教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

ボボ工務店T☆ROCKSリフォーム日記

2018-08-31 | お店情報

うちの専属のリフォーム会社”ボボ工務店”さんがですね、

また素晴らしいリフォームをしてくださいました(笑)。

 

ステージ前にはモニターを置く柵がもともとあったのですが、

高さが違っていたので”ステージ+はみだし部分”みたいな感じだった

のですが、今回高さを同じにしたのでステージが延長して広がった

感じになりました。

ちなみにこの部分は全盛期の長州力が乗っても壊れないように設計してあります

ので、このエプロンサイドでラリアットをかましても大丈夫です。(実話)

 

 

そしてもうひとつの改良点にマーシャルのセンド&リターンを前面に

持ってきたと言うのがあります。

ま、後ろ側に余裕があればいいんですけど、ステージの奥行きをなるべく

確保したい場合はあまり前にアンプを持ってくると圧迫感がね、どうしても

出てしまうのでドラムの横位置まで下げているんですけど、後ろに回って

センド&リターンを使いたい場合にちょっと大変だなと。

前々から思っていまして、と言うか全部フロントグリルに集約してくれよ、

マーシャルさんって話なんですが、設計上そうはいかないらしく(そう

なっているモデルもあるけど)どうにかならないかなと相談したところ

可能ではないかと。

 

こちらからの要望は、”パッシブ回路にして音の変化をおこさせないこと”

”壊れにくい設計にすること””誰でも簡単に使えるようにすること”

主にこの3点だったのですが見事にクリアできているのではないかと

思います。

 

ま、おそらく10人中9人くらいは必要ない(通常の使い方)と思いますが、

センド&リターンを使いたい方は後ろに回らなくてもキャビの前にこの

BOXがついていますのでここを使えば簡単にセッティングできます。

ちなみにセンド&リターン端子を両方使う場合はスイッチを”ON”に

切り替えてください。

リターンのみを使う(ヘッドをパワーアンプとしてのみ使う)場合は

スイッチは”OFF”のままで大丈夫です。


TOSHI昭和歌謡ショー:9月22日(土)

2018-08-30 | お店情報

T☆ROCKS15周年記念~第2弾~

記念バッジ販売開始。

 

9月22日(土)

「暢」(ソロアーティスト、オケ使用バンドサウンド)

「こう」(サポートTOSHI、井上、おっぺけ)

「恐竜戦車」(洋楽ロック、カバー)

「TOSHI昭和歌謡ショー」(TOSHIさん歌って踊ります)。

 

pm5:30OPEN、pm6:00START、入場料1500円、ドリンク500円。

 

 

SiRENでロッカーだったTOSHIさんが次回は昭和の男性アイドルに

変身します(笑)。

 

このふり幅の大きさ。我ながら呆れますが芸のためならなんとやら(笑)。

 

 

この日は新しいT☆ROCKSのバッジの販売がありますよ。

全2種類。各200円。

 

尚、T☆ROCKS15周年記念~第3弾~

は、11月4日(日)

ついに(?)NITE-RANGERです!

 


SiRENふたたび

2018-08-29 | お店情報

T☆ROCKS15周年記念イベント~第1弾~

 

約7年ぶりでしょうか。

SiRENと言うバンドをやりました。

当時のメンバーは、小林(STORMBRINGER)、竹尾(STORMBRINGER)、

YUKI(零style)、TOSHIの4人でした。

 

ま、当時から絵的には派手でしたけどね。

今回もmasa(流浪)、どらら(零style)の協力を得て、サウンド的にも

よりアグレッシブにステージ上もアウトバーンみたいなライブが出来た

と思っています(笑)。

 

ライブも色んなやり方があって10個あれば10通りのステージがあると

思うのですが、このバンドの持ち味のひとつに、

”前にいるメンバー全員動けるのでステージが派手に見えること”

