教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

ドラドラ子猫とチャカチャカ娘

2014-04-29 | 日記

YouTubeって凄いよね~。

好きなアーティストの動く動画(当たり前か)が簡単に見れちゃうんだもんねえ。

昔はKISSだのB.C.Rだのスージー・クアトロ、エアロ、クイーン、ウイングス、チープトリック

・・・などなどなかなか動いている映像が見れなくてねえ。一所懸命想像したもんだけどさ。

ぎんざNOW!でいつも同じ、たいして綺麗でもないプロモーションが少し見れるだけ・・・

それでも興奮したってのに。

 

個人的には今言ったように70年代の方が興奮するんだけど、この↓1983年の

メタル勢もやっぱりね。個人的にはジューダスがイチオシかな。鋼鉄だよね(笑)。

ターボ・ラバーまではメジャー進行の曲もあったりして結構好き。

Heavy Metal Night in 1983

オジーもカーマイン在籍時の貴重なライブなんじゃないかなあ。

MSGのベースはクリス・グレン?この人こんなうまかったっけ?

違う人?

 

ところで懐かしいのを色々見ていると、懐かしアニメなんかもあって、

感涙ものなんだけど、定番のやつもいいけど、個人的に外国のTVアニメも

好きでさ。チキチキマシーンとか、シャザーンとか、ターガン、ドボチョン一家、

シンドバットの冒険とかペネロッピー危機一髪とか・・・。

東京12チャンネルのマンガキッドボックスが多かったのかなあ・・・。

で、記憶に抜け落ちていたけど、曲を聞いたら思い出したアニメに

「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」ってのがあって、この曲がなんとも

シュール!好きだったなあ、これ。女性だったらカバーして歌いたい

くらい(笑)。内容はおぼろげなんだけどさ(笑)。

確かバンドなんだけど、色んな事件に巻き込まれるお約束のドタバタコメディね。

ドラドラ子猫とチャカチャカ娘(オープニング曲)

ドラドラ子猫とチャカチャカ娘(エンディング曲)

もう題名の付け方がシュール・・・ってか昭和って感じだよね!

 

こういういかにもアメリカンなやつって好きでねえ・・・。

アニメじゃないけど、「人気家族パートリッジ」なんて大好きで、

憧れたねえ。家族でバンド組んで大きな庭で演奏したり、レコーディング

したり、かっこよすぎ(笑)。デビッド・キャシディかっこよかった・・・。

 


ライブハウスの選び方!?その2

2014-04-27 | 音楽的アドバイス

さて、パート2ですが、パート1で書いたことは大体みんな思いつくことかな、とも思う。

 

他の基準として「自分たちの音を正確に再生してくれるか?」「自分たちの音を効果的に

客席に聞かせてくれているか」ってのがあると思う。

 

今は大体が機材も良くなっているし、大丈夫だと思うし、素晴らしい音響のライブハウスも

たくさんあるのもわかる。そういうところはいいんだけど、その昔、自分たちがやっているときはね、

まあ、正直言って今よりは劣っているところも多かったかもなんだけど、

「客席の広さに合わない音量を出す」ライブハウスも多くて、立ちで20人も入るといっぱいに

なるような場所で楽曲がうまく把握できないくらいにPAスピーカーから大音量を流されても

「迫力はあるけど何やっているかさっぱり・・・」ってなっちゃうと、ちょっと残念でもあるよね。

ドラムとノイズみたいなギターしか聞こえない、ベースも低域だけでラインは全然聞き取れない

って感じだったりね。

どうしても演る側はステージ上のことで精一杯なんで、客席側まで気に出来ないし、

確かにそこはあんまり口を出すより店側にゆだねた方がいい場合の方が多い。

だから自分も口を出したことはないんだけど、楽器の音が云々よりも、楽曲がきちんと

届けられないってのはちと痛いよね。

 

