降って来るもの

写真と散文とぽえむ

融合

2020-04-13 21:41:27 | 詩20

      融合

 

四日も五日も書かないでいると

言語中毒の

禁断症状のように

触りたくて

塗れたくて

連ねたくて

已むに已まれぬ心境になる

 

二日も三日も書けないでいると

アル中やニコ中の

禁断症状のように

悶々とする

七転八倒する

奈落に落ち込む

不安に慄いて震えが来る

 

それだから

書くことは

ko.to.ba.との濃厚さは

皮膚の一枚のように

細胞の一個のように

血液の一滴のように

僕の存在と混在し融解し適合し

僕が消滅するときに

僕の言葉たちも殉死するのだ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眞青saaoと戯る

2020-04-13 13:46:24 | 

まるまる48時間も”蒼”を失った空の下で経過した。それに加えて、窄まる心に追い打ちをかけるように、世の中の話題を席捲する”corona禍”。

このujiujiいじいじと暗い世相に業を煮やしてと言うべきか?せめてもの慰みにと書けばいいのか?ともあれ世界を覆う暗雲を払い除ける祷りを込めて、過日に現出した眞青の爽快を届けよう

白い桜花と青空

学びやを彩る桜木の囲いと、憂いの春の色と淡青の空と

枯れ竹の枝が空へ延びる

森林の向こうの空

Houseと山桜とblueスカイ

お地蔵さんの日光浴

古希の頬笑み‥誰?

太陽と電線と碧の色相

屋根瓦に休む白鷺と青空

遊ぶ枯れ尾花と空と太陽

青空に祝辞を!!

青空に映る梢の白花のような

キラリkirari

沈む日輪

蒼の色素で少しは晴れましたか?      04/13 02:10pm まんぼ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光の呪文

2020-04-13 06:04:29 | 詩20

       光の呪文

 

時間の海で迷子になった小舟のように

海中を漂泊する

雷光が目蓋を射貫き、雷鳴が轟いて鼓膜を掴む

 

永遠のTOKIの一部分

INOCHIを載せる五線譜の

最初の音符の位置のように

僕は目覚めて、其処に身を縮む

 

TIMEの欠片に依りかかって

僕は暫く、安堵の揺蕩い

 

この闇の海の

この漆黒の何処かから

きっと、来光がある

この暗黒の粒子にこそ、希の種は含まれると

覚醒して、僕は

一心に、光の呪文を唱える

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする