教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

好きな曲:CHEAP TRICK編

2018-10-31 | 好きな曲

「CHEAP TRICK」1977年デビュー。

 

1位:サレンダー ”Surrender”

以下順不同

ヴォイシス ”Voices

ドリームポリス ”DreamPolice

オー、キャンディ ”Oh, Candy”

サヨナラ・グッバイ "Auf Wiedersehen"


特別に好きなバンドのひとつ。

とりあえず出る出版物はすべて購入しなくてはいけない。

知ったのはかの有名な”甘い罠”のPVだったんだけど、それも最高だけど、

やはりフェバリットソングは”サレンダー”なんだなあ。

イントロからしてA♭とB♭がぶつかり合う奇妙なコードで

歌い出しで半音上がり3番でさらに半音上がる変なアレンジなんだけど

複雑ではなく効果的で実にチープトリックらしい。サビのコーラスは

やはりライブでは大合唱ですね。

ちなみに3番の歌詞で「ママとパパが踊っていて僕のKISSのレコードを

外しちゃった」って部分があるんだけど、そこでリック(ニールセン)が

KISSのLPレコードを客席に投げ入れるギミックは現在も進行中(笑)。

そして当然争奪戦になる。


NITE-RANGER最終練習

2018-10-29 | 音楽的アドバイス

最初で最後の練習。

しかもKyo-chan体調悪しのため、早めに切り上げ。

大丈夫か!?ニテレン!もしかしてピンチか!?

 

いやいや、まあ、なんとか・・・。

なんとかしませう。各メンバーもぼちぼち腰が痛いだの

五十肩だの言うようになってきましたが(苦笑)40分くらい

なんとかしたるわい(笑)。

 

11月4日(日)T☆ROCKS15周年記念企画~3~


「佃煮戦車」「零style」「NITE-RANGER」

pm5:45 OP、pm6:15 ST、

チケットは各アーティストからも購入可能。ドリンク代500円。チケット1500円。

NITE-RANGERは大体pm8:00頃。

 

 

 

にしてもとにかくこのメンツで楽なのは自分を除けば技術的に高い人材が

そろっているのでその部分での心配はない。

もちろん各個人がうまくてもバンドとしてどうなのって部分が一番

大事なのでそこはしっかりやらなければいけないところだしもうちょっと

時間が欲しいところなんだけどその辺は大人の事情があるので仕方ないと

して、もう一つ大事なのは、”練習に専念出来る”ことなんだ。

 

ん?練習しに来てるのに練習が出来ることがありがたいってどういうこと?

って思うと思うけど、最低限当たり前の準備をしっかりやってきて、

スタジオに集まってくれるので、余計なことに時間を割かなくてもよい。

 

昨今、自分も色んな人たちと演奏をさせてもらうことがあってどれも

とても楽しいんだけど、状況によっては厳しいときもある。

ちなみに技術的に云々と言うのはあまり問わない。

難しい部分はそれなりにうまいことつじつまが合うように歌や演奏が

出来ればいいと思っている。と言うかとりあえずはそうするしかないもんね。

 

何がTOSHIさんを不機嫌にさせるのか?(笑)。

 

一言で言ってしまえば”下準備が十分でない””曲を憶えていない”

”サイズを把握していない”等の、時間をかければ解決する部分を

はしょってスタジオ練習をしようとする行為だ。

 

正直昨今チラホラ見受けられることが多くなったと思う。

人にバックの演奏を頼んでおいて、等の本人がうろ覚えで

来るってどういう了見なのかと思ってしまう。

その曲が好きで何度も聞いているんじゃないのかなあ・・・。

逆にバックを頼まれたときは粗相の無いようにしっかり

頭に叩き込んでおくか、サイズや構成は覚えておくけど

コードなどは自分で書いた譜面で間に合わせることもある。

いずれにしろ、”演奏をするだけ”に仕上げてくるのは当然だと

思っている。(余程時間がないとか無茶ぶりは別として)

 