があると思う。

実際動画を確認すると、少しはおとなしくしてろってくらい動き回って

いるので観ていて面白い(笑)。

もちろん演奏に支障をきたさないことが絶対条件なのでそこはkeepして

いますが。

それとただ動けばいいってもんじゃなく、歌っているときは当然Voを、

G-soloは当然ギタリストを立てるようにフォーメーションを組む。

空いたポジションに入り込むのが基本。

ちゃんと廻りを観ていないと出来ない。

Bassが反対側へ行ったら下手側が空くのでそこにVoが入るような

イメージね。ま、自然に。

あとはメイデンみたいにドラムの前へ行って一緒にリズムをとる。

個人的にはお客さんが「すげえ、どこを観ていいのかわからない」って

バンドが理想(笑)。

リードボーカルだけが目立つバンドもいいけど、バンド全員が

目立つのも割と好きなもんでね。

ダイジェスト動画などもし上がったら観てくださいね。

それとこのバンドは楽曲がわかりやすいものが多い。

これは音がラウドなライブハウスだといい方に向くことが多い。

難解な曲はよほど分離がよく広い会場なら曲の隅々まで聞き取れて

良いかも知れないが、通常のライブハウスだと音が大きすぎるので

部屋で聴いているときとは印象が違って聞こえる場合も多いのだ。

 

無理な転調、難解なメロはライブだと多少不利になると思っている。

 

SiRENはメロ重視な楽曲が多いので、その辺も良かったかなと自画自賛

している(笑)。

 

おそらく前回と一番の違いはVoの表現力の大幅なアップでしょう。

 

もちろん事故は色々あって悔しい部分もあるので猛省をしないと

いけないのもしっかりわかっているのですが、少ない練習で

ここまで持ってこれたのは個人的には満足してます。

 

またなんといっても盛り上げてしっかり聞いてくれて応援してくれた

お客様だよね。ここに足を運んでくれているって言うのが事実で、

一緒に盛り上がってくれたのでステージ上のメンバーも嬉しくなって

より調子に乗っちゃうわけだよね(笑)。

 

新旧のお客様がいるとステージ上で思って感無量でした。

当時のみんなにも観てもらいたいし、今の人たちにも観て欲しいと

言うのもあるし。

 

また頂き物もたくさん頂きました!これも嬉しいんですよね。

 

本当にありがとうございました!!!!!!!!!

 

この日限定のサイン入り記念バッジは若干残っています。

次のT☆ROCKS15周年記念イベントで希望者に差し上げようかなと

思っています。

 


セッション会について(コツなど)

2018-08-29 | お店情報

T☆ROCKSで毎月第三金曜日(デフォルト)でセッション会を

仕切ってくれているマコさんが町田のプレイハウスでも

セッションをプロデュースしています。

 

タイミングよい仕切りや来店したお客さんへの気配りなど細かい配慮を

してうまく全員を回してくれるので、プレイハウスでも楽しいひと時を

過ごしていると思います。

 

~近々の予定~

 

T-ROCKS 9/21(金)

 

町田プレイハウス 9/25(火)

 

 

さて、ちょっとしたセッション会の心得などを書きたいと思います。

 

まず、楽曲にある程度しばりのある場合は当然、それに従う。

ハードロックやメタル系ですよとか謳っている場合などですね。

 

セッションなので完璧を求めない。

ステージに上がった後、歌う方が曲の進行に対して指示を

出す場合は簡潔に行うのが望ましい。

初対面の人に譜面を渡して、譜面通りに演奏するように

要求したり、リハをするなどはやり過ぎである。

 

機材は簡素に。

広い会場、広いステージなどの場合はその限りではないが、

多数の人が参加する可能性があるセッション会にあまりに

多くの機材、あまりに巨大なエフェクター類などを持ち込む

のはなかなかに嫌われる(笑)。

 

セッティングは素早く。

ステージに上がって初めてチューニングをしたり、多数の

エフェクターをつなぎだしたり、シールド貸してくださいとか

ストラップ忘れたんで貸してくださいとか言い出すと、

他のメンバーはずっと待っていることになる。

ステージ下でチューニングを済まし、上がってからは確認のみ、

EF類は数が多い場合はなるべくつないだままケース類に入れて

電源を入れるだけですぐに音が出るようにしておくとベスト。

各コントロール類も整えておくと文字通りすぐに演奏が始められますね。

 

セッションなので崩壊や間違ってもOK。

基本的にぶっつけ本番なのでミストーン等も大丈夫。

ただし、周りの音をよく聞き、リーダー役の指示は見逃さないように

気を配っておくのが大事。

自分だけ延々とソロを弾いたり、小節数を無視したりするとちょっと

迷惑。ドラムの方は要になるのでリズムキープ、それとセッションと

言う性格上、音量に気をつけたい。

 

弦楽器隊はステージ上でのアンプのボリュームに気を付ける。

要はバカでかくなければ大丈夫。

 

