トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

キシュウスズメノヒエ抜去抜去

2022-05-13 | 水辺環境の保全
 晩秋にも除草は実施したものの、なにせ「水田雑草の悪玉」の一つに数えられる植物だから侵入してしまうと根絶は難しい。水域内を全草抜去したつもりでも短い根茎やランナーが残っていれば容易に勢力を復活する。この勢力を効能に使えば男性型倦怠期ではないあれ、何と言ったか単語が出てこないのだが精力回復に一薬かってくれるだろうか・・・違うな。それから三日ほど経過して思いだした「更年期」

 さて棚田部で抜去に有効だった貝掘り熊手の柄を長くした道具を家に忘れてきたから4本グワでユサユサ揺すりつつ抜去していたのだが刃の間隔が広いから取りこぼしが出てしまう。結局は大株だけ鍬で抜きそのまま陸の埋め立て部へ運ぶ。これを繰り返し残った部分は四つ這いで手取りとなった。まあ、何時もの手太楽であったわい。

 水域にのさばり始めていたキシュウスズメノヒエなのだが抜去してしまうと水面の環境が貧しくなった。そこで繁茂して邪魔になっている部分のミソハギをスコップで抜き取り中央部に移動させた。倒れたままではあるが、おっつけ根を張れば立ち上がってくれるだろうし産卵や羽化台にもなるはずである。
 この植生だけだとクロイトトンボには迷惑な環境だけれど連なった水域を同時に抜去するようなことは行わないから適宜移動しつつ適応してくれるだろうと我が身に好意的解釈で済ませた。

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