スタジオに入ってから「サビの繰り返しは何回だっけ?」とか

「構成はどうだっけ?」「Cメロに行く前は何小節開けるんだっけ?」

「そこシンコペしてるの?」などいちいち説明しなきゃいけないなんて

どんな拷問かと思ってしまう(笑)。

 

もちろん出来る範囲でいいと思うけど、その気持ちを持ってほしい

ってことなんだよね。

 

まずそれには代表者が”正しい音源”を演奏者に配る必要がある。

各個人に任せてはいけない。

異なる動画などを見て曲を覚えるとサイズが違うかも知れない。

大事なのは”同じ音源”と言うこと。

今回ニテレンは新曲があるんだけど(!)ちゃんと

”この年のこのライブバージョンで”って指示が来て、URLが

送られてきた。

これだと話が早い。

ニテレンの場合ステージングまでその通りにやる(笑)。

 

それをやらないで”〇〇と言う曲をやりたい”だけで

演者に一任しちゃうと違う音源を聞いてしまう危険があるので

スタジオに入ってから「あれ?自分が聴いたのと違う」って

混乱が生じやすい。

それプラス、各メンバーがうろ覚えでスタジオに入ろうものなら

もう収集がつかない。喧々諤々ってやつだ。

まあ、それもね、楽しい要素のひとつと思えるならそれでいいけど、

なるべく時短で余計なことをしたくないと思っている私なんかは

付き合えないとなってしまう。(笑)。

 

放課後の教室でやってますよみたいなことで良ければそれで

いいんだけどね。

 

 ”音楽”は文字通り”音を楽しむ”ものだと思うんだけど、

たまに苦労せずに”楽しい部分”だけを味わいたいと思う人も

いていわゆるカラオケ感覚で苦も無く歌いたいと思う人も

いるようだ。

楽器演奏も同じで楽勝で弾けるようになるには何回も何回も

飽きるまで弾くしかない。

そこをはしょって弾けるようになる方法があるなら自分も

ぜひあやかりたい(笑)。

 

”曲を憶える”と言うのも意外に面倒で苦痛を伴う作業だと思う。

でもそこをはしょっちゃうと放課後の教室になっちゃうんで

頑張って欲しいところなんだ。

 


音楽の行方は・・・

2018-10-28 | 音楽的アドバイス

CDが売れない・・・らしい。

もうずっと前からですね。

 

音楽自体に魅力がないのか。

もう若者には古臭くカビの生えたようなコンテンツなのか。

いやでも一応コンサート会場など人気のあるアーティストは

しっかり満員になるよね。

 

先日、話をしていたんだけど、やはり音楽そのものが

”安く”なったことが原因の一つではあると思う。

 

自分も非常に便利に利用させていただいているので

言いづらい部分もあるんだけど、ネットや動画等で

音楽はもちろん動いているアーティストまで見ることが出来る。

 

これではわざわざCDを買わないな、と言うのが本音としてある。

いや”買わなくても事足りる”って感じかな。

好きな曲、気に入った曲でも、アクセスすればいつでも

それが聞けるしダウンロードしても聞ける。

 

一概にいい、悪いとは言えないとも思う。

おかげで音楽が広がるスピードはとても速くなっていると

思う。

仕事でカバーをやらなければいけない時も、あまり大きな声では

言えないがクライアントから音源をもらう代わりに動画の

URLを教えてもらえば事足りる。

ヘタしたらクライアントもCDを持っていなかったりする。

それはどうかと思うけど(笑)、つまり所有しなくても

なんとかなってしまう、それもほとんどがなんとかなってしまう

状況ではよほど好きでなければ購入して所有物として持っておこう

と言う気持ちが薄れるのも無理はない。

 

特に(なぜかはわからないけど)最近の若者は物欲があまり

無いように感じる。

”この曲好きなんですよ””じゃあCDなんか集めているの?”

