ギプス生活も一ヵ月半過ぎて、青いリンゴも赤い色が目立つ様になってきた。猛暑が続く、と言っても平均気温は昨夏より低いのだそうだが、異変は異変としてある。
オオスズメバチの女王捕獲が極端に少なかったこと、セミの鳴き出しが遅れたことは明確だった。
小生的にはリンゴの吸汁被害にも、それを感じる。蛾の吸汁痕が極端に多いのだ。例年、袋は掛けないし、薬剤散布も毛虫の被害が大きくなければ実施しないのだが、それでも各果、こんなに吸汁痕が現れたのは初めてである。
一方で、葉の食害は際立っていない。青虫が発生した頃にはスズメやシジュウカラ、メジロなどが飛来していたがこのところはご無沙汰だ。気温が急激に上がるころから夜間の蛾による被害が増えてきた。表皮は黒ずんでも、小さい腐食は皮を剥けば食べられるのだが、このままだと内部まで傷みが進行してしまう。
一つ食べてみたが酸味は爽やかだ。品種の特性として甘味と果汁感に欠けるので、暇つぶしに一品作ってみることにした。