トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

十三階段ではちと拙い⁉

2021-11-11 | 今日は真面目に
 棚田跡の巡回路、法面の上り下り用にようやく段々を都合4か所設え「やれやれ」と思ったのも束の間、「ついでだから…」ともう一カ所設置する事にした。そこは辺縁部の台地法面で窪みになっている部分を通ったりしている場所である。言わば「直登」コースなのだがショートカットできるので通路みたいになってしまった。

 この台地は先般、除伐を済ませたばかりで広く明るくなった。この環境をボーイスカウトのテントサイトに提供する心算もある低草池としての環境だ。また、既に朽ちて撤去したのだが新たに「丸太の滑り台」を設置予定でもあり、そうなると幼児が使う階段が欲しくなる。まあ、そういう思惑もあっての作業となった。
 まずは段を形成する丸太の調達なのだが、これは周囲で夏に除伐したクワとヤマザクラの適径木を調達し、固定する杭も同じように調達した。

 塩梅を見たくて法面の溝に丸太を仮配置してみたら何とも良いセンスである。こういう場合は距離を測り置いていく事などはせず、全ては目見当なのである。杭の数が一段に対し2本必要なので数えたら13段で、何というか、難と言う事になっていた。小生、隠れキリシタンでも無い隠れ仏教徒もどきらしいから「13」と言う数字に拘りは無いものの「死刑台への段数」となると話は別物で、そういう想起をしてしまう環境ではアカン。
 結局「減らすか増やすか?」の判定は「1段増す」事にした。14段ともなると杭の数だけで28本、掛け矢で打つ回数は一カ所6回としても170回の打撃である。肘も肩も痛いので遠慮したいものの、やらねば終わらない。気温18度の快晴では汗だくの作業になった。まあ、やっつけ仕事でも何年かは使えるのだ。

 各段々を平坦にする用土は背後が山だから事欠く事も無く採土して埋め立て鎮圧したのだが一輪車4杯を要した。終わってみれば仕上がりは合格点で、歩き初めも快適である。何回か歩いてもらえれば落ち着き景観に溶け込むだろう。

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