”いやそこまでは無いです・・・”みたいな。(笑)。

 

そりゃ、いつでも手の中で聴いたり観たりできればねえ。

 

昔はね(笑)、もう1曲を聴くのさえ凄く大変だったのですよ。

レコードを買うか友人が買ったのをテープに録音させてもらうか、

貸しレコード屋に行くか・・・マニアックな洋楽などだと

置いてなかったりして。FMファンなどをチェックしてエアチェック

するとかね。涙ぐましいでしょ。

だから、1曲の重みと言うか音楽そのものの重みが今よりは

数倍は重かったと思うな。

ましてや動いている外タレのステージなんかなかなか観られない

んだから(笑)。

 

昔はやっと手に入れた1曲を大事に一所懸命いつまでも聞いていた

もんだよ。

 

動画に新しいアルバムが1枚まるまるアップされているなんて

夢の様と言うか、いやダメだろそれって感じだよね(笑)。

 

でもそれでもどうしても掌の中じゃダメなものがある。

やはり自分の目で見る生の演奏、生の歌、生のステージはね、

迫力も違うし何よりそのアーティストの息づかいとか

表情とか性格までも感じられると思うので、これだけは

バーチャルではなかなか替えられないよね。

 

汗かいて一所懸命歌って演奏している姿を見て欲しいよね。

 

 


どこもかしこも働く人募集

2018-10-27 | 日記

政治的な発言はデリケートなので避けてはいるのですが、少しだけ。

と言っても別段リベラルでも保守でもないのでこれまた腰砕けな

話になりそうですが、安倍首相がね、働く人が少ないから外国人労働者を

今よりもっとたくさん入れようよ、と。

基準を見直してもっと日本に入りやすくしましょう、受け入れましょうと

言っているのですが、それは良い解決策なんですかねえ。

 

人口が減っている。若い人が減っている。

と言うけど、働く人がいないほど閑散としてます?日本って?

 

よほどうまく働かないとまともに生活すら出来ないかも的な

発想が蔓延してしまって随分と意欲を無くしている人が

多いんではないですかね、今の日本。

 

安い賃金で働いてくれる後進国の人たち(とは言っていないけど)に

頼らないといけない日本ではなくて、日本人が幸せに暮らせる日本に

なって欲しいと思いますね。

 

様々なことを考えて熟考に熟考を重ねての政策でしょうし、

私のような愚民には考えが及ばないこともあるんでしょうが、

外国人を入れて問題解決、は賛成しかねるなあと。

 

全部を肯定しないけど、かの世界的にやばい奴が自己著の

”我が闘争”でも言っていたけど、優秀なアーリア人と

ユダヤ人が交配した場合、どうしても純粋な血がそれを

保てなくなる、と。

もっとひどい言い方をしていますが(苦笑)、優劣は

どうあれ、何年も何世代も”その”状況が続いて行くと

日本人の血は少しずつ薄まっていくかもしれない。

 

あるいは帰化してもらって人口を増やし納税してもらうことが

目的か?(笑)

 

ま、自分が生きている間はそんなこと心配することも

ないんだろうけど、それより働く日本人が報われる

国になって欲しいよねえ。

 


11.4(日)NITE-RANGER始動!

2018-10-23 | お店情報

11月4日(日)T☆ROCKS15周年記念~3~

 

T☆ROCKSスーパーアリーナ

 

pm

5:45 オープン

6:15 スタート

 

NITE-RANGER(TOSHI、B&Vo、Night-Rangerカバーバンド)

pm7:50予定。

 

プロモーターとの約束は満員ですが7000人でもやります。

 

そしてなんと前回に引き続き今回も”新曲”やります!

