トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

中心を求める

2016-09-21 | 何よりの楽しみ
 天候不順で雪隠詰めの日々のために木っ端細工で「機関車トーマス」やらを作ってみようと端材を揃えていたのだが、部品数と精度が求められる車輪が難題になった。
 木工旋盤で削り出しする予定だったけれど、とにかく数が多いのだ。目論見は「トーマス」「ジェームス」「ヒロ」の三台で、車輪の総数は34個にもなるから、非力の木工旋盤では天文学的な数になる。
 そこで横着を決め込み、ホームセンターで丸棒を購入し必要な幅に切断してもらった。ここまではスムーズだったが車軸を通す穴を開けるに中心部が分からない。結局、半径の厚みの板材に鉛筆を固定して中心を求めボール盤で試し加工して見たが、精度のバラつきが大きく却下、思案投げ首の結果は直角定規3枚を使う手を思いついたが、これも手数の割には求める精度が無い。
 
 最終的に非力な木工旋盤と治具により穴あけ加工をする事にしたのだが、車輪の円盤を治める治具を削り出すのに半日消費してしまった。まあ、その甲斐あって精度よく加工できたものの、車軸径8φの時はドリル一発で貫通する事は出来なく5φで下穴を開けてからでないと停止してしまう。こういう事に遭遇すると十分な能力を有した機械が欲しくなる。
 この木工旋盤は会友がルアー作りに使っていたのを借りたもので、ルアーサイズなら十分だろう。
          治具による下穴開け    軸孔開け

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