多数が参加するのでモニター環境に注文をつけるのは難しい場合が

多い。その人だけのモニター環境が他の人も演奏しやすいとは

限らないし、演奏人が変われば返しのボリューム自体も変わってしまう。

 

歌う場合は(しつこいようだが)セッションなので、完璧な

歌詞で歌えなくとも大丈夫。

 

機材などは安全な場所に置く。

人に踏まれる恐れのあるようなところに置かない。

また飲み物等がこぼれる危険性もあることも考慮しておこう。

 

ステージ下で演奏しない。

アコギなど音が出る楽器をステージ上以外で演奏するのは

マナー違反になり得ると思う。

(確認などの場合は別だがあまり頻繁にやるべきではないだろう)

 

ステージ下で鳴り物を使う場合は(タンバリンなど)リズムに

気を付けて(笑)。

 

(あまりないと思うが)チューニングを下げてくれ等の要求は

断っても構わない。

 

自分の好みの曲を演奏してほしい場合は根回しが重要である(笑)。

いきなり頼んでもあまりいい顔はされない場合もあると思うので、

なるべく通って仲良くなることが大切。またオファーしたら簡単に

撤回しないようにしよう。

 

 

ざっと書いてみたが、まあまあ、この辺のことを頭に入れて参加してくれれば

いいと思う。

 


(写真追加)彩~Vivid Japanesque~

2018-08-24 | お店情報

彩~Vivid Japanesque~

アーティスト写真追加です。(順不同)

 

今回、個人的に印象に残ったのは、アーティストえぐの三線演奏、それと

Bangjetのメドレー楽曲、T☆ROCKSでボイストレーニングを担当してくれている

ゴチ先生のパフォーマンスでしょうか。

仮装大賞はneggさんです。

 

Bangjetのメドレー楽曲はおいしい楽曲同士をおいしくつなげて、こんな曲が

こんな曲につながるんだ的な楽しさ、アレンジの妙などが味わえてほぼノンストップで

演奏するんですが、いつももっと聞いていたくなりますね。

ゴチ先生は歌うこと、パフォーマンスをすることの原点を見たような気がします。

しっかり歌うことはもちろん大前提ですが、それと同時に”今、歌っていることを

楽しむこと””今、目の前にいるお客さんを楽しませること””見られていることを意識

すること”などがしっかり出来ていて勉強になりました。

 

この辺のバランスは難しくて、エモーショナルすぎても技術の方がおろそかに

なるきらいもあるし、逆も今度はお客さんの心に響かないステージになってしまう

可能性もある。

 

人によって違いはあると思いますが、その辺が自然とバランスよくできる人も

いればある程度意識してやる方もいるでしょう。

ゴチ先生は自然派のような気もしますが(笑)、例えば自分なんかは意識しますね。

で、自分のダメなところは”色々考えすぎちゃって、今やっていることに集中できない”

演奏中あさってのことを考えちゃってダメな時があって反省しきりですね。

曲に入り込み集中しつつ、頭のどこか一か所はクリアに保っておいて状況判断を

する、と言うのが一番いいのではないかと思いますが、なかなかね(笑)。

 

 

彼が出るたび、T☆ROCKSに落ち武者の霊が集まってきちゃって・・・。

 

 

 


ロックは死んだのか(その・・いくつかな)

2018-08-20 | 音楽的アドバイス

香取慎吾君は何一つ悪くない。

ま、別に誰も悪くはないと思うんですけどね。

 

以前から常々感じていたんですが、この昨今TVなどで見かける

 

”ロックアーティスト系のパロディ”

 

これがどうも気になる。

 

確か以前も書いたと思うけど、メタル系は決まって

長髪、メイク、派手な衣装、気の狂ったような尋常でないシャウト、

時には舌を出したり、目をむいたり・・・。

な、イメージで面白おかしくパロディにされる。

 

時代が時代なら悪魔憑き、もしくは狐がとりついたか、

はたまた魔女かも知れない・・・。

中世なら火あぶりだね。

 

このCMは特にひどい。

 

何度も言うが、おそらく誰も悪くはない。

 

モラルが無いわけでもない。

 

目くじら立てることもないんだ、きっと。

(ちなみにGコード、押さえてるね慎吾ちゃん。でもどちらかと言うとフォーク系の

押さえ方だな(笑)なぜパワーコードにしなかった?)