先日、ブッキングライブの際に出たバンドで、結構ハードな音を出して、ギターは

歪んだ音、それでもコード進行はセブンスとかナインスの音を出したりしてオシャレな

ところもあるバンドが出たんだけど、それを見た対バンの方が曲がいいって言っていて、

そこを指摘したのね。で、これはね、先に言ったもし楽曲もよく把握できないほどの大音量で

もし再生したらきっと聞き取れなかったと思う。楽曲が台無しではないかと思うんだよね。

こう言った部分を聞き取れるギリギリの大音量でやはり聞かせたいわけなんだけど、

これはどうしてもセンスだよね。手前味噌で悪いけど、「このバンドはどこを最重要するか」

ってのは一番考えるもんね。

まあ、確かに歌は最優先にするし、どの楽器も聞き取れるように再生するんだけど、

Voを一歩前に出すのか、歌も楽器の一部として考えるとか、前途したバンドのように

ギターのコード感もしっかり出したいのか、色々考える。で、なるべくそれに見合った

音像を作って外に出すわけだけど、それでもあんまりアンプからの音やベースのDIの

音は極端にはいじらないね。そこはやっぱり出したい音を出しているわけだから、

優先する。

また低域が充実していると、多少上物(シンバルやギターの高域など)がやかましくても

安定して聞こえたり、Voもギターと周波数的に、また、パンの位置でかぶらないように

してあげれば抜けやすくなったりするので、そういったことも考慮して、同時に聞き取れる

ほどの大音量にしたいと思っている。

 

そういったことを考慮して、音を作っているライブハウスがほとんどだと思うけど、

中には「大きければいい」的なところももしかしたらあるかも知れないので気を付けたい。

以前某ライブハウスに行ったときにそこまで大音量ではないので聞き取りやすいんだけど、

ボーカルとバスドラ、ベースの低域しか聞こえてこないところがあって、確かに迫力は

あるんだけどギターはどこ?ってなってちょっと気の毒だった。

これがもし、ギターがテンションを弾いてベースと合わせたときに一つのコードを構成している・・・

なんてアレンジだったらもったいないよね。

ドラムもそんなにバスドラだけ強調されても・・・みたいなね(苦笑

やっぱりバランス良く、コーラスなどもきちんと聞かせたいよね。

 

で、俺が良くバンドに言うのは「EFを踏んだ際に意図しない音量差がないように」ってこと。

これもきちんと設定されていないと、ギターソロでブースターを踏んで大きくするのは

いいんだけど、ここがもし大きすぎた場合、PA側で下げると思うんだけど、問題はそのあと、

その下がったフェーダーのままにされる可能性が高いってこと。そうするとバッキングは

あまり聞こえないってなるよね。俺はそうならないようにフェーダーをその時によって調整

するけど、本来それは演奏者が気を付けるべきことなんで、それをPA側に全部任せることは

危険だと思うね。大体そこまで外音に随時全神経を集中してくれるとも・・・限らないかもしれない。

 

以上のようなことから、プレーヤー目線で多くを語りがち、決めがちなんだけど、そういった

観客側目線で、自分たちの狙っている音をそのまま再生してくれるのかどうか、もひとつの

目安になるかも知れない。


ライブハウスの選び方!?その1

2014-04-27 | 音楽的アドバイス

何やらデリケートな題名ですが(笑)、もちろん好きに選んでいいし、使いたい用途に

よって選べばいいよね。

 

基準も色々あって当然。例えばノルマも高めだけどプロやセミプロも出ているので

箔がつくとか、腕を磨きたいのでとにかく数多く場数を踏みたい・・・とか。

また、同じような音楽性のバンドたちでやりたいとか、逆に自分たちの宣伝もしたいので、

対バンには拘らず、逆に違うファン層の人たちの前でやりたい・・・とか。

機材がいいところとか、演奏しやすいところ、音がいい、店の雰囲気がいい、

スタッフがやさしい、広さが好み、とにかく安い・・・などなど、色んな要素を考えて、

決めていいと思う。

 

