ちょっと前にThe Runaways(ザ・ランナウエイズ)の映画がやってましたね。
劇場には行きませんでしたが、観ました。
なかなか良かったなあ。きちんと映画としていい出来だった。
中学生の頃、ランナウエイズのファンだったんで、自伝的なこの映画も興味深く観たんだけど、
ほぼ想像通りだったけどちょっと意外だったのは、これはメンバーのジョーンジェットと
チェリーカーリーの二人が指揮して作ったんだけど、当時は仲が悪かった・・・と思って
いたんだけど、意外とちゃんと友情みたいなものもあったのね(失礼
(左から2番目がジョーンジェット、真ん中がチェリーカーリー)
T☆ROCKSスタッフが最近この映画を観たらしく「ランナウエイズのCDありますか?」って
言うから紹介してみたんだけど、結成は1976年頃で、一番人気があって来日したときが
77年、79年頃に解散した。
デビュー当時の平均年齢は16歳で、その後リードボーカルのチェリーカーリーが
下着姿(ガーターベルトなど)で歌って話題を呼んだんだけど、それよりも楽曲がかっこよくて、
ハードロックとパンクロック、スージークアトロみたいなR&Rの要素もあって、良かったなあ。
クイーンオブノイズ、ネオンエンジェル、チェリーボンブ、オールナイトでぶっ飛ばせ・・・
は本当にかっこいいよ。良ければユーチューブで聞いてみてね。
多分、来日時の映像が出てくると思う。NHKに出たときのやつとか。
当時のライブインジャパンのレコードは良く聞いたなあ。
で、映画ね。ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワートがそれぞれチェリー、ジョーンの
役をやってる。ダコタ・ファニングは有名らしいけどその辺は全然わからないや。
他、ジャッキーフォックスやサンディウエスト役は映画ではたいして出てこないしそもそも
全然似てない。リタフォード役はもうちょい出てきて風貌も似てるけどね。
ほぼチェリーとジョーンの二人が主役だ。それにしてもジョーンジェット役が凄く良く似てる。
顔もそうだけど、背中を丸めてレスポールを弾く姿とかそっくり。
チェリーカーリー役のダコタ・ファニングも雰囲気出てるけどね、丸顔だからなあ。
チェリーはもうちょっと細面だったんで。ちなみに今はシェリーカーリーって呼ばれて
いるけど当時は楽曲名と同じくチェリーって表記されてたと思うな。日本だけだと思うけど。
脱退したあと、双子の妹(か姉?)のマリーカーリーと活動したときにシェリーに
したように記憶してるけど違ったらごめんね。
それと双子だったんで、「奥さまは魔女」のサマンサの娘のタバサちゃんだったんではないか・・・
って噂も出たけど、これは違ったらしいね。あっちは子役は労働基準法の関係で双子を使うから。
KISSなんかの来日と同じで、俺は中学生だったなあ。ピンクレディのカルメン'77と
同じだよ(笑)え?知らない?
映画の中でリタフォード役がチープトリックのT-シャツを着てるんだけど、それおかしくないかなあ?
来日時にチープってデビューしてたかなあ・・・って調べたらデビューしてたわ(笑)
なんかランナウエイズの後にチープのファンになった気がしてたから。
尚、オリジナルメンバーのドラマー、サンディウエストは2006年に肺がんのため死去している。