融合
四日も五日も書かないでいると
言語中毒の
禁断症状のように
触りたくて
塗れたくて
連ねたくて
已むに已まれぬ心境になる
二日も三日も書けないでいると
アル中やニコ中の
禁断症状のように
悶々とする
七転八倒する
奈落に落ち込む
不安に慄いて震えが来る
それだから
書くことは
ko.to.ba.との濃厚さは
皮膚の一枚のように
細胞の一個のように
血液の一滴のように
僕の存在と混在し融解し適合し
僕が消滅するときに
僕の言葉たちも殉死するのだ