 

でもこうやって、メタル兄ちゃんが明らかにバカにされている

映像を観ると悲しい気持ちになるし、嫌な言い方だが、結局のところ

ロックの魔法はもうとっくに解けていて、当時の新しくてかっこよく高尚な

芸術(言い過ぎだろうけども)みたいなイメージは既に擦り切れて、

今や笑いものにされるくらい古臭いものになったのではないかと

感じてしまう。

 

ロバート・プラントやジミー・ペイジは笑いものにはなっていなかった

と思うんだ。好きな人には憧れの存在だったと思うし、そうでなくとも

パブリックの場でここまで(馬鹿にされているように見える)パロディに

される存在ではなかったと思うんだけどな。

 

何度も言うけど決して誰も悪くはないし別段悪意も感じない。

 

今、ロックは一般からはこういうイメージで見られているのか、

こう言う扱いでいいと認識されているのかと思うと寂しいのだ。

 

老兵は去るのみ。


8.26:非売品記念バッジプレゼント!

2018-08-18 | お店情報

8月26日(日):T☆ROCKS15周年記念企画第一弾


「ヒラタレイジ(インストゥルメンタル、アコースティック系)」

「Terry X(アコースティック系、洋楽コピー)」

「SiREN(オリジナル、バンド、TOSHI、零style、流浪合体)

pm6:00OPEN、pm6:30START、チケット1500円、ドリンク500円。


この日、


「SiRENを見に来た。記念バッジ希望」


と言っていただければ先着10名様に、


<非売品、TOSHIサイン付き記念バッジをプレゼントいたします!>

(1人1個まで、お客様優先)

 


尚、ご予約も承ります。

t-rocks@jcom.home.ne.jp

にご連絡ください。


 


彩~Vivid Japanesque~

2018-08-14 | お店情報

Bangjet主催。

彩~Vivid Japanesque~

 

「和」をテーマとしたイベント。

回を重ねるごとに出演者のコスプレ感が凄く・・・いや、もとい、

パフォーマンスの質がね、上がってきて今回も凄く良かった。

 

テーマがあるといいですね。

みんなそれぞれ自分の解釈で自分なりのステージを展開してくれます。

各アーティストのこだわりや、(勝手な?)縛りがあって、それも

実に楽しい。

なるほど~っと納得出来て、また今回のために新たに挑戦した楽曲や

楽器もあったりして感動しました。

 

主催者側の信念としてはやはり単なる発表会やお遊びだけ、ではなく、

”観てくれる人”を意識してパフォーマンスしましょうと言うのが

あるので、それが各アーティストさんに伝わって来ていると思いました。

 

自分もよく言っていますが、”意識”ですね。

もちろん結果がすべてではあるのですが、プロではないのでそこは

少しハードルを下げてもらって、しかしながら”ステージに上がる心構え”

と言うのはプロと同じような考えであって欲しいと思っています。


世界妖怪図鑑

2018-08-09 | 日記

おそらくかなりくだらない内容になりますことを

あらかじめご報告しておきます(笑)

 

「世界妖怪図鑑」佐藤有文・著

 

1973年初版発行。

 

小学生の頃、夢中で見てましてね。

 

まあ今回は復刻版なわけなんですが、当時は500円前後のはず。

しかし復刻版は・・・言うまい。ばかばかしすぎて

大の大人のやることじゃない。

表紙からしてかなり意味不明。

 

今回入手して、本当に随分読んでいたんだなあと思うほど、

ほとんどのページを覚えている。

 

そしてこの本の最大の目玉!(笑)、全国のちびっこにトラウマを

与えたと言われるアフリカのジャングルに棲む妖怪、その名も

 

 

「さかさ男」

 

・・・もうね、どうしてもこいつにもう一度会いたくて買ってしまったんだよ。

 

質問に逆の答えをしないと手足をさかさまにされてしまうと言う、怖すぎる

妖怪。そしてこのビジュアル!