T☆ROCKSはね、某有名バンドのボーカルさんが「とにかく一番歌いやすい」って

言ってくれていて、他のバンドの人たちもほとんどが「ステージ上がスッキリしていて

やりやすい、音が変に回り込んで来ない、またはステージ上で反響してわけがわからなくなり

ずらい」ってのは、言ってもらえる。

そうなるように作ってあるから当然。広さも考慮してなんとか演奏しやすくなるように

スペースも作りながらギリギリのところで作っている。

もちろん、もっと広くなればもっと有利になるだろうけど、大体のライブハウスがこのくらいの

広さだと思うので、その中ではいい方だろうと自負できる。

ただ、この広さだと生音も大きく作用するので、モニター環境に関して100%こちらで

制御できるわけではない。演奏者の技量も相当問われるのも確か。

ハッキリ言うがT☆ROCKSで、演奏がやりにくいってのは音作り、音量、バンド内の

バランスが悪いって言わざるを得ないと思うよ。ボーカルもこの環境で聞こえないと

なると、自分の声量、マイクの使い方、キーを確認し直した方がいい。

確かに生ドラムの音がすぐ後ろから出ているわけだから、それに合わせて弦楽器の

音も出ているし、「この広さのステージ」って条件が付くけどね。

メンバーが多ければどうしても難しくなるのも当然だけど、もっと広くて、各メンバーが

離れて配置できる場所なら歌ももっと有利になると思うよ。

だからT☆ROCKSくらいのステージだと、バンドメンバーもうまく音作りや、バランスを

考えてもらわないと、ちょっとこちらでも補助しきれないってことね。

 

さて、そういった事情もライブハウスを選ぶ基準の一つになると思う。

やっぱり「あそこはやりづらいからなあ・・・」ってのはあんまり気が進まないもんね。

ま、逆に言えばいい訓練にもなるし、環境が悪いところでも、どんな環境でも、

問題なく普段通りのアベレージは出せるってなれば自信にもなるし。

自分は、センターでボーカルを取りながらベースを弾くと言うかなり厳しい条件で

やる場合が多いので、それなりに自分の中で基準がある。

よほど広いステージでない限り、自分のモニターからは自分の声以外は返さない。

ベースの音も生音で聞き取るようにする。それでも色んな音が回って聞き取れない

場合は片方に耳栓をする。逆に広くて自分のベースアンプの音を自分が聞こえる

ほどに上げると迷惑になる場合は、センターから返してもらう。

ギターやドラム、キーボード、コーラスは生音で聞こえていれば十分だからね。

色んな場所でやっているのでどこでもあまり慌てないね。

耳栓、ピックが割れた場合の代わりのピックはポッケに入れておく。ピックはマイクスタンドに

刺しておくこともあるけど。他はシールド、フィンガーイーズ、電源、電池、弦、弦高を

調整するレンチなどもエフェクトケースに入れておく。

 

ちょっと話が反れたな。

次回はライブハウスの選び方パート2に進みたいと思う。

 


5月土日祝日割引!!

2014-04-27 | お店情報

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ベース、それは複雑怪奇

2014-04-24 | 音楽的アドバイス

ライブにおけるベースの音作りの難しさ、複雑さ、難解さ、回りくどさは半端ない(笑)。

それに対してギターはキャビネットの前にマイクを立てて音を拾うわけだから、わかりやすいよね。

実際に自分が聞いている音と多少の誤差はあれ、マイクで音を拾うと言ういたってシンプルな

方法なのであまり悩むこともない(実際にはギタリストもそれなりに悩んでいるだろうけど)。

それに比べ、ベーシストはいったいどれが本当の自分の音?ってなるのよね(苦笑

なぜかって言うと、皆さんご存知のようにベースアンプに行く前にDIで信号が分岐され、

一つはアンプにひとつはミキサー卓へ行く。7:3か6:4くらいでDIの音が多めに外に

使われる場合が多い。T☆ROCKSではベースアンプの前にマイクも立てて3割4割

くらいはアンプの音も混ぜている。

まずこの時点で、アンプで極端にEQなどを駆使して音を作っても外にはあまり反映

されないことになる。ただし、それほど大きくないライブハウスなら当然生音もお客さんに

聞こえているので、アンプの音も大きく影響はする。ただ外音とイコールではないと言うことだね。

 

