トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボ池の草抜き

2017-07-04 | 水辺環境の保全
 草抜きも最終章、トンボ池1と2の草抜きをようやく行えた。葦が多数萌芽し丈も伸ばしているから除去しないと漏水をもたらす原因植物に育ってしまう。草丈が身長程にならずとも地下茎は親指の太さ程にもなって地中を貫いて成長する。この貫通力はカサスゲの比では無く、言わばカサスゲはネットで、葦は蔓編み程の差があるのだ。

 葦、カサスゲ、イネ科の植物の三種がほとんどで、イネ科の植物は種子を蒔いてしまい衰退を始めていた。同じイネ科でもキシュウスズメノヒエとは異なり、ランナーを出さず株単位で繁殖してくれるから抜き取りは楽、好感の持てる抜き取り対象だった。それに引き換えキシュウスズメノヒエはランナーの節々が残れば、そこから成長するから根絶させにくい厄介さがある。

 ともかく程々の除草が完結し、残るは三日月池の「ウシガエル根絶大作戦」が待っており、血沸き肉躍り皺もうねり白髪も逆立つ決戦の時がもうすぐやって来るだろう。
 しかし残念な事に「いざ鎌倉!」と帯を締めなおしたところで爺我自賛の独りよがり、置いたピエロの独り芝居で観客はいない。
 まあ、フイールドにいる限りはホトトギスやサンコウチョウは声援を送ってくれていると思いたい。これも自己中、自己愛の部類か…。

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