この本の中でこの”さかさ男”が一番怖かった。

蛇女ゴーゴンやドラキュラ、サタンなどもいかにもな外見であれだけど、

この牙もなければ頭に蛇も生えていない言ってみれば恐怖を感じる部位は

何もないのにこれだけ怖いビジュアルってのも凄いなと。

観てはいけないものを観てしまった感覚とでも言おうか。

 

↓蛇女ゴーゴン。

ちなみにメデューサってのは妹ね。

 

悪魔や魔女、黒魔術に対しての紹介も多数。

 

海外の怪奇映画の紹介もあってこれも雰囲気があってよろしい。

モノクロで怖いんだよね。

当時の吸血鬼の現役俳優はクリフトファー・リーね。

 

他、お気に入りの妖怪はスウェーデンにいる”投げ捨て魔人”。

それと悪魔王国の最高長官”ベールゼブブ”。

 


バンドメンバーとは

2018-08-06 | 音楽的アドバイス

バンド、もしくはなんらかの形でのグループでもいいや。

複数人と組んで音楽活動をするのは楽しいよね。

もちろん一人も良さがあるし、どっちがいいと言う話ではない。

 

バンドメンバーってどういう人がいいんだろう?

その前に所謂バックバンドの場合は?

ある程度の報酬を与えて仕事としてやってもらうわけで

まあ、こちらの思う通りにやってもらえばいいし、報酬まで

いかなくとも手伝ってもらっているのでスタジオ料金はなし、

ライブ時も払わなくていいよ的な場合もあるだろうけど、

基本はバンドの意向に従ってもらうのが筋だろうね。

 

バンドメンバーの場合はある程度の上下関係はあるだろうけど、

まあまあみんな同じように意見が言えるような関係が

いいかなと思う。

 

”技術があれば性格はどうでもよい”と言う意見もたまに聞くけど

自分としてはあまりやりたくないかな。

多分人間が嫌いだと歌や演奏も嫌いそうな気がする(笑)。

もちろん歌や演奏が主なんでそれ以外でしょっちゅう付き合う必要は

無いかも知れないけど、音楽に関してはべったりになるわけで

そうすると長く続けるとやはりやりやすいなあと思うことが増えてくる。

現メンバーが技術的にもう少しと思って違う人とやったりしても、

どうもしっくりこない、なんてことも結構多いんだ。プロでもそうみたいよ。

 

やっぱりお互いにクセみたいなものがわかっているから、こう来たら

こうする、みたいな自分たちの中では当たり前になっていたことが

違う人だと難しいんだろうね。

 

個人的にメンバーに求めることは・・・。

練習を億劫がらない(笑)。

練習を面倒がられるとねえ、一番やりづらいよね。

個人的な練習にも付き合ってくれるのも重要。例えばギターソロの部分を

何回かやってくれないかと言った場合、いくらでも付き合うよって

言ってくれると嬉しいよね、(申し訳ないけど(笑))

 

演奏者はボーカリストの”歌いやすくなるまで音量を下げてくれ、あるいは

音質を変えてくれ”と言った要求に前向きに検討してくれることも大事。

音量に関しては下げずともアンプの向きを変えるだけでも効果がある。

それを初めから聞く耳持たないようだとちょっと悲しいよね。

”前向きに検討する”姿勢が大事。

 

ドラマーはなるべくテンポキープ、あるいはどの曲のテンポも覚えて

いてくれるとありがたい。その日によって曲のスピードが変わると

他のメンバーはやりづらい。

 

 鍵盤の人にはえてして無茶ぶりをしがちになるときがあるので

気を付けよう。ピアノとストリングスを同時にやってくれなども

クリーンギターとディストーションギター両方の音を出してくれ

みたいな?いや、そこまでではないかも知れないけど、なんでも

かんでも機械的に出来るわけではないし打ち込みのフレーズなどは

再現不可能な場合も多いのでその辺も考慮に入れると良いと思う。

 

ライブハウスに行ってもやっぱりうちのメンバーが一番だなと

思えるようなバンドが理想だと思う。広い意味でね。

 

最後に微笑ましいエピソードをひとつ。

後期ビートルズのレコーディングの時、一人一人小さな部屋に入って

録音することになったんだけど、リンゴが”ポールがそばにいないと

叩けない”って言って、ポールがリンゴの部屋に入っていき、ジョンも

”一人じゃ歌いづらい”ってなってリンゴの元へ行き、ジョージが

”やれやれ”と言って自分のアンプを持ってリンゴの部屋に入り、結局

みんなで一緒にレコーディングしましたとさってお話。

 

クリックやましてやデジタル録音など無い時代だからね。

今みたいに遠く離れて自分の部屋で各自録音して、データで送って

ミックス・・・なんて考えも出来なかった時代なんで、信頼できる

バンドメンバーと言うのは特に大事だったのだと思う。