そして、最近、(当然と言えば当然なのだが)ベースアンプのEQとはいったいなんぞや?と

考え始めている。と言うのもDIに行く前に足元などでプリアンプやEQ、コンプなどで音作りを

完結したとして、アンプに行き、そこでまたEQをいじる、またはコンプなどが付いていれば

それも調整する・・・と、言うことは足元で「これでいい」と思った音作りに加えて、EQなどで

さらに調整をすることになる。で、前途したようにアンプでの音作りは原則、外音に反映されない。

 

パッシブの、それほど太い音ではないベースを直でアンプにつなぎ、EQでそれを補うように、

太く低域の効いた音にしてライブはバッチリだったとしても、録音された音はラインのみの

EQで調整していない音なので、思った様な音ではない、と言うことも起こり得る。

 

なので、足元で、つまりミキサー卓に行くまでにベースアンプのEQで補正するのと同じことを、

完了させておきたいと言うことでみんな、プリアンプやEQなどで音作りをする・・・。

で、そうなると、いったいアンプのプリ部って何?邪魔じゃね?ってことになるわけなのよ(笑)。

二重に調整することになるからね。そこで、じゃあ、そこをスルーしちゃおうってことで、アンプの

裏についているリターン端子を使ってプリ部を通らないでボリュームのみ、つまり純粋な

アンプリファイアー(増幅器)としてだけの役割としてベースアンプを使う・・・と、確かに

これも一理ある。一理あるんだけど、これがまた結構面倒くさい。まず、DIに行く信号が取れない。

ベースからペダルを経由してアンプのリターンに行くわけだから、DIに行く経路がない。

DIに行く前に信号を2系統に分けて一つをDIに行かせるしかないね。

センド&リターンを使っても同じだ。センドからペダルに信号が行くわけだから、DIに入る信号は

ベースからの直の音になるわけで、これでは意味がない。

あるいは、足元のプリなどのペダルにキャノンアウトとダイレクトアウトがあれば、つまりDIと

同じ機能があればそれを利用すれば出来る。出来るけど、出来ればプリフェーダーにして、

プリアンプのボリュームを変えても音量が変化しないようにしておいた方がPA屋さんは安心

出来る。プリフェーダーにしてボリュームが変わらないかどうかは機種によって違うかも知れない

のでなんとも言えないけど。

どちらにしろ、結構面倒くさい感じにはなるよねえ・・・。

まあ、アンプのDIアウトを使うってのもあるんだけどさ。その店によって違うだろうし、大体は

DIを用意してある場合の方が多いだろうから、それを伝えるのも面倒かけてイヤだしねえ(笑)。

 

それともう一つはベースアンプのEQ部分に0位置があって、そこを基準に増減するタイプだと、

かなりフラットな音が期待できるかも。多分だけど。ま、いくらゼロとは言ってもそのアンプの

特性が絶対に出るので、EQ部分(プリ部分)を完全にスルーしているわけではないので、

なんとも言えないけどね。

逆にゼロ位置から増やしていくだけのEQだと、どんどん音が変わって行く・・・行くはずなんだけど、

これまたどういう設計をしているかわからないので、実はどこかの位置にフラットに近い位置が

あるかも知れない。確かギターアンプのJC-120はミドルが全開でフラットなんじゃなかったっけ?