新曲と言っても何十年も前の新曲ですが(笑)。

”やっぱり君がいないとダメなんだ・・・”的なよくある歌詞の曲(笑)。

一応ヒット曲なんで知ってる人も多いかなと思います。

 

各メンバーとの練習時間がなかなか取れない不安もありますが、

なんとか良いライブに出来るように頑張ろうと思います。

反原発の署名などは求めませんのでご安心ください。

 

他、T☆ROCKSにゆかりのある出演アーティストはこちら。

佃煮戦車

零style

 

 


ジュリー

2018-10-22 | 音楽的アドバイス

ジュリーが何やら大変なことになっているようで・・・。

 

相模原のご意見番として何か発言しなければいけないので

お話しします(笑)。

 

なんてね。

ま、皆さんの方が詳しいでしょうからその辺については

省略、またジュリーの気持ちもわかるけど、やはり

お客さんのためにやるべきだったろうと言うのは正論でしょうね。

 

そこは置いておいて・・・。

ずっと不思議と言うか、ある意味凄いなと思うのは、

ジュリーはずっと所謂ヒット曲と言うのをほとんど

ステージで披露していない。

実は一度だけジュリーのライブに行ったことがある。

おそらく15年以上前。

その時はMCも普通に感じ良かったし、政治的発言も

もちろんない(笑)。

最後の方にヒット曲を数曲やってくれたな。

Oh!ギャルとか。

多分ヒット曲のオンパレードにはならないと思っていたし

逆にそれだけのステージも微妙だなと思っていたので

丁度良かったと思う。

 

で、今回のジュリーのステージはどうだったかと言うと

どうもE.ギタリストとの二人だけ、ヒット曲はやらないらしい。

 

演奏に関してはね、個人的にはやはりドカンとバンド形式で

やって欲しいってのもあるけど、好きなアーティストなら

かえってアコ的な編成でもいいかなあ。

そこは個人差があるよね。

 

で、ヒット曲なんだけど、逆にそれを披露しないでステージを

終わるって言うのはかなりの勇気がないと出来ないように思う。

やっぱりヒット曲を持ってくると言うのは演者側は非常に

安心する。安パイで喜んで受け入れてくれることは確定している

わけだしそのライブが良い方向に行くのは約束されるわけだし。

 

それをやらないと言うのはなかなかに勇気がないと出来ないと

思うし、またギタリスト一人とさいたまスーパーアリーナに

立つと言うのもアーティスト側から見たらもう凄いとしか

言えない、色んな意味で(笑)。

 

まあ、ジュリーの意図したことはわからないからなんとも

結論は出せないけど。

 

それにしても今さらながら”楽曲”ってのは本当に重要なんだと思う。

 

”あの曲をやってくれた!”ってのは大きいんだよね。

 

ある30年以上やっているバンドが「あの時代のアルバムの曲を再現

してくれたギャラをこれだけ払うよ」とか「そうしたらヘッドライナーに

する」とか条件に出る時もあるらしい。

 

今が旬ならそうでもないだろうけど、一時代を築いたアーティストは

どうしてもその時代の楽曲を特に求められるのは仕方ないだろうし、

”あの曲をやります”って謳えるならその方がお客さんも呼びやすいんだろうし。

 

アーティストによってはキャラも違っている場合もあるだろうから、

一概に昔の曲をやれるとは限らないだろうし、ましてや今のジュリーに

Oh!ギャルを求めるのは酷か(笑)。

”時の過ぎゆくままに”はイケると思うけどね。”追憶”はダメかな・・・。

 

T☆ROCKSスーパーアリーナ、ドタキャンなしの”危険なふたり”。

 


ランペイジ:巨獣大乱闘

2018-10-19 | 日記

「ランペイジ:巨獣大乱闘」

2018:ワーナーブラザーズ

ドウェイン・ジョンソン、ナオミ・ハリス、他

 

 

はい、予想通りの映画となっております(笑)。

 

脚本は小学生が書いたんじゃないかってくらい単純で突っ込みどころ満載ですが、

この手は小難しくするよりもね、キャラ勝負で行った方がいい場合も

多いですからね。

 

それにしても当然ながらCGを駆使しているわけだけど、だんだん映画も

PC上で作るような物も増えてくるんでしょうかね。

まだまだ人間そのもの、ドウェイン・ジョンソンをCGで置き換えるわけには

いかないので俳優の意味がありますがそのうち人工知能を持ったPC上での

俳優なんてのも登場するかもですね。

性格があって、学んでいくので人間味も加味されていくみたいな。

 

 

 

