トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

河床安定化作業 十日目(不足した杭作り)

2024-03-24 | 今日は真面目に

 この日も晴天、しかし現地へは出張らずフイールドの道具小屋横での作業を行う。使用できる杭が尽きてしまい前日に購入しておけば続けて作業は可能だったけれど、何とか理由をつけて一息つける日を入れないとご老体に堪える。てなことでストックしてあり「使う機会が有ったら・・・」と思っていた6尺の杭を半分にして尖った先端を持つ方はそのまま、単なる丸棒になってしまった片側はチェーンソーで3面カットして杭に加工したのだ。

 分割するのに丁度よい台がありそれに並べて次々と切断する。台になったのは既に使われなくなって久しい半割ドラム缶の架台である。取手の部分が固定するに塩梅が良く、切断して抜き取れば傾斜があったので手元に次の杭が来る。まあ、機銃の自動装填みたいな感じだった。丸棒になった半分の先端を尖らす作業はそうもいかず朽木の塊にV字溝を切りそこに丸太を載せて先端をカットした。今までに自作の杭のカットは今までは四角錐だけだったので今回の三角錐は見当がつき難い。そこで端面に正三角形を油性ペンで描き、それを当てにしてチェーンソーで切ってみたのだが三面とも正確に切り出すのは難しい。四面体より基準が取り難い。まあ、それでも河原に打ち込めればそれでよいレベルだから「見え無くすれば全て上出来」なのである。これは永田の御先生様と同じ感覚であろう。民として御上のように何としても言い逃れする、窮地を脱するを習うのは正しい。なんたって国や民草を導く先生様なのだ。この杭打ってもお小水振りかけてもクルスを当てても光明真言唱えても絶滅しない危惧種なのだから・・・。


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