 

そんなわけで、ベースアンプでいったいどこまで音を作っていいのか、悩むんだよね。

基本自分はほとんどフラットで使いたいと思っている。出来れば単純に増幅器としてだけで使いたい。

実際プロのベーシストで自分のアンプを所有している人でそういうアンプ(増幅するのみ)を選んで

いる人がいることも確か。

 

それと、じゃあ、ベースアンプではなく、モニターからの音の方が素の音に近いんじゃないの?って

人もいるんだけど、残念ながらモニターにも勝手にEQがかかっていて、当然ハウリングしやすい

周波数や60Hz以下は落としてあったりする。なのでこれもアテにならないんだな(笑)。

 

まあ、ベースに限らず、ギターでもなんでも、「他の楽器のとの兼ね合い」が大事だから、

自分の音だけで判断することは難しいし、ベースアンプのEQはその時の状況によって、

補正をする意味で増減をするのが一番正しい使い方かも知れないね。

 

そもそも、ベース本体に電源を必要とするプリアンプを入れて安定したローとハイを得て、

尚且つ周波数を調整できると言う考えは、昔からあるにはあるけど、有名なのは、

マーカスミラーの77年製ジャズベースにロジャーサドウスキーが入れたプリが、

レコーディングの際にアンプを用意しなくても、即レコーディング卓に突っ込んで、良い音が

得られるから、ってのが大きいね。

あ、ちなみに「あまり詳しくないかも」って人に説明すると、パッシブベース(電池を必要と

しないベース)のトーンってやつは抵抗を入れて減衰させてるだけだからね。

電池が入っているベースのトーン(トレブル、ベース、ミドルなど)は電源の力を借りて、

増減しているので、そこのところを勘違いしないでね。

つまりパッシブベースの場合はすべてのコントロールが全開の位置がそのベースの

フラットの音と言うことになる。アクティブ(電池入り)の場合にコントロールを全開にすると、

音を増幅していることになる。

 

先のマーカスのベースの例を取ると、アンプの代わりにベース内にプリアンプを入れたってのが

やはり正解で、ベース本体のプリや、足元のプリアンプなどで音を増幅した場合は、アンプの

プリ部(EQなど)は大きく音作りに使わない方が正解かも・・・とも思う。

思うのだが、ここが大事。何かと言うと音楽は数式ではないので、音楽として聴いた時に

気持ちの良い音が出ていればアンプのプリ部をいくら動かそうが、それが一番の正解と

いうこと・・・ですな。

 

あ、ちなみに奥の手として(?)「ライン信号は使わないで、マイクのみの音を使ってください」と

潔く言ってしまうのも手だよ。うちでも大丈夫だし、大概それほど難しくないので対応してくれると

思う。それだと心置きなく好き勝手にベースアンプのEQを使うことが出来る(笑)。出来るって言うか、

それが100%反映される。


ステージで優先すべきこと

2014-04-24 | 音楽的アドバイス

先日、軽音楽倶楽部(音楽教室)で講師の浜田先生を交えて話をしていたときに

「Voとしてお金を取れないと思ったので歌はやらない」と言う発言があった。

また「アマチュアならなんでもOK、ただし責任がない代わりに本来ならお金を取るべきではない」

とも。

非常にうなづける意見だね。前から自分も似たようなことを言っている。

それと、浜田さんも自分も同じ意見なのだが、Voに関してだけ言えば、持って生まれたものが非常に

大きく、努力ではどうにもならない部分は他の楽器に比べどうしても大きい。

声量がない女性が死ぬほどの努力をしたとしても、マライヤキャリーやディオンヌワーウィックみたいな

歌声にはほぼ確実になれない。もちろん正しい発声法を学べば相当に上達は望めることも確か。

でも楽器の方がもう少し望みはあるよね。練習すれば絶対にかなりの域にまで達することはできる。

で、出来ればヴォーカリストと言うのはそれだけでお金を取れる物を持っていて欲しいのだけど、

さすがにプロでもそこまでの人はそう滅多にいないかもね。

歌と同時に、楽曲とかカリスマ性やメッセージ性、単純にルックスの良さだけでも、なんでも

ひっくるめてその人が魅力的で人が魅了され、お金が発生すればプロとして立派に通用する

証だよね。

 