ちょっとアンギラスとかバルゴンあたりと戦わせてみたいぞ(笑)。

 


あの日にかえりたい

2018-10-18 | 日記

TVでふとこの曲が紹介されてまして・・・。

ちょっと思い出話を。

 

「あの日にかえりたい」

荒井由実、1975年リリース。

作詞作曲:荒井由実、編曲:松任谷正隆

ユーミンは言うまでもなく日本でも屈指のメロディメーカーですね。

当時小学生の高学年、若者の音楽がフォークソングから一気に

ニューミュージックって言う部類に流れた立役者でした。

 

実際オシャレだったもの(笑)。反戦歌、四畳半フォークと変貌して来て、

このM7やm7だらけの楽曲(笑)。

 

他にも”陰りゆく部屋””ひこうき雲”など曲は洋楽的、詞はどこか文学的な

楽曲が印象的でしたね。

ちなみにこの曲は何が凄いってイントロ及びアウトロのコーラス部分が

一番凄いって言ってはいけないこともまことしやかにささやかれたことも

ありましたが(笑)、これはハイファイセットの山本潤子さん?かな。

 

 

さてここから話は急転直下します(笑)。

絶対に想像がつかないところへ着地しますよ。

 

私にとってこの曲は同時に思い出すことがあるんです。

それは深夜のラジオ番組、TBSラジオでやっていた

「夜のミステリー」

と言う番組。

 

この番組はありていに言えば、恐怖話、心霊話などミステリーな話を

中心に1話完結で10分程度で終わる話を放送していた番組。

ラジオドラマですね。確か夜の10時から11時くらいだった気がする。

ベッドの中で震えながら聞いていた記憶が(笑)。

まだコンビニもない時代なので夜は真っ暗だし。

 

で、この番組の冒頭だったか、終わった後だったかになぜかユーミンの

”あの日にかえりたい”が流れるんですよ。

唐突にあのイントロの♪ハア~・・・ってコーラスがね。

もちろんマイナーキーなので結構これが不気味に聞こえてしまって。

体験実話シリーズが怖かったなあ。

 

 

 

特別にこの時とは限りませんが、あの日にかえりたいって思う時もありますよね。

 

 


dimの表記の仕方

2018-10-16 | 音楽的アドバイス

教えて!TOSHIさんならぬ、教えて!皆さん(笑)

 

以前からちょっと疑問だったんだけど、

曲をコピーしていて、コードネームをベースの

ルート音やメロディなどから取っていくと、

まあまあほぼほぼ正確に取ることは出来ると

思うんだけど、ディミニッシュコードがね、

いまだにどれが正解な書き方かわからない。

 

例えば、最近コードを取った曲で、

E♭→ディミニッシュコード→Gm

と言う流れがあって、ベース音は

E♭からGに上がって行くために間に

F#の音が入ってますよってことなんだけど、

コードネームとしては”F#dim”で合っていると

思うんだけど、ディミニッシュコードって構成音が

同じコードが4つ存在するでしょう。

 

F#dimの構成音は、F#、C、E♭、Aの4つ。

F#をルート音と考えると、

1度、5度のフラット、6度、3度(マイナー3度)

 

ルート音を変えてもこの構成音だと、同じ音構成で

Cdim、E♭dim、Adim、が存在する。

 

なので、仮にコードネームをどの表記にしても

ギターやピアノで和音を弾く際には一応支障がない。

一応と書いたのはどの音を一番下に持ってくるかで

響きが違って聞こえるので、順番はどうなっても

不協和音にはならないけど響きが違って聞こえるから

ルートの音(ベース音)が違って聞こえるかもって

言う懸念から。

 

なので、F#dimの表記の代わりにCdimと書いても

支障はないのかな?とも思うんだけど、ただここで懸念

されるのはベースがC音を弾くとコード自体が違って

聞こえる可能性があるので、そういう意味では

F#dimと書くべきか・・・とも思うんだけど(実際にこの曲で

ベースはF#音を弾いている)

