 

自分はそういう考えでライブをやるってだけの話。

まあ、あんまり自分の感想を言うのはかっこ悪いかなと

思っているだけなんだけど。

逆にネタとして言ってウケるなら言うけどね。

 

今は誰でもステージに気軽に立てる。

だからあまり深く考えないでステージに立つ場合も

あっても仕方がないと思う。

自分はいまだにカラオケでさえ怖くて気軽には

歌えないけど(笑)。

 

どうも最近SNSなんかで「ライブ終了しました!」の

後に必ず「楽しかったあ!」と感想がついている場合が

多いんだけどそれは大いに結構なんだけど、「見に来て

くれたお客さんは楽しめたかな?」と言う趣旨の投稿は

非常に少ない。滅多にない。ほとんどない。

SNSで言ったからってどうなるものでもないんだけど、

観客目線でもステージをこなしているアーティストは

今一体どれくらいいるのか。

 

まあ、仕事モードでステージをこなすのがいいと

言っているわけでもないんだけど、自分優先100%の

ステージばかりで成功するのはよほどの天才かなと思う。

まあでも努力しない天才もいないとは思うけどね。

 

  

 


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