そういうトータル的に見ることが出来るかどうかが大切。これは出来ればアマチュアでも

ステージに立つことを前提としてる人には意識しておいてほしいところ。

かく言う自分もVoだけで考えれば正直お金を取れるレベルではない(キリッ)(苦笑

だとするとそれ以外の部分で補うしかない。オリジナルをやっていたころは楽曲だったり、

バンド全体のエネルギー、カリスマ性、最近はカバーバンドなどが多いけど、それも

バンド全体のステージングや構成、アクション、演奏、はたまた衣装などで補って

余りあるくらいにがんばる。それしかステージに上がる手段はないと思っている。

あ、セッション会やバー営業などで軽く遊んでるときは別よ。あれは責任ないので、

甘えている。

 

こういったことを考えるのは当然と思っているのだが、そこまで考えている人は

どこまでいるのか?

ただ、前途したようにアマチュアに限って言えば責任はないのでそれで一向に

構わないはず。構わないんだけど、心構えとしては出来れば持っていて欲しいところ。

 

そこで、演奏はとりあえず置いておいて、Voに関してこれだけは気を付けた方が

いいと言うことを書きたいと思う。

あたり前のことなんだけど、その歌が本当に歌えているのか否か。楽器陣の人が

リーダーだと、Voのキーが合ってなくても「練習してがんばって」って言って終わって

しまうことが多い。このキーが合わないってことは一番大切な問題で、オリジナル曲は

問題ないだろうけど(たまにあるバンドもいるけど)、カバーをやる場合は本当に

入念に決める必要がある。

もちろんオリジナルキーで歌えるのが一番望ましいが、高すぎる、低すぎるってのは

どうしても出てきがちなんだね。

例えば自分はたまにナイトレンジャーのカバーをやっているわけだけど、オリジナル

音源のキーだと自分にはきついのでチューニング自体を半音下げて、同じコードで

演奏をしている。最近本家もライブでは半音下げているけどね(笑)。

これだとほぼ問題なく歌える。うまく歌えるかどうかはまた違う問題だけど、自分の

喉でこの音域なら出せる範囲と言うことだね。一瞬だけ高い音を歌うのと、そうでもない

高さをずっとキープしなければいけない、と言うのは結構喉に対する負担は違うからね。

実は後者の方が喉は疲れてつらくなってくる傾向にある、自分は。

これをきちんとバンド内で話し合うのが大切。どうしても楽器陣はチューニングを変えるのは

抵抗があるのはわかる。弦のゲージや弦高も変えなければいけないし、ネックにかかる負担も

厳密には変わるのでそれ専用の楽器を用意した方がいいので、やはり面倒である。

半音下げるだけで全体の響きがダークになるので嫌う人がいるのもわかる。

自分も同じだ。が、しかしそんなことより何よりお客さんは歌を聞く。歌以外は気にしてないと

言っても過言ではない(笑)。半音下がっていようが1音上がっていようが普通の人はまず

気づかない。それよりも歌、それからリズムの狂いは結構普通の人でも気づく。

なので、まずは1番から最後まできちんと歌いきることが出来るキー設定にすることが

大切。またそれには今言ったようにチューニングを変える他に、コードを変える、

メロディを変える、高い部分をオクターブ下げて歌う・・・などの工夫が必要になる。

まあ、コードを変えるのはかなり面倒だしロック系だと解放弦を使えないとリフが

弾けないなどの弊害が出る可能性もあるし、メロディはそもそも変えちゃマズイかもってのも

あるので最低限にとどめるべきかもね。その辺は美学の問題かも。

オクターブ下げるのも不自然でなければ、一言で言えばかっこ悪くなければそれでOKだね。

 

