横浜のみなとみらいで、陳淑芬&平凡(コモンチェン)展があった。
結構な遠出だが、これはもう行くしかない。
国内なら、おおた慶文がナンバー1の美少女画家だと思うが、
海外なら、間違いなく、この陳淑芬&平凡(コモンチェン)がナンバー1だろう。
今をときめくPC技術を駆使した世界トップの美人画家と言っていい。
会場は、そう大きくもない、こじんまりしたものだったが、
その作品を見た感想は「まいった。隙がない。完璧!凄い!えらいこっちゃ!!」である・・(笑)
何をそんなに感嘆してるかと訊ねられても仕方がないが、ある種の衝撃を受けた。
これぞ、プロの作品。文句のつけようがない完成度の美しい作品だった・・。
ちなみに、ご存じない方に説明しておくと、陳淑芬&平凡(コモンチェン)は、
平凡(ピンファン)と陳淑芬(チェン・シュウフェン)の男女2人1組で作品を手がけている。
マンガ界で言うなら、在りし日の、藤子不二雄さんのように、コラボで創作活動をやっているのだった。
さて、俺は、展示会場に入るなり、コンパ二オンのお姉さんに声を掛けられて、
親切丁寧に、あれやこれやと説明を受けたが、ああいうトコロでは、
コンパニオンが、お客に付き添い、なんとか購買意欲をかきたてるように仕向けるのだ。
金持ちかどうか、買ってくれそうかどうか、あれやこれやと会話の中でさりげなく聞き出し、
「このような素晴らしい絵を、ぜひご自分のお部屋に飾られたいと思われませんか?」などと言ってくる・・。
俺は「そうですね。でも、自分で描きますから・・」とか言って必死にかわし続けた・・(笑)
だってね~。1枚の絵が70万とかするんだもんね。手が届きませんデスよ。
そのお姉さんとは、2度突っ込んだ話をしたが、残念なことに、おおた慶文も知らなかったし、
陳淑芬&平凡が、PCのどんなソフトを使って描いているかも知らなかった・・。あらら・・。
こういうのには拍子抜けしたが、国内では最大手の絵画を扱う会社らしく、
そのお姉さん、3度目に話し掛けてきたときには、商売っ気がやや薄らいだ感じがして、
俺が、一番気に入った絵を聞き出し「素晴らしい鑑賞法があるんですよ」と、ある場所に移動させて、
照明をゆっくり当てて、その絵に、朝の光がさすような演出をしてくれたのだった。
まあ、随分、熱心に見ていたからな~~、なんかしてあげようとか思ったのかな・・。
「いかがですか? 光が射して、より美しいように見えますよね!」
「あ~~、これは・・なるほど~~う!」と思わず感心する。
表情で読み取れたが「どうせ買わないまでも、絵の良さは判っていただこう」という意図が伝わってきた。
「う~ん。確かに、これだけの値段がつくのもわかります」と俺が言うと、
「絵の良さが、納得していただけましたか?」とお姉さんは、にこやかに微笑んでいた。
そこで「・・でもね、絵よりも、やっぱり生身の女性のほうが美しいんですよ」と俺は言ってしまった。
そう・・・ギャラリーで、それを言っちゃあ、オシマイよ!(笑)てことで、
俺は、深くお礼を言って、友情が芽生えかけたコンパニオンのお姉さんにお別れを言って会場を去った。
お姉さんは、出口までついてきて、なんとも言えない笑顔で見送ってくれた・・。
そうか・・この俺に、なにか凡人にないまばゆいオーラを感じたのだな・・。(←なんじゃそりゃ!?)└(T_T;)┘
実は、俺は「ここにあるどんな絵よりも、貴方の方がはるかに美しいですよ」と言いそうになっていた(爆★)。
親しみを感じさせながらも、なかなかに美しいコンパニオンのお姉さん。またいつの日か会いましょう(笑)
でも、今度、会う時は、俺が、名のある美人画の描き手として、貴方の前に現れるのです。
どうか、憶えておいてくださいね。お姉さん。(←ただの独り言です。ほっといてください)
いや~~!でも、今日は本当に、あの絵にはショックを受けた次第です。
世界のナンバー1というのは、どの世界でも、とてつもなく凄いものなのです。
男性には女性と二人きりで別の場所に移り、
光を照らしてすごそうに見せて、
なんとなく良い雰囲気なんかも作り出したりして購買意欲を高める手法!!
俺が経験したのとまったく同じです。俺のはさらにその後男性の責任者クラスが来て2対1にされてもう一押しされた。
絵の良さを解って頂いた上で買わせようとする技法!!イケメン&きれいどころが意外といる。そして金額が高いからすごいみたいな感覚、とても手が届かないような金額ではなく買おうと思えば買えそうな金額設定、その上ローン支払いOK!
騙されやすくて少々金持ってる人は即買いしてしまう。
新宿や横浜など色々な所でこじんまりとした会場があるので気をつけよう。
見に行く絵が本物だったらいくらするのか事前に調べる必要もあるかもしれないし、
「最大手の絵画を扱う会社」だからこそ危ないと思ってもいいかもしれません。
まあ見るだけなら損はないのでしっかりと見てきたトリトンさんはさすがです。
まあ、いいじゃないか。
俺には、そういう風に見えたんだから。
77万円のあまり聞いた事のない宝石のネックレスを買ってたかもしれない。他にも2,3件ある。(プータローで金がない時期)
どちらも値段相応の価値があるものなのだろうけど俺には必要のない物だった。大体俺の部屋に絵を飾るスペースがないのだ!!
でも案内してくれた女性はいずれも美人で
確かに楽しい時間を送ったのは覚えている。
ジュエリー屋さんにいたっては今ではかなり大きなブランドになってTVCMもしている。もともと大きかったのかもしれないけど
大学生に一所懸命に売り込みをしていたあの頃と今では多分大きく違うのだろう。来店サービスのタダでもらったネックレスはまだ持っている。わざわざ銀座に行って「あれ、結構近いじゃん」とか思ったっけ。
余裕ぶっこいてる人間だったら買っていたかもよ。
ギャラリー回ってる時に、
「ローンでもOKですよ」なんて言われてるんだ。
「いや・・こんな高い絵をかけたら、壁が壊れます」なんて言ってんだよ。(笑)
・・思うんだけど、金持ってる奴は、それをどこかで使いたいっていう願望がある。自己顕示欲の1つだと思うけど、出して見せたいという願望があるんだ。マッチョが裸になってムキムキして見せるのと同じさ(笑)。
それを刺激して引き出して見せるのが、商人の上手いところだと思うよ。
自分の力を見せる事が出来た満足感を得られたことが一番で、買う対象は、ぶっちゃけなんだっていいというのがいるのさ。
そういう人は、画商に捕まったらヤバイと思うよ。
その点、俺なんか、最初から買う気ゼロ!!だし、
絵そのものにしか興味がないからね。
でも、いつか、「ああ、これは本当に気に入った!本気で欲しい!!」と思ったら、少しくらい無理しても買うかもしれない。
俺が、お人良しだとか、そういうのを抜きにしてね(笑)
でも他にも買いたい物があって…(笑)