トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ホシヒメホウジャクだった…

2019-03-10 | 小父のお隣さん
 先日、家の網戸に止まっていた蛾は初めて見る種類だった。昆虫なんて何万種もあるから初めての物は見た事がある数よりダントツ大きいはずである。それでも関心を持ったのはその形態や彩色が「変わっている」と感じた事に他ならない。
 蛾と言う事は理解したが科名すら見当がつかずネットの蛾の図鑑をロールしてもヒットは無かった。当然至極、科名すら不明なら行き当たる訳も無いのであった。

 この日、今年初めてフイールドでS先生にお会いでき口頭で説明しても幾つかの候補が浮かんでも決定打に欠ける。帰る車のドアが閉まった時にデジカメに1枚残っているのを思い出し提示したら「ホシヒメホウジャク(スズメガ科)」と教えてもらった。ヘクソカズラが食草で蛹化も食草で行うと言う生態だと言われて見れば、庭にもヘクソカズラがここかしこに蔓を伸ばし邪魔になっている。これの観察で蛹を見つけれるかもしれない可能性が出てきたが、あえてそこまでする種でもない気分。

 フイールドのアサギマダラの蛹は既に見えなくなっていて、盗まれたのかと思っていたけれど、蛹化した葉は残っている事から「鳥に捕食された可能性が高い」とも言われた。そういわれて観るまでもなく脚立を立て上に立たなければ届かない高さであるから、鳥だろうと気付くべきだったか。
 捕食される事よりも「盗られた」事に想いが言ってしまう経験的習性は治らない。

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