10周年記念イベントでAKB48の「ヘビィローテーション」をやったのだが、完全にシャレでは

あるんだけど、衣装も着て気合入れてやった(笑)。中途半端が一番ダサイ。とはいえ歌詞は

覚えられなかったけど(すいません

で、やはり一番考えたのはキー設定。初めはこれで絶対大丈夫って言う安パイのキー設定

だったんだけど、男性の声だとどうしてもあの元気にはじけている感じが出ないんだよね。

これは実は実際に歌ってみないとわからなかった部分。誤算なんだな。

メンバーから指摘されて、なるほど確かに、と思って、もう一つ奥の手で、エフェクトを使って

チューニング自体を変えた。ピッチシフトを使って変えたんだ。弦楽器隊は全員それで対応。

それで何回か色んなキーで試してみた。最終的にはちょっとばかし無理なキーに落ち着いた

んだけど、それはあのキャピキャピ感を一番優先した結果。当然高ければ高いほど女性の

Voに近づくからね。

お祭りライブで、それもAKB48なんて、正直ほぼ出オチで、キーが多少あってなくても

ウケることはわかっていたけど、やはりここまで考えてやることは当たり前だと思うんだよね。

話は変わるけど、俺、アレがイヤなんよ。TVでさ、ものまねなんとかってよくやっていて、

みんな素晴らしいんだけど、コロッケがさ(名指ししちゃうけど)、女性のものまねをするときに

カラオケを使う際にどうしてもキーが合わないじゃん?それでメロディがメタメタになるわけだけど、

それでもお笑い方面で持って行くからいいんだけど、出来ればそこまで計算してあったキーで

ものまねして欲しいんだな。もったいないと思ってね。ま、どうしても異性のものまねは基本的に

声に関してはキーを合わせても難しいだろうけど。


永遠の0

2014-04-15 | 日記

評判も良く、進められてもいたので、読みました。

こりゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・・・・・・素晴らしい・・・・・・・・・・です。

うん、あんまり中身に関しては言わないけど、そうだな・・・夢をなかなか持ちづらい

今の世の中に失望している若者、あるいは戦争を知らない世代の日本人全員に

読んでほしい・・・と思う。

戦争の史実としての内容は色んな意見があると思うので、これが全部あっている

・・・のかどうかは読んだ人の判断でいいと思うけど、作者の言いたいことはそれだけ

ではないからね。

後半は多分、ネタバレする箇所もあるんだけど、それだけで終わらない、それを

上回る満足感がありますね。

 

俺の子供の頃は多分今よりも戦争に対する本やマンガが多かったと思うのね。

主に太平洋戦争に関してだったと思うけど。

ゼロ戦、神風特別攻撃隊などについてのマンガも凄く多かったんだよね。

だから人間爆弾桜花とか、人間魚雷回転のことは知ってた。

今は多分、あんまり描けないかも知れないなあ。色々うるさいからなあ。

その頃からお国のために死ぬ、愛する人を守るために死ぬ・・・また、上官の

命令で進んで死を選ぶ・・・と言うことになった場合、自分はいったいどう感じるのか

・・・とか、漠然と考えていたね、子供心に。

子供の頃に特攻隊のマンガを読んだことのある人ならみんな考えるんじゃないかなあ

・・・。

 

それと新選組の話が好きなんでやっぱり、切腹だよね。死んでお詫びをする。

武士らしく死ねてありがたき幸せですってやつだ。これも良く考える。

 

それと、本当の生死の戦いってやつ。

町道場で戦うことと真剣で斬りあう場合は、似て非なる物だよね。

真剣の場合は「負けました」って言葉はほぼない。負けは死に直結するもんね。

だから土方の石をぶつけても勝ちに行くとか斉藤の負けそうになったらさっさと

逃げるってのは本当に正論。卑怯ではない、スポーツなら別だけどね。

 

