トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

名月でなくても

2009-08-28 | 小父のお隣さん

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 鳴く虫の中でクツワムシだけは逃げないので観察し易い。音を立てたり触れたりしなければ強い光を当てても意に介さない。

 しかし当然のことだけど、ケータイのカメラでは羽根の動きを止めて写せないからブレてしまう。毎秒数百回も振動させているのだろうか。

 ところで、この写真3枚撮影する数分の間に蚊が4箇所も刺していた。クツワムシと対照的に油断も空きもありゃしない。痒いし痒いしプックリ丘を見ると悔しいなあ。少し後悔してます。

『南天の半月の色クツワムシ秋と想えどその音は残暑』

『窓を越し道行く月を呆け見る肌にも目にも涼気感じて』

『この月は波間に見揺る小船かな舳先を立てて西へと進む』

『月見れば悲しき人となりたるも寂びし悲しき満ち足りて立つ』

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