いや、それでもベーシストがF#dimの解釈として5度の

フラット音としてC音を弾いても間違いではないわけで・・・(笑)。

(あんまりいないか)

 

ああ、ややこしや。

 

また、E♭dimと表記してベースがE♭を弾いても困るし、

(そもそもその前のコードがE♭なので同じ音が続いてしまう)

Adimと表記してAを弾かれても困るだろうし・・・。

 

この曲のこの部分の性質として経過音としての使い方なので

パッシングディミニッシュと思われるのでF#dimの表記が

一番適していると思われるんだけど、ベーシストだと

どうしてもベース音を気にしてしまうのでどうも

表記の仕方にこだわってしまうと言うか・・・(笑)。

 

ちなみに経過音としての使い方のコードとしてm7♭5も

同じように使われる。こちらはマイナーセブンスコードの

構成音に5度が半音下がっただけ。

ディミニッシュと違って6度の代わりに7度が入るので

より自然な響きだよね。

 

それと、構成音が似ていることから、ドミナントセブンス

コードの代わりに半音上のルートを持つディミニッシュコードを

使う場合もある。

F→G7→C、これを以下のように代理コードにする。

F→G#dim→C

 

 


昨今のJ-POP事情

2018-10-16 | 音楽的アドバイス

レッスンでギターやベースなどを教えているんですが、

基本的なこと、理論、色んな奏法、演奏の仕方の考え方、

独奏かバンド演奏か・・・などなど多岐にわたってなるべく

色んな側面からアプローチが出来るように説明しているつもり

ですが、さすがに今の若者にスモーク・オン・ザ・ウオーターばかりじゃ

飽きるようで(笑)、リクエストも取り入れています。

 

J-POP的な曲が多いのですが、やはり自分たちが楽器を始めたころ、

いや、もっとさかのぼってTVにかじりついて歌謡曲を聞いていた

小学生の頃に比べると情報量が倍くらいの楽曲が多い(笑)。

 

歌詞、テンポ、コード展開、コードの数、転調、リフ、

仕掛け等、1曲の中にかなり多く詰め込まれているなあと感じる。

 

特に感じるのは”速い”ってことと”複雑”ってことかな。

 

”速い”って言うのは単にスピードのことじゃない。

それならXの紅も速いけどあれは別段コード展開が速いわけじゃない。

テンポが速いだけでむしろコード展開は遅い方かも知れない。

 

”そのBPMで1小節の中で2回以上コード展開しちゃうんだ”とか、

”そんな細かい譜割りで歌詞を詰め込むんだ”みたいな感じ。

 

要は若者の脳の処理のスピードにだんだん追いつけなくなって

いるんじゃないかなって話か(笑)。

 

自分が小学生の頃に大人が「最近の曲は速すぎてよくわからん」

とか「そんな早口で歌っても伝わらない」みたいなことを

言っていたような気がするんだけど・・・今そこ(笑)。

ついに自分もそんなことを言うようになったか・・・。

最近の文字は小さくて読めない!by渡辺謙

 

それでもアニソンに比べると随分とわかりやすい方だとは

思うけどね。PCで作ったやつはちょっと「?」がついちゃうのが

多い気がするんだ。

やっぱり本人が楽器を持って歌いながら作った曲の方がしっくり

くる気がするんだよね。

 

また最近のバンドは異常に上手い。テクニカル。そしてこれまた

速い(笑)。もうちょっとおとなしく弾いてろって感じ(笑)。

そんなに指版上を動き回るんじゃない、コピー出来ん!

 

それと最近のトレンド(?)なのか、m7♭5、それとdimコードが

とても多いね。

 

まあ、レッスンなんであまり速かったり難しい曲とか、

他に楽器がいないと成立しない曲なんかは却下してます

けどね(笑)。

 

 

UNISON SQUARE GARDEN:お人好しカメレオン

 

米津玄師: アイネクライネ

 

マカロニえんぴつ:レモンパイ

 

あいみょん: 君はロックを聴かない

 

菅田将暉:さよならエレジー

 

コレサワ:タバコ