これから話すことは非常に難しい問題で正解はないんだろうけど、最近の

若い人の中で「やられたらやり返さなければいけない」「死を覚悟しても愛する人を

守るために戦うのは当然」と言う気概が高まっていることを感じる。

これはこれで正論だと思う。特にアジア諸国に対してやっちまえと言う世論も

あるようだが、出来れば何も揉めない方がいいに決まっている。

それでも攻めて来たら「当然戦う、考える余地もない」と言う人が多いのが、

なんというか少し違和感を感じるんだな。

武力で来たら上回る武力で対抗しなければ・・・と言うのは確かにそうなんだけど、

もう一歩高い次元に人類は行けないものかね・・・・。

いや、解決策は俺も思い浮かばないし、愛する人を守るために戦わなくては

いけなければそうするだろうけど、「戦うのは当たり前でしょ」って部分がちょっと

違和感を覚える。多分歳取ったからかな。

 

それにしても「永遠の0」、凄くいいです。全人類にオススメです。言い過ぎか(笑)。

しかし映画版は少しラストが違うようで・・・?それも気になるけどねえ。

見に行った知人もいますけどね。あれはあれでアリだったようですよ。

 


5月15日(木)ベース友の会

2014-04-15 | お店情報

4月10日に行われたベース友の会ですが、無事、ゆったりと終了しました!

 

お~、いっぱいエフェクター、プリアンプとかあるねえ・・・。

 

弾いちゃうよ~!

 

やっぱジャズベ系、多いねえ・・・。

 

弾きまくり!

こりゃ、たまらんらん!

 

おまえも弾けっての!

ドラムも叩いてセッション!

 

ってなわけで、楽しく、自由にゆったりベース弾きました。

 

次回は5月15日(木)です!

午後5:00から、夜11:00まで、ドリンク代のみで楽しめます!

何時からでも参加できます。お菓子くらいは出ますよ!

みんなでベースを弾いたり、ベース談義したり、人のベース弾いたり、

音作りや、演奏のコツを聞いたり、意見交換したりしましょう!!

 

そして、前回はとりあえず集まってもらって、自由に弾く会でしたが、

次回は「いい音探そう!」を一つのテーマとしてやってみたいと思います。

プリアンプ、EQ、コンプなどを試してみて、ベースとしてのいい音、そして

バンドでのいい音、もっと突っ込んで、ハードロックやディストーションギターでの

ベースの音、歌ものとしての理想的な音、指、ピック、スラップ弾き・・・などなど、色々

考えて音作りを試す地味~な会を開きます(byヒロさん協賛)

 

ぜひ来てね!!

あ、レベルは全然関係ありませんよ。うまい方もそうでもないと感じている方も、

大丈夫です。ってか軽音楽倶楽部(音楽教室)と違って、レッスンはしないのですが、

教えて欲しければみんな教えてくれると思います。そんなスタンス!


ベース友の会@4.10

2014-04-01 | お店情報

4月10日(木)、ベース友の会なるものを開催します。

開催ってほどのものでもありません(笑)。

ベーシストが集まってベースを弾いたり、エフェクターを試したり、

情報交換をしたり、お酒を飲んだりします。

相模原、下北あたりで有名なバンドのヒロさん来店!

 

プリアンプやEQや、様々なエフェクトも皆さん、持ち寄ると思いますので、

気になっていたものはお互いに貸しあって、チェックしてみましょう。

 

午後4時から。

終電に間に合うまで。

 

料金:ドリンク代のみ。

 

料理も出せますので、お腹空いたらどうぞ。

 

自分もベースはもちろん、機材やワイヤレスも持ち込みます。

尚、ドラムを叩きたい人、ギターを弾きたい人も歓迎です。

(わがままに付き合ってくれる人に限る(笑))