シックな色のきれいなアジサイ(紫陽花)と出会いました。
6月に咲いた花をそのままにしてありました。
秋深くなった頃、花屋さんに出回る、切り花の「秋色紫陽花」に変化中のようでした。
こんなひと株でした。
反対側から写したものです。
アジサイの花は剪定せずにそのままにしておくと、徐々に色を変化させていくそうです。
ピンクや紫だったアジサイは徐々に緑色に変わり、夏を越え秋を迎えると、
赤色がかって変化を続けるそうです。(もとの色や品種によって色の変化は異なるとか)
秋も深くなると、もとの色からは想像もつかない、渋いニュアンスの色に変わり、
これを、秋色紫陽花というのだそうです。
これは6月頃の花が咲いているときの色の変化とは別のもので、
シアニジン系アントシアニンという色素が関係しているそうです。
花の中の色素が分解されて起こる、いわゆる老化現象のひとつだそうです。
ただ、せん定せずに放っておけばすべてきれいな秋色紫陽花になるのではなく、
日照や水分量などさまざまな条件が必要なんだそうです。
普通はほとんどが枯れた状態になってしまうそうです。
このお宅の条件は整っているようです。
これから通るたびに観察させていただこうと、楽しみがふえました。
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