トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

いざ!蝦蟇競(がまくら)!

2023-03-17 | 小父のお隣さん
           いざ合戦巧者物見で何思ふ



 一週間前ほどからヒキガエルの鳴き声が聞こえており13日夜半は降雨だったから「産卵する!」確信満々だったけれど収穫は無かった。ところが16日、トンボ池が午前中から騒がしい。10匹程度が集まってコンパの相談中だった。冬の間はコガモの採餌でゴタ濁りの池だったがこの日はガマ様のコンパ予習行為でゴタ濁りである。
 やはり男として特に東男、いいえアズマヒキとして斯様な行動は恥ずかしいのか小生が池畔に立てば水中に没するのだった。足音を忍ばせて覗き見すればそれはもう赤裸々なもんだったわい。とても活字や写真で提供は出来ない炎上間違いなし!。

 それはともかくとして奥の院でお爺さんは山に竹伐り行きました帰路、集積した材の上でトンボ池の方を窺う一匹がいた。この個体、顔前にカメラを寄せてもびくともしない。さすが東男もとえ、アズマヒキの面目躍如であり池の中のヒキの面目一新させたと言って良い。
 言葉を掛けても答えはせず視線は池の方角に定まったまま微動だにしない。さすがに威風堂々、風格溢れる合戦を直前に控えた武将である事よ。一方の雑兵は今夜の嬉々ワイワイ春池雌臨を想うてか落ち着きがない。「急いては事を仕損じる」との諺があるのに教えようと池の傍に立てば皆没するのだった。馬鹿だねえ・・・。
 しかしなあ…かってハントも合コンも経験なく手練手管も持ち合わせてはいない姥捨て山の孤爺のアドバイスなど役に立つはずもないか・・・。こっちがアドバンスを出しても集まらんのはヒキ様も先刻ご承知なのだろうて。

 とは言え、我が代々の祖霊に申し訳が立たないから一言添えるけれど小生はカエルの王子様には興味はない!。もう少し経てばトンボのお姫様が肩に止まる!止まるのである。それも各種族のお姫様だわい!。 

             


この記事についてブログを書く
« 二点位置流・昆虫すこいぜ「... | トップ | 子孫分け目のガマ・ン!合戦 »
最新の画像もっと見る

小父のお隣さん」カテゴリの最新記事